多摩川散歩 | 遠い夏に想いを

遠い夏に想いを

アメリカ留学、直後の72年の夏に3ヶ月間親子でパリに滞在。その後、思い出を求めて度々訪欧。

 夕方、ぶらっと散歩に出かけた。


 家から5分も歩けば多摩川に出る。夏は日差しが強く、余り多摩川には来ないが、初秋の日差しに誘われてぶらりやって来た。


遠い夏に想いを-多摩川
遠い夏に想いを-ヒガンバナ赤  土手には自生のひがん花が咲き始めている。毎年9月から10月の初めには赤いひがん花があちらこちらに見られる。



遠い夏に想いを-ヒガンバナ白  今年は白いひがん花が咲いている。ひがん花は赤だけかと思っていたら、白い花もある事を知った。














遠い夏に想いを-決壊碑  多摩川のこの辺りはかって1974年に多摩川が決壊し、20軒ほどの家が流された。これは自然災害と言うより、人災であった。



遠い夏に想いを-洪水  堰があったために起こった災害から「岸辺のアルバム」というテレビドラマが放送されたことは記憶に新しい。今では想像できないが、川岸に小さな記念碑が立てられている。











遠い夏に想いを-雲  帰り道、空を見上げたら一面に「いわし雲」が広がっていた。「もう、秋だな~」呟く頬に秋の風が吹いていた。







 Viosan の「ミネソタの遠い日々」
1970年に私たち夫婦・子供連れでミネソタ大学(University of Minnesota)へ留学した記録のホームページにもどうぞ