シェイクスピア - 51 | 遠い夏に想いを

遠い夏に想いを

アメリカ留学、直後の72年の夏に3ヶ月間親子でパリに滞在。その後、思い出を求めて度々訪欧。

遠い夏に想いを-アンの家  満席のバスに乗り、次は、ストラトフォード・アポン・エイヴォンへ向う。言わずと知れたシェイクスピアの町だ。シェクイスピアは16世紀中頃にストラトフォードに生まれた。18才で隣町の農家の娘、アン・ハサウエイと結婚する。8才も年上の姉さん女房だ。今考えると、当時18才の青年と26才の女性が結婚するというのは何か不自然な感じがする。男はお遊びだったのに、妊娠してしまい仕方なく結婚したのではと疑いたくなる。


遠い夏に想いを-アンの室内  最初に、バスは妻のアン・ハサウエイの実家に行った。ストラトフォードの町から1.5キロほど西にある。アンの実家は裕福な農家だったしく、建物も立派である。16世紀のままなのか、チューダー朝様式の木組みの家に、きちんと整備された藁葺きの屋根が美しい。台所など、家の中を見学して歩く。ヨーロッパの市街地の建物は天井が高いが、庶民の家の天井は低い。


遠い夏に想いを-劇場  今度はバスでストラトフォードの町へ移動する。町に到着して、昼食をとることになった。エイヴォン川のそばにある広い現代的なレストランだったが、食べ物はまあまあであった。エイヴォン川はかなり川幅もあり、ゆったり流れる素晴らしい川で、シェイクスピア劇場と川の眺めは素敵である。


 ミネソタの遠い日々
1970年に私たち夫婦・子供連れでミネソタ大学へ留学した記録のホームページにもどうぞ