私がこれまでに読んだものの中で、
最も前向きの影響を与えてくれた書物の一つに、
ロバート・リンガーの著作があります。
私を励まし、金持ちにしてくれたものが何かと言えば、
「階段をよじ登る」のではなく、
「飛び越える」という考え方、ほぼそれだけです。
何度も何度も、「階段をよじ登る」のではなく、
「飛び越える」ことを考えてきたのです。
同じような文脈で言えば、経営者の多くは、
これまでどおりの活動を続けて、
少しずつ段階を追って成長するという視点で考えがちです。
これは要するに、階段をよじ登っているのと同じです。
例えば、私のコーチング・グループに、フランチャイザーがいて、
フランチャイジー(加盟店)を増やすことを考えているのですが、
そのペースはおそらく、1ヶ月に1店ほどです。
1ヶ月に100店増やすといった考え方は、彼にはできません。
彼は、「階段をよじ登る」タイプの考え方をする人間で、
「飛び越える」タイプの考え方はできないのです。
私が一緒に仕事をしている、本の著者や講演者にも、
次に書く本、次に録音するアルバムのことしか考えられない人たちがいます。
どんな商品を揃えればいいか、全体像を考えることができないのです。
彼らも、「階段をよじ登る」タイプで、「飛び越える」タイプではありません。
まだ、何十も例をあげることができますが、
でも、もう、何を言いたいのか分かったことと思います。
私は、「飛び越える」タイプの人たちに、注目します。
あなたもそうすべきです。
メガ・カンファレンスのスピーカーだったマーク・ビクター・ハンセンは、
常に、「飛び越える」タイプの人間でした。
全世界でベストセラーとなった『こころのチキンスープ』シリーズは、
その結果、生まれたものです。
ヒラリー・クリントンも、大胆不敵な「飛び越える」タイプの人間です。
彼女は、上院議員になるまで、
選挙で選ばれる公職に就いたことがありません。
教育委員会の委員になったことさえ、無いのです。
その彼女が、今では国務長官です。
あなたに2つ、質問があります。
あなたは、何人、
「飛び越える」タイプの人間の名前をあげることができますか?
そして、その中の誰について、今、研究していますか?
もう一つは、
あなたは、「階段をよじ登る」タイプの人間ですか?
「飛び越える」タイプの人間ですか?
「飛び越える」こともできるし、そうすべきなのに、
今、「階段をよじ登って」いるのではありませんか?