移民の街 - 006 | 遠い夏に想いを

遠い夏に想いを

アメリカ留学、直後の72年の夏に3ヶ月間親子でパリに滞在。その後、思い出を求めて度々訪欧。

 朝は雲が切れて一部青空が覗いていた。昨夜は明け方まで外で男達が大きな声でわめくのが絶えなかった。土曜日の夜のせいも有るが、殆どが浮浪者だ。昨夜、駅からホテルまで荷物を引きずりながら歩いて来た時にも、通りのあちこちに大勢いた。フランクフルトは市内の人口が65万人で、35%はドイツ以外からの移民やら流入者だ。失業率も高い。だから駅周辺を歩く時は特に気を付けていなければならない。


遠い夏に想いを-高層ビル  ビジネスの中心地である新市街だけでなく、旧市街にも新しい高層ビルが建ち並び、フランクフルトがEUの経済の中心地としての役割は大きくなるから、街はどんどん変わるだろう。東京並みに変化する街だ。


 朝は1階のタイ料理のレストランで英語の分からぬタイ女性が1人で番をしている。ちょっと異様な感じであったが、洋食もあり、セルフは結構色々あって美味しい朝食であった。部屋に戻って、支度をして、外出する。今回の旅の第一歩を踏み出した。


 Viosan の「ミネソタの遠い日々」
1970年に私たち夫婦・子供連れでミネソタ大学へ留学した記録のホームページにもどうぞ