藤花のブログ 詩と

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この胸に 湧き上がる気持ちを 言葉にして あなたに贈りたい

               ようこそ 

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「 王妃様 こちらが 私のフィアンセです 」

「 まぁあまあぁ なんて素敵なレディざんしょ ~ 」


  王妃は心にもない うすっぺらな お世辞を言い

  値踏みをするように 不躾にジロジロと眺めました


  艶やかな髪に 豪華な宝石に彩られたティアラ 

  大粒の真珠の 首飾り

  金銀で作られ 宝石に彩られた仮面

  すらりとした身体に 特別に仕立てられたであろう

  純白に輝く まばゆいばかりのドレス 

  ドレープが陰影を作り エレガントさが際立ちます

  そして 透き通るような 白く美しい肌


” ドレスは オートクチュールのようね

  物が良さそうだわ

  ず~いぶんと お金がかかっているようだねぇ

  他人が綺麗なカッコしてると 殺意をおぼえるわ

  隣国は ずいぶん潤っているようね

  その分 もっとパーティの食い物や

  デザートも 多くしてくれりゃいいのにねぇ

  こんな小娘に無駄な金使いやぁがって

  許せないよ !

  こんな国 早めに侵略して

  蹂躙しなければいけないねぇ ”

  王妃は 変態従者に耳打ちします

” 元経済学教授の立場として言わせていただきますと

  他人が金持ちだったり 儲けているのを見るのは

  精神的に良ろしくないですなぁ

  むっかむかと むかつきますなぁ

  許せませんな 腹立たしい限りですな

  チ ッ ! ”

  変態従者も 耳打ちで 舌打ちして答えました


「 ごきげんよう よく おいで頂きました 」

  金銀の輝く仮面の少女は 王妃に会釈しました
  
  王妃も 軽く会釈を返します

  
「 私が 隣国の美人の誉れ高い 新王妃です

  初めて お目にかかります 

  お~ほほほほっ ~ ♪ 」


「 本当に 初めてでしょうか ?

  おまけに 自分のこと美人って 

  慎み深さの かけらも無いのですね

  うふふふっ 」


「 あ~ら いやだ 

  一部の熱狂的マニアには 絶大な人気なのですよ 

  王妃様 王妃様と 握手会に長蛇の列

  ファンが引きも切らず 整理券を配布しないと 

  いけないくらいですの おっほほほっ ♪ 」


「 それは想像するだけで おぞましい事ですね 」 

  
「 なんなら 優先整理券をさし上げましょう

  ほんとは有料なんですよ お~ほほほほっ ♪ 」


「 けっこうです ! 

  まだ 私を おわかりになりませんか ? 」


「 ええぇ~っと ? 

  どこで お目にかかりましたかしら ? 

