『Journal For Plague Lovers 』 | 元広島ではたらく社長のblog

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六本木ヒルズや、ITベンチャーのカッコイイ社長とはいきませんが、人生半ばにして、広島で起業し、がんばっている社長の日記。日々の仕事、プライベート、本、映画、世の中の出来事についての思いをつづります。そろそろ自分の人生とは何かを考え始めた人間の等身大の毎日。

Manic Street Preachersの新譜 『Journal For Plague Lovers 』

がでた。


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Manic Street Preachersは、ジェームス、ニッキ―、ショーンの幼なじみ3人組のロックバンド。デビューはリッチージェームスを加えた4人だったが、15年前謎の失踪を遂げ、その後は3人組でイギリスのトップに君臨するまでになった。リッチーは失ったものの、音楽とボーカルを担当してきたジェームスの才能が朽ちることなく、アルバムごとに、落ちることないエネルギーをもち、うれしい裏切りを続ける稀有なバンド。しかし、何かが足りない。

昨年、家族がリッチー失踪を正式に死亡認定としたことで、今まで封印していたリッチーの詞に、3人が音をつけることで、15年ぶりに、4人組として復活した!


リッチーの、時代遅れ的なイデオロギー批判。ワイドショーを騒がすタレントへの悪口や、歴史上の人間への辛辣な言葉や、ストレートに、豚!と言ってしまう歌詞には、青臭いというか、聞いてて恥ずかしいものもあるが、ああ、これがリッチーだということが、分かるとくすくす笑ってしまう。


失踪前の精神的に不安定なリッチー、居なくなって、ばらばらの危機を迎えたバンド。リッチーは乗り越えたはずなのに、再度、ここにリッチーを、引っ張り出してきた。

マニックスはこれからも、永遠に4人のバンドなのだろう。


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