ケンジントン・パーク - 040 | 遠い夏に想いを

遠い夏に想いを

アメリカ留学、直後の72年の夏に3ヶ月間親子でパリに滞在。その後、思い出を求めて度々訪欧。

 今朝は天気がよく晴れ上がっている。まづケンジントン・パレスに行ってみる。ケンジントンといえば、中学生の頃初めて英語を習った時に、「ケンジントンとワシントンは、ケとワにアクセントをつけて発音しないとイギリス人やアメリカ人に通じないのですよ」と言った女の先生の表情を今でも思い出す。語尾が---ingtonと付く語は頭にアクセントがつく。Paddingtonも同様。


遠い夏に想いを-hydepark  ケンジントン・パレスはハイド・パークの西側に位置している。今年は雨不足で何処の芝生でもすっかり枯れている。ハイド・パークやケンジントン・パークも例外でない。(右はハイドパーク)



遠い夏に想いを-peterpan  ハイド・パークのロング・ウオーターのそばにピーターパンの銅像がある。1972年のイギリス訪問時にチャールズのお母さんと一緒に立ち寄った。息子のチャオはまだ6歳で、元気な明るい子だった。
「ピーターパンの銅像のところで写真を撮ったわね」
ノッコが昔を思い出すうにポツリと言った。(右は72年に撮ったチャオとピーターパン)






遠い夏に想いを-kensington park  ここからケンジントン・パークの中央へ出る。緑が全くない公園の真ん中に「円形の池」がある。パリのリュクサンブール公園の「大泉水」を想像させるが、こちらの方は趣が全くない。それよりも、朝の公園の散歩はなんともいえずいい気持ちだ。朝から晴天で、風がなく、気温が低めでさらりとしている。ダルメシアンのリードを握って、ゆっくり犬と散歩する中年の男性。日陰のベンチで新聞を広げている初老の男。子供連れの若いカップル。朝だからまだ人出は少ない。


 ミネソタの遠い日々
1970年に私たち夫婦・子供連れでミネソタ大学へ留学した記録のホームページにもどうぞ