  いちいち どうでもいい女性の顔なんぞ 

  覚えちゃいないんですのよ 

  イケメンなら まだしも お~ほほほっ ♪ 」


「 そうとう ボケが始まっているようですね

  これで おわかりになるかしら ? 」


  優美な姿の少女は 輝く金銀の仮面を取りました


        続 く


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 隣国の宮殿では 綺羅びやかで 華やかな

 仮面舞踏会が 開催されていました

 招待客は それぞれに着飾り 仮面をつけて

 優雅にダンスを楽しんでいました


 王妃と従者はというと フードコーナーに陣取り 

 高そうな ローストビーフやら オードブルやら 

 フルーツやら スイーツやら

 手当たりしだいに バッカバカ 食べて

 カクテルや シャンパンを 

 がっぶがぶ 浴びるように飲み

 胃袋に流し込みました





「 タダなんだから 思いっきり飲み食いしなさい 

  がつ がつ がつ ♪ 」

「 何日も 飯抜きで来た甲斐がありましたなぁ

  がぶり もぐ もぐ もぐ ♪ 」

「 いい素材を使っているようね 許せないわ 

  このやろ このやろ 成敗してくれるわ 

  ぐしゃ ぐしゃ ぐしゃ ごっくん ♪ 」

「 高級ワインやシャンペンも 豊富にありますねぇ

  わたくしめに 言わせもらえるなら

  アルコール度数低くて バカ高い酒は

  費用対効果が 悪いですなぁ

  アブサンとか テキーラとかのほうが

  すぐ酔っぱらえて お得ですよぉ

  でも タダのお酒は おいちいですなぁ

  タダより安いものはない っとくらぁ ♪ 

  ごきゅ ごきゅ ごきゅ ♪

  うっっひひひひひ ~ ひっくっ ♪ 」


「 粉物でんぷん質は あまり食べるんじゃぁないよ 

  腹がふくれて 損だからねぇ 」

「 わかってますよ わたくしめ元経済学教授ですよ 

  損得勘定は しっかりしてますよ~だ 」

「 食うだけ食ったら 残りは

 ドギーバッグに入れて持ち帰るのよ

  もちろん 犬なんか 飼ってないけどねぇ 

 ぐえっぷ ~! お~ほっほほほ ♪ 」

「 今月の食費が だいぶ浮きそうですなぁ

  食い放題飲み放題 ここはパラダイスですなぁ

  ういっぷ ~! うっひぃひひひぃ ♪ 」

「 来月も浮かすぐらい食っていきな

  お~ほっほほほ ♪ 」

「 おやぁ ? 王妃様 

  今日は やけに バストを上げて寄せて

  普段の貧乳 Aカップが

  Ḡカップくらいになってますよぉ

  いい歳こいて 色気づいて 

  若い王子を何とかしようと思ってるんですかぁ ?

  みぐるしいですなぁ うひひひひ ♪ 」

「 やかましい バストは女の武器庫なのさ

  後でお楽しみの 禁断の秘密兵器だよ

  お~ほっほほ ♪ 」

「 そりゃぁ 詰め物たっぷりだと

  秘密にせざるをえませんなぁ 」



  そこに 一人の青年が近寄り仮面をとりました 


「 これは初めまして 隣国の新しい王妃さま 」

  王妃は その声に振り向きました

「 私が この国の王子です 」

( なるほどねぇ これが この国の王子か

  長身で 痩身 足も長くて

  鼻筋通ってオメメパッチリ あごもシュッとして

  たしかに知的なハンサムボーイね

  しかし やり手と言われても 

  私から見たら まだまだ 青二才

  私の 策謀術の足元にも及ぶまい

  いつか さんざん弄んでから

  きゅっ! と ひねり潰して よく煮込んで

  甘酢あんかけ肉団子にしてやるわ

  お~ほほほほっ ♪ )


