ヴェッサー通りまで行って右に曲がると、すぐのところにホテルは有った。一階はタイ料理店になっており、危なく通り過ごすところだった。
『Cosmos』と表示がある、レストランの端の狭いドアを押して入ると、奥にドイツ人のホテル番がいる。ここでチェックインを済まし、東京の友人の旅行会社が手配してくれたホテルのクーポンを渡す。外国で現地通貨の余分な支払いをしたくないので、最近はこの方法をとる。
ホテル番の男がバス会社からの手紙を渡してくれる。ドイツのバス会社にロマンティック街道の旅を東京から予約してあった。
「朝食は7時から。ミニバーか電話を使わなければ支払いはこれ以上要りません」
バスのことについては何を聞いても、関係ないし、判らないの一点張り。奥は小さなロビーになっていて、テレビとソファーが置いてある。エレベーターで4階まで昇る。部屋は表通りに面し、内装は割と粗末でビジネスホテルに毛の生えた程度である。現在、このホテルは北の方に移って、ここにはないようだ。
我々はホテルに期待もしないし、多くを求めないタイプなので、これで充分だ。ホテルは寝るだけと割り切っている。豪華なホテルなど全く関心がない。貧乏性が身についているのだろう。
Viosan の「ミネソタの遠い日々」
1970年に私たち夫婦・子供連れでミネソタ大学へ留学した記録のホームページにもどうぞ