大統領任期終了間際のブッシュ大統領が電撃的にイラクを訪問。
同時多発テロ、アフガン、イラク戦争と、ブッシュとネオコン派といわれる人たちの世界構想も頓挫し、21世紀の最初のクールが終了。
政権内からネオコン色がなくなり、それを半ば受け継ぐ形で出発するオバマ政権、大恐慌というどん底から21世紀第2クールが始まる。
ブッシュ大統領の訪問も、そんな時代の区切りをつけるつもりか、どんな感傷があってのことかわからないが、とんだ事件で再び世界中の注目を浴びることになった。
イラク人記者から靴攻撃2発!見事にかわし、ジョークを言うブッシュ大統領!少し大人に見えてしまった。
日本の総理大臣がもし靴を投げられたら、どんな反応をしただろう?
麻生さん・・・・・・・うまくかわし、皮肉を言う。そしてゴルゴ13気取りで「投げるなら背後からにしな!」
福田さん・・・・・・・これもなんとかかわし、相手記者に勝ち誇ったように言う。「あなたとは違うんです!あなたとは!」
安倍さん・・・・・・・当たる。泣く。
小泉さん・・・・・・・当たる。しかし、「よくやった!」と、相手を誉める。ちょっぴり感動している。
森さん・・・・・・・・・当たる。しかし当たったことに気が付かない。
てところかな。
ブッシュとネオコン派が構想した世界に、世界はNOと言う答を出した。世界的な経済拡大、グローバル化が、新しい局面を向かえ、確実に言えることは無くなった。日本社会にも多くの課題と言う靴が飛んで来る。2足どころではない量で。
うまくかわす首相も必要だし、そもそも靴が飛ばないような世界を考え出さないといけない。
今回の靴に、1000万ドルの値をつけた富豪が居るらしいが、時代の節目、この後、ばら色の世界が訪れるのならば、時代の転換点となったこの靴には、それだけの価値を与えてもいいかもしれない。それだけの価値が与えられる世界を築ければいいのだが。