  王妃は そんなどす黒い思いを顔に滲ませながら

  安っぽい バッタの顔のような仮面を取り 

  挨拶をするために 王子に近づき

  精一杯の引きつったトカゲのような 

  愛想笑いで会釈しました

「 ごきげんよう ♪ 王子様 」  

「 お忙しい中を おいでいただきまして 

  まことに ありがとうございます 」

  王子が 丁寧に挨拶をします
  
「 このたびは お招きいただき

  ありがとうございまっす ♪

  あいにく わが夫の国王は 

  体調が すぐれないので伺えませんでしたが 」

「 そうですか 残念ですね 」

「 歳のせいか ずいぶん弱ってきていましてねぇ

  歳は取りたくないものですわねぇ

  お~ほっほほほっ ♪ 」

「 しかし王妃様は ” 健 啖 家 ” で 

  食べ物の 好き嫌いもなく

  何でも 手当たりしだいに召し上がられて

  血色の悪い 青白い お顔の 

 口周りだけが 別の生き物のように

  てっかてか ギットギトと脂ぎっていますね 」

「 まぁ王子様ったら お口の お上手なこと

  お~ほっほほほほほほっ ♪ 」

「 鯨飲馬食とは王妃様のためにあるような言葉ですね 」

「 お恥ずかしい それほどでもありませんわ

  お~ほっほほほほほほほっ ♪ 」

「 食い意地が肥大化した おぞましく浅ましい

  さながら 飢餓意識にも似た

  食欲の権化と言えるでしょう 」

「 そんなに褒めていただいて うれしいわぁ ♪ 」

「 ふふふ ところで 確か 一人娘の 

  雪のような白い肌の 美しいプリンセスが

  居られたのではないですか ~? 」

「 まぁ ご存知でしたかぁ 

  でも そんなに綺麗ってわけじゃぁないんですのよ

  育ちの良くない 性悪で下品な山猿のような娘で

  それが お恥ずかしいことに家出してまして

  行方が知れないのです 国王はその心労で 、、 」

「 ほぅ そうですか 、、、 」

「 わがままに育って 勝手気ままに 

  よく家出してしまいますの

  困ったものですわ どこにしけ込んで 

  いかがわしい行為を しているんでしょうか

  やっぱり アバズレの血は 隠せませんよねぇ

  所詮 私の産んだ子じゃぁありませんから

  とても責任など もてませんわ

  この頃の若い娘は どこで どんな

  薄汚れ爛れまくった 変態行為を楽しんでいるのやら

  危険な違法薬物を飲んだり飲ませたりしているのかも

  ホント 今の若いものは どうなってるのでしょうね

  お~ほっほほほほほほほっ ♪ 」

「 それは さぞ心配で お困りでしょうね 。。 」

「 ええ たいそう王様が心配されて

  寝込んでしまいましたわぁ

  バカな親だから バカ娘が可愛いようなんですの

  おかげで 私が中心になって

  国中を 必死に捜索していますのよ 

  ほんと迷惑ばかりかけて

  ま~ったく困った小娘ですわ

  実母の顔が 見てみたいくらいですのよ 

  もっとも もう亡くなったのですけどね 」


 「 、、、、、 」


「 あら いやだわ 王子様 そんな目付きして

  私が 母娘ともども 

  直接 手を下したんじゃありませんことよ 

  お~ほっほほほっ ♪ 」

「 ちょいとぉ 王妃様ぁあ ~

  口が すべってますよぉお ~ 」

  変態従者が 耳打ちします


「 実は 紹介したい人がいるのですが 

 お会いいただけますか ? 」

「 まぁ 王子様の紹介でしたら 喜んで 」

「 私のフィアンセです さぁ こちらにおいで 」


  王子に促されて 少し離れてた所から 

  金銀の仮面を つけた少女が 

  スポットライトに 照らされ

  まばゆい光を放ち 輝きながら

  一筋の 光跡のように

  優雅に ゆっくりとした足取りで

  王妃の前に 進み出ました

 
     続 く





おはようございます
良い1日を🍉🍨🍞☕

1951年
映画『羅生門』が
ヴェネツィア国際映画祭で
日本映画初の金獅子賞を獲得




1953年
松竹・東宝・大映・新東宝・東映の
大手映画会社5社が専属俳優・監督の
引き抜き防止協定(五社協定)に調印
専属俳優は他社の映画に出演できないが
大映専属の京マチ子が協定以前の約束で
東宝映画に出演した

今日の誕生花 ダリア
花言葉「華麗」「優雅」
「気品」「移り気」「不安定」










 白雪姫の葬儀の日から しばらくすると 

 隣国の王室から 書簡が届き 

 鏡の裏の変態従者が 王妃に知らせに来ました
   
「 王妃さま !

  仮面舞踏会への招待状が届いております 」

「 何 ? 何 ?  仮 面 武 道 会 ~?

