テオドリック大王の居住跡 - 061 | 遠い夏に想いを

遠い夏に想いを

アメリカ留学、直後の72年の夏に3ヶ月間親子でパリに滞在。その後、思い出を求めて度々訪欧。

遠い夏に想いを-テオドリックの家  ここの直ぐ近くに、ゴート族の王、テオドリックの居住跡が道の脇に保存されている。6世紀のものだが、閉まっていて、外からしか見られないので、廃虚の様子はよく判らない。テオドリックの墓が駅の右手の方にあるが今回は諦めた。ラヴェンナはテオドリックの街だから、いろいろ見て歩くうちに、テオドリックについて述べてみようと思う。


 ここから近いところにダンテの墓がある筈である。サン・フランチェスコ教会の近くまで来た。しかし、いくら探しても見当たらない。あたりは工事中で囲いがしてある。忽然と消えた訳ではあるまいに、彼の墓は探せなかった。(ラファエロ前派の画家の絵画)



遠い夏に想いを-ダンテの家  ダンテは政敵から逃れて、ラヴェンナまで流れ着いた。そして、1321年彼はラヴェンナで一生を終える。フィレンツェのアルノ川のたもとでダンテがベアトリーチェに再会する絵を思い出すが、実際、『神曲』はラヴェンナで書かれた。まあ、昔、フィレンツェでダンテが一時期住んでいた家に入った事があるからいいだろう。(写真はフィレンツェのダンテの住居といわれる建物)

 ミネソタの遠い日々 - New (シカゴへの旅パート2を追加) -
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