世界トップクラスを目指す マーケティング戦略 -58ページ目

世界トップクラスを目指す マーケティング戦略

超ー本気で行くぞ!世界トップクラスを目指す

次のキーコンセプトは、セールスマンシップ(販売手腕)です。

これは、忘れられた技術となってしまいました。

今日では、セールスマンが、その販売手腕をふるうことはありません。

優れたセールスマンシップの持ち主と思える人は、

若い人と言うよりは、年老いた人たちに多く見受けられます。

時々、そのような人に出会うことがあります。

残念なことに、今日のほとんどのセールスマンは、
ただ注文を受けているだけの御用聞きです。

単なる御用聞きでいる限り、抜きん出ることはできません。

優れたセールスマンシップとは、ポール・パーカーが、その著書の中で、
「人々を操る手腕と技術」と呼んだものです。

現在では、あまりよくないやり方になってしまっています。
これまでは、
あなたが売ろうとしているものがどのようなものでも、

あなた自身やあなたの商品、
サービス、ビジネスをプロモーションし、
マーケティングするのに有効な具体的なアイデア、
プロセスについて論じてきました。

次のカギとなるコンセプトは、
「オーガナイズド(系統的な)・プレゼンテーション」です。

今日、人とコミュニケーションをとる上で、
いくつか、対処しなければならない問題があります。

一つ目は、アテンション・スパンと呼ばれるもの、
つまり、集中力が持続する時間のことです。

現在では、アテンション・スパンは、ゼロです。

このことは、ぜひ、知っておいて下さい。

何年も前のことですが、
マーケティング業界の我々にとって、大きな出来事がありました。

スーパーボウルのテレビ中継でのことですが、
テレビ・コマーシャルが30秒ではなく、15秒になったのです。

コマーシャルの時間を短くしたのには、いくつも理由がありました。

1.当然のことながら、1時間あたり、これまでより、
多くのコマーシャルを流せること。

2.30秒スポットより15秒スポットの方が、
1秒あたりのコストでは高くなりますが、
コマーシャル1本あたりのコストは安くなります。

これによって、今まで、テレビ・コマーシャルを流せなかった広告主も、
テレビ・コマーシャルを流せるようになり、
広告主となる可能性のある人がずっと多くなるのです。

3.コマーシャルの時間を短くした理由として、
これはとても興味深いのですが、
一般人のアテンション・スパンが短くなったのです。

考えてみて下さい。

テレビを見ている人の内、リモコンを使っている人はどのくらいでしょうか?

全員

…そのとおりです!

コマーシャルが始まったら、
どのくらいの頻度でチャンネルを変えるでしょうか?

夜、近所の通りを車で通ったとしましょう。

窓を開けて、とても静かに走ったら、

カチャ、カチャ、カチャ、カチャ、カチャ

という音が聞こえてくることでしょう。

これは、カエルの声ではありません。

近所の人たちが、チャンネルを次から次へと切り替えている音です。

何か面白いものを探して…。

これで、現在のアテンション・スパンについては、
ご理解いただけたと思います。
さて、タブロイド紙「ナショナル・エンクワイアラー紙」で、
これらのダイエット関連広告を見てみると、ある共通点に気付きます。

信頼性を持たせるために、ものすごく努力しているということです。

なぜでしょうか?

太りすぎの人が、減量法のオファーに反応しないとしたら、
その理由は、信用していないから、ということしかありません。

太りすぎの人はたいてい、さまざまな減量法を試してみて、
失敗した経験があるのです。

そして、何かを試し失敗するたびに、疑わしいという思いが、
だんだん強くなって行くのです。

違いますか?

また何かを信じるということが、難しくなっているのです。

ですから、減量ビジネスに関わる人たちにとって、
マーケティングにおける最大の問題は、信頼性です。

彼らは、どんなことをしているでしょう?