『バリとりパーティングライン消し用のナイフ マイクロセラブレード』

久しぶりに模型店にて「これは使えるのではないか？」と注目したものがあったので買ってきました。この商品は一見ナイフに見えますが実はナイフほど鋭角ではないため切るという使い方は殆どできません。では何に使うのかというとカンナがけの要領でパーツの段差を削り落とすためにつかいます。接合面やパーティングラインやキットのバリとりに威力を発揮します。

それがこの「マイクロセラブレード：ガイアノーツ製」

ブレードは両端で形状が異なっており▼は直線刃。

これをひっくりかえすと、

曲線刃▼こっちは逆アールや狭いところで活躍してくれます。

曲線刃が直線刃より優れているのは以前記事に書きましたので下記で紹介します。

実際に使ってみた例。▼このパーツは円筒形を先に作ってフタをするという手順で作りました。写真では薄くてわかりにくいですが筒とフタの境目にわずかに合わせ目が残っています。

そこで合わせ目に対し刃を当てて削っていきます。この写真だと上下に動かして削っています。

先に書いてますが刃先がV字型ではなくコの字なので切断には使えません。でも極細の彫刻刀の代わりとして溝彫りに使うことができます。刃の厚み0.4～0.5mmほどです。

じつはこのブレードは他社のデザインナイフとサイズがぴったりです。ガイアノーツさんには申し訳ないですが、すでにそれらのものを持っている人は「替え刃を買えばいい」というダジャレにもならない事実があったりして。それが以下で紹介する三つの商品。

ただしナイフはナイフで用途がまったく別なものですから状況によって使い分けて軸が二本あっても損はないでしょう。実際ぼくは２本持ってます。ただし同じ黄色なので、キャップをしたら中身がわからない。もう１本は黒にすれば良かった。となると結局は替え刃はなくても「軸＋刃」のセットを買った方が良かったのかも。セラミック刃はそう簡単に切れ味が落ちることがないので。

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今回紹介した刃を取り付けられる商品３つの紹介。