イタリアを旅したお話です。北イタリアが大好きなので、今回も自然と北部を中心に、各駅停車(Rigionale)で楽しい旅をしてきました。
72年に短期留学でフランスに3ヶ月滞在、その後イギリス、スイス、オーストリア、イタリア(ミラノ、ヴェネツェア、フィレンツェ、ローマ)を廻り、ギリシャ、レバノンを経由して帰国しました。90年にもフィレンツェに行っています。97年にも再度旅しましたので、この旅を中心に、昔の思い出をとりまぜて書いた旅行記です。
今回の旅は、ミラノ、クレモナ、ヴェロナ、ヴェネツィア、パドヴァ、フェラーラ、ラヴェンナ、フィレンツェ、シエナ、パルマです。
イタリアというと、私は門外漢なのですが、ルネッサンス美術とバロック音楽と宗教は避けて通れないので、それらの話になったら少々のご辛抱をお願いします。
東京に1か月ホームステイして、フランスへ帰国する物静かなフランス青年が一人、隣の席に座っている。アリタリア航空でローマへ飛び、そこからフランスのプロバンスのトゥーロンへ帰ると言う。秋からの新学期にはパリ大学の学生になってコンピュータ関係の勉強をします、とにこやかな表情で話す好青年であった。
夕方にミラノの北西45キロにあるマルペンサ空港に到着した。イタリアは3度目だが、72年に来た時には、ジュネーヴからの飛行機で、ミラノの街の東10キロのリナーテ空港に到着した。この空港はマルペンサよりも小さいが、クラシックで落ち着いていて、親しみの持てる空港だった。
イタリアの駅には昔ながらの手荷物預かり所がまだ健在である。ミラノに有るということは他の駅にも有ると思って差し支えないだろ。今回の旅ではこれがどうしても必要になる。
ミラノ駅の構内に入ってみた。昔の記憶をたぐりながら駅の中を一周する。72年当時はガランとして、息子のチャオと妻のノッコの3人で薄暗い駅構内を歩いていると、靴の音や幼いチャオのはしゃぐ声がこだまして聞こえてくる。まるで静かな駅だった。今はものすごい混みようで、騒音と雑音で隣のひとの声がかき消されてしまうほどだ。
ミネソタの遠い日々
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