文化地区 - 024 | 遠い夏に想いを

遠い夏に想いを

アメリカ留学、直後の72年の夏に3ヶ月間親子でパリに滞在。その後、思い出を求めて度々訪欧。

 アイゼルナー橋を渡って対岸へ出る。ザクセン地区へは行かず、右に折れて真っ直ぐ河沿いにどこまでも歩く。まだ時間があるのでシュテーデル美術館を見るつもりだ。緑が多い。木によってはもう黄色の葉を付けている。丁度、パリのセーヌ河畔の右岸をアレクサンドル三世橋からコンコルド橋へ歩いているような錯覚を覚える。


遠い夏に想いを-対岸

 1878年にマイン川のこちら側のシャウマインカイ通りに博物館・美術館を移したらしいが、通りには次から次と大小の博物館が現れる。


 手工芸博物館、ドイツ映画博物館、ドイツ建築博物館、ドイツ郵便博物館、民族学博物館と続き、正に文化地区と呼ぶに相応しいところだ。最後はシュテーデル美術館、1818年の開館だが、1878年にここの場所に全ての博物館が移設されると同時に新築されたそうだ。


遠い夏に想いを-シュテーデル

 正面に列柱を持った玄関があり、余り大きくない美術館なのが旅行者には有り難い。


 Viosan の「ミネソタの遠い日々」
1970年に私たち夫婦・子供連れでミネソタ大学へ留学した記録のホームページにもどうぞ