今日は朝から雲はあるが天気だ。今朝も朝食はマンゴーにバナナのスライスにヨーグルトをかけたものと、大きなマグカップになみなみと注がれた濃いコーヒー。
暫らくしてリックとロイスが車でやって来た。今日は南海岸のコナのほうへ行こうという。我々を乗せた車は19号線を西に向かって走る。途中ガソリンスタンドへ寄ってガソリンを補給する。
19号線はハナオカという町から南に向かう。丘陵地帯を抜けて進む。天候が変わってきた。薄曇りからさんさんと陽が注ぐ夏のような天気である。道路わきには木が沢山茂っている。カメレレの木というらしい。ハワイにやって来た白人がこの木をパルプにして、製紙産業を起こしたらしい。だが今は製紙産業は殆ど衰退してしまった。
ワイメアという町にやって来た。この町はパーカー牧場が中心にショピッングセンターを開いている。ショッピングセンターといっても広いスペースに洒落た木造のブティックやレストランやギフトショップなどがたち並ぶ。短時間だがショッピングセンター内を見て歩いた。現金がないので、近くにあるハワイ銀行に行き、円からドルに変えてもらう。1ドル/80円くらい。これで買い物ができる。
パーカー牧場はハワイの代表的な牧畜会社で、ハワイ島で広大な土地(東京23区の1.5倍)を所有し牛を放牧している。そもそも初代ジョン・パーカーはアメリカ本土の東海岸マサチューセッツから、19世紀の初めにハワイにやって来た男で、カメハメハ大王の娘と結婚し大成功をつかむ。現在はパーカーの家系は途絶え、牧場の運営はパーカーの子孫が築いた機関に任されているらしい。
Viosan の「ミネソタの遠い日々」
1970年に私たち夫婦・子供連れでミネソタ大学(University of Minnesota)へ留学した記録のホームページにもどうぞ