  マスクかぶって 飛んだり跳ねたりの

  ルチャリブレ みたいなものですか ? 」





「 違います それ メキシコのプロレスですよ

  ストレッチ技も豊富なんですよ

  そうじゃなくて


” 舞 踏 会 ” です 


 みんな仮面をつけて 

 誰だか わからないようにして

 淫靡に 大胆に ダンスを楽しむパーティですな

 変態が いっぱい集まりそうですなぁ

 うっひひひひひひぃぃ ♪ 」





 王妃は 目の上のタンコブの 白雪姫を 

 首尾よく 始末できたので

 次の謀略の対象に 隣国を視察するのも

 悪く無いだろうと思いました


「 ふ~ん ダンスパーティねぇ 

  飲み食いは もちろんタダなんでしょうね ? 」
 
「 会費制とは書いてありませんでした

  王室主催ですからねぇ

  食券買わせたりはしないでしょう

  我が国みたいに 消費税10%とられたり

  イートイン脱税とか 言わないでしょう

  思いっきり 食い倒しましょうか ? 」

「 そうね ガンガン食べて ガボガボ飲んで

  隣国の財政を 苦しめてやりましょう 

  腹も膨れて 一石二鳥ね おほほほっ ♪ 」

「 元経済学教授の わたくしめも

  賢い戦略だと思いますなぁ 」

「 では当分 飯抜きで腹をすかせておきなさい 」

「 それは ちょっと キビシイ~ですなぁ 」

「 私も 飯抜きで 腹をすかせて

  パーティで食うだけ喰うから がまんしな ! 」

「 そうそう 王妃様 この頃 隣国は小国ながら 

  国力が充実して来ているようなのですよぅ 」

「 なぜかしら ? 」

「 なにやら王子が やり手との噂があります

  若い芽は 早めに摘んでおくのが 肝要かと 」

「 いつか 隣国を侵略する日のために 

  奴らの間抜け顔を 拝見してみないといけませんね 

  では出席する旨を 隣国に返事しておきなさい 」

「 かしこまりました 」

「 お~ほっほほほっ 何を着て行こうかしら

  やっぱり 仮面と言ったら

 ” ラ△ダ- ” の服装かしらねぇ 

  今年の 0面ライダー いいわねぇ

  主役はイケメン 

  若くてピチピチだし ごくり 、、、 」


「 王妃様 よだれ よだれ 」


      続 く










おはようございます 🍞☕

1939年 ポーランド侵攻
第2次ビドゴシチ住民殺害事件
ドイツ国とスロバキア共和国が
9月17日にソ連がポーランド領内に侵攻

ポーランドはナチスドイツ侵攻に対し

約約183兆円をドイツに求める方針



今日の誕生花 菊
花言葉「高貴」「高潔」「高尚」














 王妃の配下の老女が 

お城へ報告に戻りました 


「 これこれ しかじか 」

「 そうですか 白雪は 死んだのですね 」

「 はい 葬式が行われていました 

  白雪姫が 棺に横たわっているのを 

  近くの木によじ登り 老眼で乱視ですが

  この眼で しかと見ました 」

「 さぞや白雪は 毒で苦しんだでしょうね

  お~っほほほほほほっ ♪ 」

「 おそらくは あっという間に意識を失い

  絶命したでしょう とても綺麗なお顔でした 」

「 あっ そう ~ ふ~ん

  白雪が 悶絶しなかったのは悔しいけど

  亡き者になったんだから もう どうでもいいわ

  あぁ とても気分がいいわ

  ウキウキ 血が沸き立つようね

  踊ろうかしら レッツ・ダンシング

  白雪追悼大宴会でも開きたいわ



 ♪ ウキキキィ ♪ 」

「 たいへん お喜びのご様子

  私も嬉しく思います 」


「 あぁ ところで 墓を掘り返し棺を暴いて

  心臓を えぐりだしたのですか ? 」

「 それが たまたま隣国の王子が通りかかりまして

  若くして死んだ 綺麗な白雪姫を

  哀れと思ったのか 

  自国の お城の近くの墓地に

  埋葬するという話になり

  棺は 隣国に運ばれました 」


「 なにぃいい ~!!

  この国のプリンセスと知っての事ですか ? 」

「 いぇ そうではないらしいです 

  若くて誰もが魅了される白雪姫ですから

  御遺体とはいえ 綺麗なので

  気に入ったのではないでしょうか ? 」

「 まさか その王子は 死体愛好癖が

  あるのではないでしょうね ? 

  変態行為に及ぶのでは無いでしょうねぇ

  怖いわねぇ おほほほほっ ♪ 」

「 それは なんとも 、、 

  趣味は 人それぞれですからねぇ 」 

  と老婆
 
  それを聞き 鏡の裏の従者が

  うなずきながら 口を挟みました

「 わたくしめの趣味は 手鏡での覗き

  王妃様の性癖は どS ですよね 

  王子は いかなる趣味をお持ちなのでしょう ? 

  白雪姫を剥製にでもして

  飾ったりたら怖いですねぇ 

  もしくは ブードゥー呪術で

  ゾンビにして かしずかせていたりして 」


「 話しの途中に うるさいよ ! 

  気持ち悪いことを言うな !

  夜 一人でトイレに行けなくなるわ !

