ニンフェンフルグへの思い - 058 | 遠い夏に想いを

遠い夏に想いを

アメリカ留学、直後の72年の夏に3ヶ月間親子でパリに滞在。その後、思い出を求めて度々訪欧。

 今朝も変わり映えのしない空模様で、曇ったり、小雨が降ったりの天気だ。昨日は殆ど一日無駄に過ごしたので、今日一日しかミュンヘンに滞在しない。最初の予定では、今日はちょと足を伸ばして、ニンフェンブルグに行く筈だったが、行けたらという程度だから諦らめはつく。


 モーツアルトは7歳の時に、ニンフェンブルグに呼ばれて、選帝侯の前で演奏をしている。所謂、西方への大旅行と呼ばれる旅の途中に、ミュンヘンに立ち寄った時のことである。


 父のレオポルドのザルツブルグに当てた手紙には、長い時間待たされてニンフェンフルグの庭を散歩したとしか記述がないが、レオポルドがいらいらしながら庭を行き来してる様子が目に浮かぶようだ。


 12歳になる姉のナンネルが綴った日記には、この離宮のことが書かれている。「ミュンヘンで、私はニンフェンブルグのお城とお庭と4つの御殿、・・・・・を見学しました。アマーリエンブルグの御殿が一番綺麗で、・・・・」(海老沢敏訳)。


 本来バロック様式の夏の宮殿として17世紀に建てられた城だが、その後ロココ様式の装飾が加わった。かの有名なバイエルン国王ルートヴィヒ2世が生まれた城である。綺麗なお城だろうなと想像してしまう。


遠い夏に想いを-ニフェンブルグ
 市電で20分くらいで行ける距離だが、時間がなくて行けなかったので、イタリアの画家 カナレットが18世紀に描いた城の絵を載せておこう。


 今日の予定は、4時頃の汽車でザルツブルグへ着けばいい。それまで、旧市内を廻るとにする。


 Viosan の「ミネソタの遠い日々」
1970年に私たち夫婦・子供連れでミネソタ大学へ留学した記録のホームページにもどうぞ