奈良ふしぎ歴史徹底攻略! 学校・教科書では教えてくれない奈良を親子でも100倍楽しめる観光ガイドブックブログ -469ページ目

悲劇の皇子。ヤマトタケル東征

富士山見えないなあ…
(T_T)
…悲しみの奈良歴史ミステリーハンター☆鈴木です。
お早うございます。

朝食を済ませました。

さて、朝食どころでないのはヤマトタケル。

クマソ、出雲の西国を平定し大和に凱旋したものの、父である天皇は、ほめたたえるどころか、叱責されます。

「蛮族がごとく仕業。王道の兵にあらず」

そして休む間もなく東征を命じます。

失意に陥るヤマトタケル。
何故父上の命に従い、見事成し得たというのに、ほめてくれないのだろうか。

…認めてくれないのだろうか。

東国出立にあたって、再び伊勢の叔母を訪れるのでした。

「父上は、私に死ねとおしゃるのでしょうか。」

と、嘆き崩れるのでした。

倭姫は語らず。
しばらくの沈黙の後、ヤマトタケルに一振りの神剣を託します。
伝説の王・素戔嗚尊がヤマタノオロチを退治したときに尻尾より出た草薙の剣です。

神剣を携え、意を決しヤマトタケルは東征に向かいます。

今度こそ、父に認めてもらいたいがために。


つづく。

富士山? ヤマトタケルIN出雲

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奈良歴史ミステリーハンター☆鈴木です。
お早うございます。

富士川サービスエリアに到着です、が…

雨降ってます。

曇ってます。

富士山、どこだろ…

さて、もはや奈良歴史ミステリーハンターの東征とリンクしていないヤマトタケルの物語です。

九州を後にし、島根県は出雲を訪れたヤマトタケル。
出雲の長、イズモタケルと懇意になります。

そこで、ヤマトタケルは、
「どうだい。盟友の証に、お互いの剣を交換しないか」と自らの剣を差し出します。

クマソタケル兄弟を討ち取った英雄の申し出です。
イズモタケルは、喜んで応じます。

ヤマトタケル、イズモタケルの剣を抜き払い、かざします。

「さすがは出雲の技だ。素晴らしい太刀だ。」

誉められてイズモタケルは、すっかり気分をよくします。

さて、イズモタケル、ヤマトタケルの太刀を抜いて、訝ります。

抜き出したねは、木刀でした。

ニヤリ…ヤマトタケルの不適な笑みが、イズモタケルに迫ります。

息をつく間もなく、イズモタケル、自らの太刀によって討たれます。

「哀れな王よ…」

ヤマトタケル、無念のイズモタケルを見下しあざ笑うのでした。

「クマソ、出雲と討ち果たした。父上もお喜びなさるだろう…」
こうして西国を平定したヤマトタケルは大和へと凱旋するのでした。

しかし…


つづく。

夜明けです。ヤマトタケルの誕生

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静岡県、牧野原でしばし休憩です。
仮眠中。
…富士山はどこで見れるのかな。

夜空が白み、鮮やかなグラデーションを描き、みるみるうちに夜明けです。

さて九州、クマソは騒然とします。
大和の軍勢がやってくるぞ!
なんの、返り討ちにしてくれるわ!
いきり立つのはクマソタケル兄弟。
臨戦態勢をととのえ、今かと大和の軍勢を待ちかまえます。

が、いても立っても大和の軍勢は来ません。

そうこうしている内に、クマソタケルの新居が完成し、祝宴が開かれました。

宴もたけなわになった頃、クマソタケル兄は、一人の乙女に目をつけます。

優雅な立ち居振る舞い、そして気品に満ちた顔立ち。
すぐさまクマソタケル兄は、女を傍に呼び寄せました。

ギラリ!

宴の炎のあかりの中、白く鋭い光が走ります。

女の手から剣がのび、クマソタケル兄の胸に呑み込まれています。

…!?

クマソタケル兄が絶命するのを見届けるまでもなく、次いで女は、弟へ切っ先をむけます。

ヒッと悲鳴をあげ、クマソタケル弟は逃げようとします。

ダッと女が跳ね上がり、弟の尻を貫きました。

「き、貴様、何者だ。」
弟が女にとりすがりたずねます。


「大和のヲウス。」

言い放ちます。

「男か!
単身ようも乗り込んできたものだ。
我ら兄弟のことを知っての狼藉か。
大和の皇子よ。
しからば我がけん族が守るこの土地を見事、生きながらえ出ることあらば、西国で最強を誇った我が名を名乗れよ。」

「ヤマトタケル。謹んで頂戴しよう」

敵が名を献上するというのは服従を意味します。

クマソ兄弟を失ったクマソの国は、後より押し寄せた大和の軍にまたたく間に平定されます。


つづく。