元神戸製鋼ラグビー部
日本ラグビー史上最強のロック
そんでもって、私のお師匠さん林敏之先生が、新しい出発を飾った。
先週、3月20日火曜日、大阪リーガロイヤルホテルで
NPO法人ヒーローズの発足パーティがあった。
新しい門出を祝う人たちに混じって、参加した。
NPO法人ヒーローズのHP
林先生のブログの当日の模様
http://t-hayashi.at.webry.info/200703/article_3.html
ヒーローズは、師匠が、神戸の震災の後、復興事業の一つとしてやってきたラグビー寺子屋の発展形態。
組織の理念には、誰もがそれぞれの人生のHEROになれるように支援 し豊かな共生社会の創造と将来世代の育成のため3つのHと3つのE
HAPPY
HEALTH
HUMAN
EDUCATION
EMOTION
ENCOUNTER
に関する事業を行う。とある。そして、全ての人がヒーローになるための組織である。師匠が人生の大半を費やしてきたラグビー、そのラグビーへの恩返しもこめて、今の日本の教育に足りないモノをこのヒーローズは、子どもたちに与えることが出来る。
師匠は、一言で言うと、日本で一番熱い男だ。松岡修造にも負けない。(松岡さんからもお祝いの花が届いてました。)そして、一番、涙量が多いかもしれない。ラグビーにかける情熱と、出会う人に対する友情は、大きすぎて圧倒されてしまう。そんな師匠だから当日は、身動きが取れないほどの人が来ていた。母校、同志社の先生、神戸製鋼関連の人、京セラの稲盛さん盛和塾にも参加されているので、その関連、スポーツ界(元近鉄梨田さん、元西武石毛さん・・・)や芸能界の知り合いと多くの人がこられていた。飛び入りで、山本リンダさんもこられていた。もちろん日本代表の元木由記雄さんや伊藤剛臣さんも来ていた。ごつかったけど、ニュージーランドや、フランスと比べるとまだ小さいほうなんだろうから、世界の壁感じる・・・・・。
当日、師匠の母校である同志社の先生も、「教育基本法を改正したり、ゆとり教育見直すよりも、林君の言ってるこ、やればいい」と大学の先生、教育者とは思えない、ずいぶん、ざっくりとしたことを言ったけど、多分真実だと思う。
師匠は挨拶の中で、ラグビーは、他のイギリス発祥のスポーツと同様に、パブリックスクール(ラグビー校で生まれたフットボールだからラグビーと呼ぶのは有名な話)で生まれた。皇太子とかが留学していた全寮制の将来のエリート養成学校だが、そこでは、ジェントルマンであること、リーダーたることも教え込まれる。ラグビーは、リーダーシップを養うため、カリキュラムに入っている、教育の一環としてのスポーツなのだそうだ。スポーツはそれ自体が目的のようだが、ラグビーは、リーダーシップを養うことが目的なのだそうだ。高野連は、「野球とは教育だ!」というのと似ているかもしれない。
師匠は、プレーの中でのみ、このリーダーシップを発揮しているのではなく、現役を引退した後も、多くの人を引っ張ってこられた。ラグビーというスポーツをしていたからこそ、今のヒーローズが立ち上がるのは当然のことだったかもしれない。いや、もちろん師匠だからこそ出来たことだと思う。同じ時期、活躍した大八木さん。タレント活動が目立っていたけど、当日、今、高知の高校のラグビー部を面倒見てます。全くのゼロから、平成版スクールウォーズですわア、みたいなお話をしていた、師匠に刺激を受けたのか、現場で、また若い人の指導をしているようだった。こういう伝播力もまた、師匠のリーダーシップが影響しているところ。
さて、自分も師匠に影響されてこういうことしています。といえるようなことをしないといけないし。誰かに伝播するリーダーシップも発揮しないといけない。師匠、たくさんエネルギーありがとう!