『ローマ人の物語 終りの始まり』『ローマ人の物語 終りの始まり』塩野七生 新潮文庫を読んだ。五賢帝の最後を飾る哲人皇帝マルクス アントニヌス アウレリウスの治世から始まる章を『終りの始まり』と題する巻の冒頭に置いたのは、数多の歴史家と違い、ローマの衰退の萌芽が、既に、このマルクスから起きていたと塩野七生さんは考えるからだ。ローマ人の物語を読みがら、iPhoneからの投稿