ようこそ
「 王妃様 こちらが 私のフィアンセです 」
「 まぁあまあぁ なんて素敵なレディざんしょ ~ 」
王妃は心にもない うすっぺらな お世辞を言い
値踏みをするように 不躾にジロジロと眺めました
艶やかな髪に 豪華な宝石に彩られたティアラ
大粒の真珠の 首飾り
金銀で作られ 宝石に彩られた仮面
すらりとした身体に 特別に仕立てられたであろう
純白に輝く まばゆいばかりのドレス
ドレープが陰影を作り エレガントさが際立ちます
そして 透き通るような 白く美しい肌
” ドレスは オートクチュールのようね
物が良さそうだわ
ず~いぶんと お金がかかっているようだねぇ
他人が綺麗なカッコしてると 殺意をおぼえるわ
隣国は ずいぶん潤っているようね
その分 もっとパーティの食い物や
デザートも 多くしてくれりゃいいのにねぇ
こんな小娘に無駄な金使いやぁがって
許せないよ !
こんな国 早めに侵略して
蹂躙しなければいけないねぇ ”
王妃は 変態従者に耳打ちします
” 元経済学教授の立場として言わせていただきますと
他人が金持ちだったり 儲けているのを見るのは
精神的に良ろしくないですなぁ
むっかむかと むかつきますなぁ
許せませんな 腹立たしい限りですな
チ ッ ! ”
変態従者も 耳打ちで 舌打ちして答えました
「 ごきげんよう よく おいで頂きました 」
金銀の輝く仮面の少女は 王妃に会釈しました
王妃も 軽く会釈を返します
「 私が 隣国の美人の誉れ高い 新王妃です
初めて お目にかかります
お~ほほほほっ ~ ♪ 」
「 本当に 初めてでしょうか ?
おまけに 自分のこと美人って
慎み深さの かけらも無いのですね
うふふふっ 」
「 あ~ら いやだ
一部の熱狂的マニアには 絶大な人気なのですよ
王妃様 王妃様と 握手会に長蛇の列
ファンが引きも切らず 整理券を配布しないと
いけないくらいですの おっほほほっ ♪ 」
「 それは想像するだけで おぞましい事ですね 」
「 なんなら 優先整理券をさし上げましょう
ほんとは有料なんですよ お~ほほほほっ ♪ 」
「 けっこうです !
まだ 私を おわかりになりませんか ? 」
「 ええぇ~っと ?
どこで お目にかかりましたかしら ?
いちいち どうでもいい女性の顔なんぞ
覚えちゃいないんですのよ
イケメンなら まだしも お~ほほほっ ♪ 」
「 そうとう ボケが始まっているようですね
これで おわかりになるかしら ? 」
優美な姿の少女は 輝く金銀の仮面を取りました
続 く
、
隣国の宮殿では 綺羅びやかで 華やかな
仮面舞踏会が 開催されていました
招待客は それぞれに着飾り 仮面をつけて
優雅にダンスを楽しんでいました
王妃と従者はというと フードコーナーに陣取り
高そうな ローストビーフやら オードブルやら
フルーツやら スイーツやら
手当たりしだいに バッカバカ 食べて
カクテルや シャンパンを
がっぶがぶ 浴びるように飲み
胃袋に流し込みました

「 タダなんだから 思いっきり飲み食いしなさい
がつ がつ がつ ♪ 」
「 何日も 飯抜きで来た甲斐がありましたなぁ
がぶり もぐ もぐ もぐ ♪ 」
「 いい素材を使っているようね 許せないわ
このやろ このやろ 成敗してくれるわ
ぐしゃ ぐしゃ ぐしゃ ごっくん ♪ 」
「 高級ワインやシャンペンも 豊富にありますねぇ
わたくしめに 言わせもらえるなら
アルコール度数低くて バカ高い酒は
費用対効果が 悪いですなぁ
アブサンとか テキーラとかのほうが
すぐ酔っぱらえて お得ですよぉ
でも タダのお酒は おいちいですなぁ
タダより安いものはない っとくらぁ ♪
ごきゅ ごきゅ ごきゅ ♪
うっっひひひひひ ~ ひっくっ ♪ 」
「 粉物でんぷん質は あまり食べるんじゃぁないよ
腹がふくれて 損だからねぇ 」
「 わかってますよ わたくしめ元経済学教授ですよ
損得勘定は しっかりしてますよ~だ 」
「 食うだけ食ったら 残りは
ドギーバッグに入れて持ち帰るのよ
もちろん 犬なんか 飼ってないけどねぇ
ぐえっぷ ~! お~ほっほほほ ♪ 」
「 今月の食費が だいぶ浮きそうですなぁ
食い放題飲み放題 ここはパラダイスですなぁ
ういっぷ ~! うっひぃひひひぃ ♪ 」
「 来月も浮かすぐらい食っていきな
お~ほっほほほ ♪ 」
「 おやぁ ? 王妃様
今日は やけに バストを上げて寄せて
普段の貧乳 Aカップが
Ḡカップくらいになってますよぉ
いい歳こいて 色気づいて
若い王子を何とかしようと思ってるんですかぁ ?
