「 ガリバ~よ 王様に 拝謁させてあげましょう 」
「 ははぁ ありがたき幸せ ~ 」
「 お~ほっほほほ ♪ 」
「 でも どんな人なんだろうなぁ ? 」
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
「 后よ
いつからドブネズミなど可愛がってるのだね ? 」
ガリバ~が王妃の右手の中に うつ伏していたので、
王様は てっきり薄汚いドブネズミだと思いました。
「 王妃様 ~ オイラ ドブネズミに
間違えられてるんですけど ~! 」
「 しょうがないわよ 薄汚れた格好だもの 」
「 ず~と 着たきりですから 」
「 何か服を 作らないといけないかしら ? 」
「 オイラ シルクの服がいいな
この国の木綿糸は 太くてゴワゴワして
オマタが ひりひりしそう 」
「 まぁいいわ 適当にあつらえるか
子どもの人形の服でも あてがいましょう
さぁ 王様に お前の身の上話をしてあげなさい 」
ガリバ~は 王様に拝謁しました。
「 うひょひょ チョ~ ウケる ~♪
変な顔の フィギュア ~ 」
「 王 様 ~!
オイラ フィギュアじゃありませんってば 」
「 おや ? これはしゃべるぞ ! 」
「 この小動物は 生きているんですよ
言葉も話すし 珍しいざましょう
お~っほほほほ ♪ 」
国王は ガリバ~に興味を持ちましたが
人とは思えませんでした。
「 でも ゼンマイ仕掛けの機械人形かも ? 」
「 いいえ オイラ人間です 」
「 では 動力は ? 」
「 動力って 、、、
背中を見てくださいな
ゼンマイなんか ないですよ ~ 」
「 ほう ゼンマイを巻くのではないではのだな 」
「 そうですよ ! 」
「 では 活動のためのエネルギー源は
なんじゃらほい ? 」
「 食事ですよ ! 」
「 ではネズミのようにゴミを漁ったりするのかな ? 」
「 オイラ 普通に人間だから
普通に料理したものを食べるしぃ 」
「 フンも するのかな ? 」
「 フンと言わないで オイラ トイレにも行くし 」
「 ほう そんなに小さいのに トイレにも行くのか
便器に届かぬではないか 登山のように登るのか ?
80歳になっても 登らねばならぬのう
大変じゃのう 偉人と讃えられそうだのう
うはははははは ♪ 」
「 ム キ ~!
なんなら ここで してみせましょうか 」
「 なんと ここで 排泄するとな !
そうか お前は スカトロが好きなのか
しかし それには及ばぬ なぜなら 」
「 な ぜ な ら ~? 」
「 ワシは 昨夜
カレーを 食したからな うほほほほほ ♪ 」
続 く