いよいよ、ロマンチック街道も最後の町に向けてバスは走り出した。相変わらず、雨は降ったり止んだりだ。アウグスブルクは美しい街だ。中央駅前にバスは停車して、フッセン方面の乗客が大勢降りた。ロマンチック街道はヴュルツブルグからフッセンまでの街道をさすらしい。フッセンの手前のシュヴァンガウにはかの有名なノイシュヴァンシュタイン城がある。今回、この城へは行かなかった。
92年の10月にノッコはこのお城に団体旅行でやって来た。後にも先にも初めての団体旅行だった。前にも書いたが、その年の夏に小田急デパートが行ったキャンペーン『アルザスワイン街道の旅』がそれ。
ある日、抽選場に立ち寄ったノッコは例の町の催し物などでやるカラコロと音を立てる抽選機を回した。幾度か回した時、周りの係りの人達が騒ぎ出したらしい。どうせ、ティッシュくらいしか当たらないだろうと無欲だったらしい。「アルザスですよ」と叫ぶ係員に、キョトンとして意味が判らなかったという。
こうして、姉や妹や姪を誘ってパック旅行に旅立った。本人は勿論タダ、姉妹は小田急の割引適用で更に20%安く旅行が出来た。
ベルギーからアルザスへ行き、アルプスからミュンヘンを経由してベルギーに戻った。この時ノイシュヴァンシュタイン城を訪問した。ありきたりの旅行とは違って、パリへもローマへもロンドンへも行かずに、楽しい旅行をして来た。賑やかな団体旅行の上に、姉妹と姪の4人の女達だから如何に愉快な旅だったかは想像に難くない。
Viosan の「ミネソタの遠い日々」
1970年に私たち夫婦・子供連れでミネソタ大学へ留学した記録のホームページにもどうぞ