アイゼルナー橋 - 023 | 遠い夏に想いを

遠い夏に想いを

アメリカ留学、直後の72年の夏に3ヶ月間親子でパリに滞在。その後、思い出を求めて度々訪欧。

 レーマー広場からマイン河に来る頃には、雲が切れて少しずつ青空が広がり、太陽が顔を出すようになった。やっと秋らしい穏やかな天候が戻って来た感じだ。ここでマイン河の対岸に渡ることにする。


遠い夏に想いを-アイゼルナー  右手にフランクフルトの観光的象徴のアイゼルナー橋が現れる。100年以上前に架けられた旧式な鉄橋である。歩行者専用橋にしては、パリのポン・デザールやヴェネツィアの橋に比べても大袈裟で無骨な橋だが、かえって何となく可愛らしい橋という感じがする。


遠い夏に想いを-マイン河  橋からは豊富に流れる水と、対岸に19世紀の終りに建てられたドライケーニッヒ教会の塔が眺望できる。初秋の陽の光が降りそそぐなか、何とも言えない穏やかな眺めを楽しむことが出来た。










 Viosan の「ミネソタの遠い日々」
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