広島市長選:リーダーシップと愛嬌 | 元広島ではたらく社長のblog

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六本木ヒルズや、ITベンチャーのカッコイイ社長とはいきませんが、人生半ばにして、広島で起業し、がんばっている社長の日記。日々の仕事、プライベート、本、映画、世の中の出来事についての思いをつづります。そろそろ自分の人生とは何かを考え始めた人間の等身大の毎日。

広島市長選挙。


選挙期間中は、候補者は、インターネット上の画面を変えてはいけないことになっていたと思うけど、一般の人が採り上げるのはいいのかな?とりあえず、匿名で書きます。


昨日、広島市長選の候補者の車と、すれ違いました。


その候補は、現職と、保守系の新人とに割ってはいる、前市議。少しいいなあと思っている候補。


日曜日の夕方。人通りも無く、車も唯一その候補者というところですれ違いました。候補者本人が乗っているのか分からなかったので、すれ違い時に覗くと、後ろ席に、ウグイス嬢、ならぬウグイスおばあさんが。良く見るとその前の、助手席には、候補者本人が。覗き込んだ私に気がついて、ちらりと、こちらを見るが。車の窓枠にかけた手は、動くことも無く、プイと、また前方へ。回りには誰一人無く、ピンポイントで、笑顔を見せられたらどうしようと思って、構えていた私は、拍子抜け。「絶対入れない!」と思ってしまった。あそこで、ニコッとされたら、恋にすら落ちたかもしれないのに!

それとも、選挙権持っていないくらいに若く見られたかな?(ありえない?私、見知っている人どう思う?)


こんなことで投票するかどうかは決めないとしても、政治家って、愛嬌も大事。ということを最近感じる。今の広島は、1兆円近い借金。夕張のようにならないとしても、最重要課題であることは確か。前市長、秋葉さんは、在任中約1000億円削減したという。もっと胸張って、明るく言えばいいのに、ずっと暗い表情のイメージしかない。野球場も、3セクで作った地下街も、いつも暗い表情で話す。これじゃ広島いい方向に行っているかどうかわからないし、自信の無い表情で、市政をされると、市民が不安になってくる。同じく、安倍総理も久しく笑顔が無く、閣僚の不祥事を責める記者団に、逆に食って掛かる始末。


そんなトップがいる中で、底抜けに明るいのは、宮崎の東国原知事。芸能活動もバンバンやってるし、相変わらず、行き過ぎなくらい、笑顔を振りまいている。でも、人の上に立つ人間は、明るくないといけない!深刻な顔、暗い顔は、今、組織や、コミュニティが置かれている厳しい状況を示すことにはなるが、人を引っ張る力にはなりえない。


そう思うと、身勝手なところや、自画自賛はあったが、安倍さんの前任者、小泉さんには愛嬌が、備わっていたかもしれない。迷いも無かったしね。


どんな人間についていくか?というのは、ついていく側の資質も左右するかもしれないけど。政治でも、会社でも、学校でも、スポーツでも、愛嬌のある、可愛さのある人のほうが付いていこうという気になるもの。有名な経営者も、どこか、憎めないガキ大将のようなところがあったりする。

自民党は、中田英寿を政界に引きずり込もうとしているようだけど(週刊誌の広告なので真偽は定かならず)、こう考えると、中田よりは新庄のほうがリーダー向きかも。今の政治家の中で、愛嬌のある、可愛さのある人って誰だろう?う~ん、思いつかない。お茶目なのは、亀井静香さんか!ホリエモンには無かった資質だな。

さて、私はどうだろう。そういえば、市長候補者にそっぽ向かれたくらいだ。備わっていないじゃん!ガ~ン!