  おねしょしたら どうすんだ !

  お前は 荒縄で縛り上げられて 

  ムチで ぶっ叩かれたいのか~い ?

  それとも三角木馬で

  いたぶってあげようか~ ? 」


「 そっ それは また別の機会に

  痛いの嫌いなんですよぉおお ~ 、、、 」

「 私は 繊細な神経の持ち主なんだよ ! 」

「 えぇ ?

  綺麗で清楚で国民的敬愛の的

  若く美しい白雪姫を 無慈悲にも 

  むごたらしい暗殺を謀っておきながら

  繊細な神経は 無いかと思いますがねぇ ~

  なに言ってるんでしょう 

  ちゃんちゃら おかしいですなぁ

  うっひひひ ♪ 」


<<  び し っ ! >>





「 ぎゃぁぁああ ! 

  王妃様 ~ 本物のムチは反則ですよぉ ~ 

  達人のムチは 音速を超えることもある

  恐ろしい武器なんですよ 

  SMプレイの バラ鞭とは 違うんですよ ~ 」




  王妃は 老女に聞きました

「 それでは 白雪の心臓を 

  えぐり出すことは 出来ないのですね 」

「 残念ながら

  今からでは 腐敗している恐れがあり

  食用には適さないのではないかと 」

「 ミンチにして ハンバーガーを作り 

  王様に 食べさせようと考えていたのですよ

  ホワイト・ソースをかけて

  とろけるチーズを乗せてね 

  濃厚な味になるのにねぇ

  お~ほっほほほほ ♪ 」





「 それは さぞや 美味しくできたでしょうね

  ご期待に添えず 申し訳ありません 」

「 まあよい どうせ 小生意気で 御しがたい 

  有色人種に 何ら配慮しない

  シミ ソバカス シワの無い

  白い肌を鼻にかけたような

  食えない 嫌味な小娘だったんだから

  棺の中で 死斑だらけになって

  ゆっくり 醜く 朽ち果てるがいいわ

  老婆よ ご苦労だったね 

  一応 褒めてあげましょう 」


「 はい ありがとうございます

  では報酬の残金 銀貨16枚をお願いします 」

「 おい ! 残金 払ってやりなさい 」

「 はい じゃぁ 手を出して

  銀貨が 1枚 2枚 3枚 、、、 」

「 ありがたや ありがたや 」

「 7枚 8枚 、、 今 なん時だい ? 」

「 はい 夜の9時頃ですが 」

「 10枚 11枚 、、 」

「 こ ら ~!

  ごまかして払うんじゃないよ ! 」
 
「 あらぁ わかっちゃいましたかぁ

  1枚あれば 生活が楽になるんですよ

  安月給なもので つい てへぺろ 、、、 」


<<  びしっ ! >>


「 ひ ゃ ぁ ぁ ~! 

