先日、自身の心のバランスをなくしたことに触れた。今振り返っても ここ数年なかったような不安定な精神状態。
何時も足元しか見えずに ただ日々に追われ 時間に追われ 仕事に追われ 携わる人々に追われ・・・
今になって思う。よくもまー、事故なんか起きなかったもんだと。自動車ばかりではなく現場でも。
普段の自身はどうなのか。
日頃、人生みたいなやつを階段に例えるのが好きだ。1段づつ、自分のペースで上がる階段。時には時間を費やし 一段がいつの間にか広い踊り場になってる事も多々。そんな繰り返しで前に進むことに努力して生きてる。
じゃー、踏段の一段一段の足元を見てるのかといえば決してそうじゃなくて
うーん、難しいかもしれないけど そうやって一段一段上がっていく自分や 踊り場で考えている自分を ずっと遠くから見ている。
そう、それが僕のスタイル
漠然とではあるけれど 何年かの後の自分がこうありたい、こんな気持ちでいたいとある場所にかけた階段を上る自分を 遠くから見ている僕、それが僕のスタイルだった。もちろんこれからもそれはずっと続けて行くつもり。
どうして、あの時 あんなに自分の足元しか見えなかったのか
今から思えば ただただ焦っていただけに過ぎない。何にかといえば思い通りに行かない自分に焦っていただけ。それを 受け止めることができなくて イライラカリカリ。人の言葉も耳に入らず つまらいミスを繰り返し それがまた焦りになる。
ハッとした。思い返したあの時の自分を思って
僕の周りにも多くの若い人がいる。うちに手伝いにくる若いもんもそのうちだ。彼らによく厳しく言い聞かせた言葉が 逆に彼らを追い込んでいたんだ・・・と
あれから 会議やらゴルフの懇親会やらで2度ほど飲む機会に恵まれた。自宅を通り過ぎた事から始めてこんなことを思ったんだと諸先輩に話してみると、どうやら違いはあれども同じような経験をしているようだ。
はーッ、53になってやっとわかったんだと、つくづくいろんな意味で思い改めた。
んー、日々勉強っすね(^O^)