肌色(フレッシュ)塗装が難しい理由 | 女の子フィギュアの作り方☆超初心者向け講座

肌色(フレッシュ)塗装が難しい理由

フィギュアの形ができあがったら次は塗装です。でもこの塗装作業というものが実はスゴくハードルが高いのです。理由は透明感のある肌を塗装で表現すには筆塗りで行うことはほぼ不可能なためです。いわゆるエアブラシが必要になります。

 

ただよほど複雑な模様で仕上げたいということが無い限り、ガスボンベとセットで売っている安価な入門用のエアブラシで一般のフィギュアの肌を塗るのは充分です。

筆で塗るとどうしてもプラスチックのマネキンというか、デパートの屋上にある子ども向けの乗り物とか、あんな感じにしか仕上がりません。

 

あなたの手をよく見てください。単色では無く透明感を感じませんか? これを再現するために何層かに分けて薄めた塗料を吹き付けなければなりません。そのためにはエアブラシが最適なのです。
 

エアブラシを使わずに肌色を再現する方法もあります。それは肌色でパーツを作ることです。肌色以外の部分は筆塗りでも割と違和感がありません。
 
ただしそのためには一度シリコンゴムで型取りして肌色のレジンキャストで複製する必要があります。そのかわり肌色パーツの方がより自然な色合いに仕上がります。理由はパーツ自体が光を透過する性質があるからです。最近はもっぱらこちらが主流になっています。興味がある人は「サフレス塗装」で検索してください。
 
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