ヴュルツブルグの街 - 028 | 遠い夏に想いを

遠い夏に想いを

アメリカ留学、直後の72年の夏に3ヶ月間親子でパリに滞在。その後、思い出を求めて度々訪欧。

遠い夏に想いを-ヴュリュツブルグ  最初にバスが停まった街はヴュルツブルグ。マリエンベルク要塞側の崖の縁を通る。右下にマイン川を時おり眺めながらバスは下りて行く。崖からの街の眺めは素晴らしい。マイン川の向うに聖キリアン大聖堂の二つの尖塔が聳え、更に、その右手には聖ペテロ・パウロ教会のババリア風の塔が見える。


遠い夏に想いを-マリエンベルグ  谷の左上後方にマリエンベルク要塞が望める。要塞が街を見下ろしている。13世紀頃は街を治めていた司教の住居だったらしい。


 12世紀に司教座がおかれ、ザルツブルグのように司教が領主となって統治した。坊主の支配というのは、レジデンツなどを作って思いのほか贅を尽くすが、融通のきかない厳しい時代だったろう。外敵の侵入に500年以上も耐えたのだから要塞の一つや二つは必要だったろう。


遠い夏に想いを-橋  ガイドが色々と教えてくれる。1620年代のヴュルツブルグは魔女狩りが最もひどいところで、町だけで200人以上が魔女狩りで犠牲になったとか。



 Viosan の「ミネソタの遠い日々」
1970年に私たち夫婦・子供連れでミネソタ大学へ留学した記録のホームページにもどうぞ