朝は雲が切れて一部青空が覗いていた。昨夜は明け方まで外で男達が大きな声でわめくのが絶えなかった。土曜日の夜のせいも有るが、殆どが浮浪者だ。昨夜、駅からホテルまで荷物を引きずりながら歩いて来た時にも、通りのあちこちに大勢いた。フランクフルトは市内の人口が65万人で、35%はドイツ以外からの移民やら流入者だ。失業率も高い。だから駅周辺を歩く時は特に気を付けていなければならない。
ビジネスの中心地である新市街だけでなく、旧市街にも新しい高層ビルが建ち並び、フランクフルトがEUの経済の中心地としての役割は大きくなるから、街はどんどん変わるだろう。東京並みに変化する街だ。
朝は1階のタイ料理のレストランで英語の分からぬタイ女性が1人で番をしている。ちょっと異様な感じであったが、洋食もあり、セルフは結構色々あって美味しい朝食であった。部屋に戻って、支度をして、外出する。今回の旅の第一歩を踏み出した。
Viosan の「ミネソタの遠い日々」
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