まだ未完成 - 05 | 遠い夏に想いを

遠い夏に想いを

アメリカ留学、直後の72年の夏に3ヶ月間親子でパリに滞在。その後、思い出を求めて度々訪欧。

 車で凸凹道をくだり、一般道へ出る。やや暫らく進むと、再び細い未舗装の凸凹道に入り、狭い橋を渡り、着いた先は丘の中腹の広大な敷地である。


遠い夏に想いを-新築家
 ここが彼らの新築中の家である。入り口から100メートルくらい登ったところに平屋のログハウス的な家がある。2人で住むには余りにも広い、と日本人なら考えるであろう。


遠い夏に想いを-敷地
 敷地は5エーカーと言うから、6千坪もあり、隣は1キロほど離れている。将来、家の周りの土地を整地して、我々が泊まっているボブのところの庭のように、ハワイの木や植物を植えて、綺麗にすると言うが、2人で何年かかるのだろうか。


遠い夏に想いを-放牧

 北の方角には遠くにハマクア海岸が望める。家の裏手は丘になっており、牛や七面鳥が群れをなしている。


 電気や水道もないハワイへ、アメリカ本土の人達が好んで移り住んで来るらしい。田舎への回帰現象なのだろうか。普通のアメリカ人は二酸化炭素にも節電にも関心がないと言われている。CO2はアメリカと中国が世界で一番排出量が多い。自動車など石油を燃やしてCO2が多く出ることを心配するよりも高い石油を節約できる車の方に関心がいく。ここに住んでいたらCO2も出さず、必然的に節電もしなければ生活が出来ない。


遠い夏に想いを-ロイス達の居間
 アメリカの友人の家を訪れると、最初に家の中を案内をしてくれる。台所が中央にある広いリヴィング、リックとロイスの書斎兼仕事部屋、12畳くらいあるバスルーム(トイレとシャワー)、やはり16畳くらいある寝室。寝室の床はこれからフローリングを予定していて、未完のままだ。


 Viosan の「ミネソタの遠い日々」
1970年に私たち夫婦・子供連れでミネソタ大学(University of Minnesota)へ留学した記録のホームページにもどうぞ