農援団長日記 -11ページ目

寒締め

最近ぐーんと温度が下がり、海に面し比較的温暖なここ千葉旭でも吐く息は白くなります。
また、乾燥状態の毎日が続きます。エアコンやファンヒーターをご使用の際には、くれぐれも加湿器もお忘れなく。
さて、気温が下がると野菜がおいしくなるような気がしませんか?。例えば、ほうれん草などは低温にさらされると、畑では地を這うように伸 びます。
野菜自身も凍るのを自ら防いでいるのでしょうか?寒さに当たると葉や茎の水分が減り、糖分が増え中身の濃い野菜になります。これを、一般 的に「寒締め」と言います。栄養的にもビタミンなどが増加しており、まさに「おいしくて栄養満点」の状態となります。12月から2月くら いはこの状態が続きますのでぜひご賞味ください。
寒締めにしてもそうですが、野菜は、ストレスがかかると味が濃くなります。代表的なのがトマト。ミニでも、中玉でも、大玉でもそうなので すが「水」を絞ることでストレスがかかります。ストレスがかかるとトマトはより一層甘くなる傾向にあります。水を絞った栽培は、「甘いト マト」を作るのに最もポピュラーな方法の一つです。もちろん、ストレスをかけますので、収量は減少する傾向にあります。よって、高糖度ト マトは、比較的高額な値段での販売になります。この様に、「ある一定のところ」までは、私たちの手によって野菜たちをおいしくすることが 可能です。しかし、私たちのグループが着目しているのは、糖度を上げて作ることよりも「野菜本来の風味」を出すことなのです。これがなか なか難しい。例えば、人参が苦いと言う話。一般的な人参の苦みは、収量を追い求め、肥料の多投入による窒素の「エグミ」ではないかと私た ちは考えています。人参の苦みは、「ほろ苦い」が正解であり、甘みとほろ苦さと独特の香りがすっきりと抜けていく感じのものを作りたいと 考えています。これは、人為的にストレスを与えてもなかなか作れる代物ではありません。
品種によるところもありますが、やはり基本は光、水、土。特に、土作りは大切です。ミネラル分豊富な土を作り、じっくりと育てていく。水 も肥料も多すぎず、少なすぎず要はバランス。このことが大切だとわかっていても、未だ「必勝パターン」は作れずにいます。悪戦苦闘が続き ますが、食べてくださる方の健康と笑顔の下支えができるように今年も頑張ります。

謹賀新年

長い間、ブログの更新を差し控えさせていただいておりました。
本年より、またコツコツと更新していきますのでよろしくお願いします。
昨年はうちの組織にとってまさに試練の年となりました。
しかし問題解決に向けて我がチームは逆風の中で結束を高めることができ、いろいろな人の支えをいただいてで何とかしのぐことができました。このことについては、関係者の皆様方に深く感謝申し上げます。

さて、『第5の太陽が終わりを迎える時、大地の震えにより滅びる』とは、マヤの予言だが昨年もその予兆?なのか「世界的な異常気象」の年であったと思う。洪水、干ばつ、猛暑に寒波。そして我が国は大震災に見舞われました。畑や田んぼを見ても、全般的に作物は不作気味。特にきゅうり、トマトなどの果菜類はボロボロであった。

何故なんだろう?

猛暑と言うなら一昨年の夏の方が暑く、昨夏の方が条件は良かったはずなのに作柄は最悪。
天候が定まらないと嘆いていても始まらないので、原因はなんだ?と思いを巡らせた。


???


作物は、光合成をする。光合成とは光エネルギーを化学エネルギーに変換する生化学反応。

光が弱まれば当然光合成量も落ちる。

もしかして・・・。

第5の太陽が終わる? 

「お日様」かもと思い調べてみた。

太陽の黒点活動。黒点は、太陽磁場によって生み出されると考えられており、11年周期で多くなったり少なくなったりを繰り返している。奇しくも昨年は、黒点活動の極小期にあたっていた。

確信は持てないが、因果関係はきっとある。
関係があるとしたら、黒点活動が盛んにならないと、作物は不作と言うことになる。

では、今年はどうなのか?。

2011年末に極小期が終わり、2012年から活動期に入るとされているが、「未だ静か」だとする天文学者もいる。マウンダー極小期到来か?と言えばマヤ的な発言になってしまうのだが・・・。

黒点活動と農作物の関係を疑ってしまった今、太陽の勉強もいないといけないと強く感じている。

よくわからないブログを書いてしまいましたが本年もよろしくお願いします。

ペコリ

















一点死守

ブログの更新、ご無沙汰でした。

詳しくは言えないのですが、私たちは今、大きな困難に直面しています。

その対応にこの2週間忙殺されていました。

もちろん、経営面ではないのでご安心を。


困難に直面したとき、GMOインターネットの熊谷社長の言葉が頭に浮かびました。

「私たちに起こる問題は、すべて『ちょっとの努力が必要な』問題ばかりです。そのちょっとの努力をするかしないかの違いが、人の能力の大きな差として出てくるのです」

その通りだと思います。

そして

「自分たちに解決できない問題は、自分たちの前には起こらない」と。


どんなに、辛くても私たちは前進していこうと思います。

何故ならば、私たちがもう、そう決めてしまったからです。



PS:旭市の復興計画骨子がパプコメされました。