世界トップクラスを目指す マーケティング戦略 -42ページ目

世界トップクラスを目指す マーケティング戦略

超ー本気で行くぞ!世界トップクラスを目指す

前回までは、
「役に立たないイメージ」について話しました。
それは、「出世の階段」と呼ばれているものでした。

今回は、もう一つ、別のイメージについて話したいと思います。

それは、ラスベガスと、ラスベガスが持っている
「明確であることの驚くべき力」についてです。

私はある時期、ラスベガスに7日間、滞在しました。
その頃ラスベガスでは、連日連夜、建設作業が続いていました。
ある建設会社のオーナーは、私にこう言いました。

人手が足りないんです。

全米で求人広告を出して、
雇ったら、ラスベガスに連れて来ているんです。

私のクライアントが、ラスベガスで家を買いました。
価格は1億2千万円でした。

売買手続きが終わる前に査定してもらったところ、
1億4千万円に値段が上がっていました。

さらに、1ヶ月も経たないうちに、
1億6千万円で買いたいという人が現れたのです。

同じ頃ラスベガスでは、たった10日の間に、
3つも大きなコンベンションが開催されました。

ラスベガスのマンダレイ・ベイ・ホテルのバーでは、
2003年、23億円を売り上げました。

離れになったステーキハウスの売り上げは、21億円です。

ラスベガスでは、お金が湯水のように流れていたのです。

なぜでしょうか?
私がこれまでに読んだものの中で、
最も前向きの影響を与えてくれた書物の一つに、
ロバート・リンガーの著作があります。

私を励まし、金持ちにしてくれたものが何かと言えば、
「階段をよじ登る」のではなく、
「飛び越える」という考え方、ほぼそれだけです。

何度も何度も、「階段をよじ登る」のではなく、
「飛び越える」ことを考えてきたのです。

同じような文脈で言えば、経営者の多くは、
これまでどおりの活動を続けて、
少しずつ段階を追って成長するという視点で考えがちです。
これは要するに、階段をよじ登っているのと同じです。

例えば、私のコーチング・グループに、フランチャイザーがいて、
フランチャイジー(加盟店)を増やすことを考えているのですが、
そのペースはおそらく、1ヶ月に1店ほどです。
1ヶ月に100店増やすといった考え方は、彼にはできません。

彼は、「階段をよじ登る」タイプの考え方をする人間で、
「飛び越える」タイプの考え方はできないのです。

私が一緒に仕事をしている、本の著者や講演者にも、
次に書く本、次に録音するアルバムのことしか考えられない人たちがいます。

どんな商品を揃えればいいか、全体像を考えることができないのです。
彼らも、「階段をよじ登る」タイプで、「飛び越える」タイプではありません。

まだ、何十も例をあげることができますが、
でも、もう、何を言いたいのか分かったことと思います。

私は、「飛び越える」タイプの人たちに、注目します。

あなたもそうすべきです。

メガ・カンファレンスのスピーカーだったマーク・ビクター・ハンセンは、
常に、「飛び越える」タイプの人間でした。
全世界でベストセラーとなった『こころのチキンスープ』シリーズは、
その結果、生まれたものです。

ヒラリー・クリントンも、大胆不敵な「飛び越える」タイプの人間です。
彼女は、上院議員になるまで、
選挙で選ばれる公職に就いたことがありません。

教育委員会の委員になったことさえ、無いのです。

その彼女が、今では国務長官です。

あなたに2つ、質問があります。

あなたは、何人、
「飛び越える」タイプの人間の名前をあげることができますか?

そして、その中の誰について、今、研究していますか?

もう一つは、
あなたは、「階段をよじ登る」タイプの人間ですか?
「飛び越える」タイプの人間ですか?

「飛び越える」こともできるし、そうすべきなのに、
今、「階段をよじ登って」いるのではありませんか?
今回は、「役に立たないイメージ」について話します。
それは、「出世の階段」と呼ばれているものです。

「飛び越える」ことを考えるのです。「階段をよじ登る」のではなく。

コンサルティング/コーチング・ビジネス・ブートキャンプで、
指摘したことの一つは、「出世の階段」のイメージが、
役に立たないものだということです。

このイメージは、あなたの潜在意識に、
しっかりと植え付けられてしまっているかもしれません。

どんな学校、企業、団体のヒエラルキー(ピラミッド型の序列)にも、
その背後には、「出世の階段をよじ登る」という考え方があります。

これは、その頂点にあるものが、
下位の者に対して権威と権力を持てるよう作られたものなのです。

このような考え方は、起業家には全く当てはまりません。

むしろ、起業家は、そのようなヒエラルキーとは全く離れたところで、
そのようなヒエラルキーによるメリット(病欠が許されるといった「安心感」など)
を一切、享受することなく、活動しているのです。

そして、起業家が、一切のメリットを受けられない以上、
その権威を認めるべきではありません。