  ムチはやめてぇぇええ ~! 」


「 あとは 国民を反抗させないように 

  三人寄ったら 共同謀議罪を 適用して

  町内会相互密告制度を 徹底させ

  王室内の権力を 完全掌握して

  ゆくゆくは時期を見て 王を亡き者にすれば 

  この国は 私の思うがまま

  近い内に 我が母国に併合して

  田舎臭い国だから 自然の森は全部伐採して

  アウトレットや レジャーランドや

  小洒落たカフェや カジノでも作り

  国民は わが母国のために奴隷にして

  死ぬまで こき使ってやりましょう 」

   
  王妃は 野望が着々と進んでいることに満足し
  
  つい 地を出して外卑た笑いをしました


 「 げひ げひ げひひ~ぃん ♪ 」


       続 く








おはようございます🍠🍞☕
良い一日を

1943年 第二次世界大戦
イタリアが連合国への無条件降伏を受諾し講和

1944年 第二次世界大戦
ナチス・ドイツがロンドンへ
史上初のV2ロケット(弾道ミサイル)攻撃

今日の誕生花 鳳仙花
花言葉「私に触れないで」「短気」










  白雪姫を 収めた棺が 

  七人の男達の 小屋の前に置かれ 

  厳かに 葬儀が行なわれました
 
「 灰は 灰に 塵は 塵に 、、、、、 」

  男たちは 手に手に 花を持ち 棺の中に入れます

  
「 あぁ 俺達の 白雪が 死んでしまった ~ 」

「 かわいそうな 白雪 ~ 」

「 君のことは 忘れないよ ~ 」

「 ヒィ ヒィ 悲しいよ ~ 」

「 りんごを 食べたばかりに 死んでしまった ~ 」

「 まさか 毒が入っていたなんて ~ 」

「 わ~ん わ~ん ! 」


  男たちは 大声で 森に響くように 泣き叫びました

  林檎売りに扮していた 王妃配下の 老女が

  その様子を 森に潜んで 密かに見ていました

 
「 しめしめ みごとに毒殺は 成功したようだねぇ 

  後は 埋葬がすんだら 夜中にでも墓を暴いて

  白雪姫の心臓を取り出さねば

  王妃様はサディストだから お喜びになるだろうが 

  でも あたしゃぁ 気持ち悪くて

  やりたかぁないねぇ 」


  そこに お供の者を引き連れた 

  馬に乗った人物が 通りかかりました


「 おやぁ ? あれは誰だろう ? 」

  老婆は いぶかしく思いました


「 これこれ 君たち 何をしているのだ~い ? 」

  彼は 大きな声で尋ねました 

「 あなた様は どなたですか ~? 」

「 私は 隣の国の王子で~すっ 

  狩りの途中で あなた方の声が聞こえたので

  何事かと思い 見に来たのだぁ~よ 」

「 そうですか 今 葬式をしていま~す 」

「 僕たちの 大切な仲間の 白雪が 

  毒りんごを食べて 死んでしまいました ~ 」

「 お~い おいおいお~い ! 」

「 あぁ なんと美しい娘さんだろう ~ 

  白く透き通るような肌だ ~ 

  こんな森の中で 埋葬するのは かわいそうだ ~

  一人ぼっちで 冷たい土の中 眠るなんて ~

  我が国の お城の近くの教会の墓地に

  葬ってやりたいのだが どうだろう ~ ? 」

  王子を名乗った人物は 大声で言いました

「 それは 光栄なことです ~ 

こんな寂しい所より 立派な墓地で眠ったほうが ~  

 どれだけ幸せでしょうか ~ 

  きっと彼女も 草葉の陰で 喜ぶ事でしょう ~ 」

「 それがいい ~ 」

「 それがいい ~ 」

「 以下同文 ~ 」


「 では 棺は 私が国に持ち帰ることにしよう ~ 」

「 よろしくお願いしま~す 」

「 手厚く 埋葬するので 安心し給え ~ 」

  彼は お供の荷馬車に棺を乗せて 去っていきました


「 さ よ う な ら ~ 」

「 さ よ な ら ~ 」

「 さよなら ~ 」

「 またね ~ 」

「 キスしちゃ ダメだよ ~! 」

「 お い ! 」

  男たちは 荷馬車が見えなくなるまで

  ずっと 大げさに 手を振り 見送りました


「 ほぉ~ ちょうど 隣国の王子が

  通りかかるとはねぇ 」

  王妃の配下の老婆は これ幸いと思いました


「 まぁ これで 墓を暴かなくてもすんだね

  王妃様も 隣国の墓地まで行けとは言わないだろう

  他国の墓を暴いて もし見つかったら

  国際問題に なりかねないしね

  白雪姫も 静かに 永遠の眠りにつけるだろうて 」

  老婆は 嫌な仕事しなくてすみ 安堵しました


「 よし さっそく この事を報告をしなくては 

  さぁ こんな辺鄙な所とは さっさとオサラバ 

  早く城下にもどって 行きつけのレストランで 

  白雪姫を偲んで アップルパイでも食べようかねぇ

  うふふふっ 楽しみだわ

  よっこらしょ どっこいしょ 」






  一連の様子を見た老婆は 

  隠しておいたロバにまたがり

  王妃のもとに 急ぎました
 
  
       続 く






おはようございます🍉🍨🍞☕🍙🍵🍜

1966年
明星食品がインスタントラーメン
「明星チャルメラ」発売
現在も販売中
カップ麺もあり



今日の誕生花 黒百合
花言葉「恋」「呪い」







                             Meno Istorija


  王妃の密命を帯びた 配下の老婆が 

  毒入り林檎を抱え 白雪姫の住む森にやって来ました

  なぜ 老婆なのでしょう ?

