暫くシュミート通りを進んで、見るものが何もなくなったので引き返した。ただし、団体の観光客がどんどんやってくる。日本人の観光客、ヨーロッパの観光客、アメリカの観光客。ぞろぞろ、わいわい、賑やかに坂を下ってくる。我々を通り過ぎると、不思議とやがて消えてしまうのだ。この先に門があるのだろうか。傘を店に忘れたのを思い出して、傘をとりにシュミート通りを戻る。
マルクト広場に戻り、小路を抜けて、聖ヤコブ教会の前に立った。天候が悪いと建築物が意外と目に入らない。
ヨーロッパの古い街では狭いところに、突然、高い塔などの建物が聳えているから、上を見上げなければならない。フランスのシャルトルやイギリスの地方に点在する聖堂のように、広い広場があって聖堂を望めるなんていうのは例外ではなかろうか。古い都市では、眼前に突然聳え立つというのが普通だ。
Viosan の「ミネソタの遠い日々」
1970年に私たち夫婦・子供連れでミネソタ大学へ留学した記録のホームページにもどうぞ