  それは なまじ屈強な男だと 目立ち警戒され 

  7人の男たちに発見されると

  何をされるか分からないからです

  妙齢な女性も 違う意味で危ないかも知れません


「 ごめんくださいまっし ~ 」

  白雪姫は ドアチェーンをかけて 

  玄関の扉の隙間から 訪問者をのぞきます

  チェーンは 一人留守番する彼女のため

  男たちが心配して 取り付けた物でした


「 どなたですか ? 」

「 産地直送の美味しい りんごは いかがでしょう ~? 」

「 けっこうです お引き取りください 」


  白雪姫は 見知らぬ人を

  小屋に招いてはいけないと

  男たちに きつく言われていました 


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


「 いいかい 俺達のこと 

  人に知られてはいけないんだよ 」

「 国税の徴収の役人とかは 特にね 」

「 俺たち 税金 払ってないからね えへへ 」

「 秘密の鉱山の 非合法の採掘を知られると

  とっても まずいんだよ 」

「 重税を課され 追徴課税も免れないだろうなぁ 」 

「 それだけじゃない

  国に 鉱山を取り上げられてしまうかも 」

「 ただで 取り上げられて 

  また 失業の憂き目は困るよ 」

「 牢獄に つながれるのもゴメンだ 」


  この頃 鉱山や 白雪姫の暮らす 

  小屋の辺りを うろついていた不審者が

  交代で 見張り番をしていた男たちに 発見され

  背後から忍び寄られ 危険なプロレス技で 

  撃退されてしまいました


「 チョークスリーパー! 」

「 コブラツイスト ! 」

「 腕ひしぎ十字固め ! 」

「 アキレス腱固め ! 」

「 へそで投げる バックドロップ ! 」

「 とどめの ツームストン・パイルドライバー ! 」


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


  老婆は白雪姫に りんごを 勧めます

「 まぁ そういわず 味見用に 

  おひとつ いかがですか? 無料ですよ 」

「 では 置いて行ってくださいな 」

「 糖度が高く ジューシー ひとかじりで

  天国にも登る 心持ちですよ うふふふ ♪ 」

「 はい はい 」

「 今 お食べになってくださいなぁ 」

「 いえ 後で家の者たちと 一緒に頂きます

  私の独断で 買うわけにはいかないのです 」

「 そうですか では 後で 召し上がれ 」

  白雪姫は 林檎を 受け取りました

「 試食して お気に召したら 大量に箱ごと

  お買い上げくださいましね また伺いますよ 」


  老女は 去って行きました 

  あまり強引に 勧めると

  逆効果だと 考えたからでした


「 可哀想だが 一口でも食べた途端

  悶え苦しんで あの世行き

  あとで 様子を見に来ようかぁねぇ 」

  老婆は 焦らず結果を待つつもりです 

「 でも 王妃様も 小娘一人に 必死だねぇ

  放っておいた方が 良いと思うけどねぇ 

  なんて無慈悲なことを やらせるのやら

  まぁ 金で雇われた あたしが言う事でもないがねぇ 

  うふふふっ ♪ 」


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


  白雪姫は 真っ赤に色づいた林檎を

  うっとりと 眺めました


「 なんて 美味しそうなのかしら 

  今すぐ いただいてしまおうかしら 

  でも 一人で食べては悪いし 」


  白雪姫は 林檎を手にすると 匂いを嗅ぎました 

「 あぁ 私の大好物の りんご 久しぶり 」

  じっくりと林檎を眺めました 

「 なんて 美味しそうなのかしら 」

  林檎は きらきらと 真っ赤に輝いていました

  甘い香りが 魅惑的です

  逡巡を重ねました


「 一口だけなら いいかしら 」

  前にも そんな事があったわ と思いつつ

  白雪姫は 林檎を 口元に 近づけました

 
  林檎は 赤々と 怪しげに光り

  誘惑するかのようでした

  エデンの園で アダムとイブを 魅了したように


「 いっただきま~す ♪ 」


     続 く



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