みぐるしいですなぁ うひひひひ ♪ 」
「 やかましい バストは女の武器庫なのさ
後でお楽しみの 禁断の秘密兵器だよ
お~ほっほほ ♪ 」
「 そりゃぁ 詰め物たっぷりだと
秘密にせざるをえませんなぁ 」
そこに 一人の青年が近寄り仮面をとりました
「 これは初めまして 隣国の新しい王妃さま 」
王妃は その声に振り向きました
「 私が この国の王子です 」
( なるほどねぇ これが この国の王子か
長身で 痩身 足も長くて
鼻筋通ってオメメパッチリ あごもシュッとして
たしかに知的なハンサムボーイね
しかし やり手と言われても
私から見たら まだまだ 青二才
私の 策謀術の足元にも及ぶまい
いつか さんざん弄んでから
きゅっ! と ひねり潰して よく煮込んで
甘酢あんかけ肉団子にしてやるわ
お~ほほほほっ ♪ )
王妃は そんなどす黒い思いを顔に滲ませながら
安っぽい バッタの顔のような仮面を取り
挨拶をするために 王子に近づき
精一杯の引きつったトカゲのような
愛想笑いで会釈しました
「 ごきげんよう ♪ 王子様 」
「 お忙しい中を おいでいただきまして
まことに ありがとうございます 」
王子が 丁寧に挨拶をします
「 このたびは お招きいただき
ありがとうございまっす ♪
あいにく わが夫の国王は
体調が すぐれないので伺えませんでしたが 」
「 そうですか 残念ですね 」
「 歳のせいか ずいぶん弱ってきていましてねぇ
歳は取りたくないものですわねぇ
お~ほっほほほっ ♪ 」
「 しかし王妃様は ” 健 啖 家 ” で
食べ物の 好き嫌いもなく
何でも 手当たりしだいに召し上がられて
血色の悪い 青白い お顔の
口周りだけが 別の生き物のように
てっかてか ギットギトと脂ぎっていますね 」
「 まぁ王子様ったら お口の お上手なこと
お~ほっほほほほほほっ ♪ 」
「 鯨飲馬食とは王妃様のためにあるような言葉ですね 」
「 お恥ずかしい それほどでもありませんわ
お~ほっほほほほほほほっ ♪ 」
「 食い意地が肥大化した おぞましく浅ましい
さながら 飢餓意識にも似た
食欲の権化と言えるでしょう 」
「 そんなに褒めていただいて うれしいわぁ ♪ 」
「 ふふふ ところで 確か 一人娘の
雪のような白い肌の 美しいプリンセスが
居られたのではないですか ~? 」
「 まぁ ご存知でしたかぁ
でも そんなに綺麗ってわけじゃぁないんですのよ
育ちの良くない 性悪で下品な山猿のような娘で
それが お恥ずかしいことに家出してまして
行方が知れないのです 国王はその心労で 、、 」
「 ほぅ そうですか 、、、 」
「 わがままに育って 勝手気ままに
よく家出してしまいますの
困ったものですわ どこにしけ込んで
いかがわしい行為を しているんでしょうか
やっぱり アバズレの血は 隠せませんよねぇ
所詮 私の産んだ子じゃぁありませんから
とても責任など もてませんわ
この頃の若い娘は どこで どんな
薄汚れ爛れまくった 変態行為を楽しんでいるのやら
危険な違法薬物を飲んだり飲ませたりしているのかも
ホント 今の若いものは どうなってるのでしょうね
お~ほっほほほほほほほっ ♪ 」
「 それは さぞ心配で お困りでしょうね 。。 」
「 ええ たいそう王様が心配されて
寝込んでしまいましたわぁ
バカな親だから バカ娘が可愛いようなんですの
おかげで 私が中心になって
国中を 必死に捜索していますのよ
ほんと迷惑ばかりかけて
ま~ったく困った小娘ですわ
実母の顔が 見てみたいくらいですのよ
もっとも もう亡くなったのですけどね 」
「 、、、、、 」
「 あら いやだわ 王子様 そんな目付きして
私が 母娘ともども
直接 手を下したんじゃありませんことよ
お~ほっほほほっ ♪ 」
「 ちょいとぉ 王妃様ぁあ ~
口が すべってますよぉお ~ 」
変態従者が 耳打ちします
「 実は 紹介したい人がいるのですが
お会いいただけますか ? 」
「 まぁ 王子様の紹介でしたら 喜んで 」
「 私のフィアンセです さぁ こちらにおいで 」
王子に促されて 少し離れてた所から
金銀の仮面を つけた少女が
スポットライトに 照らされ
まばゆい光を放ち 輝きながら
一筋の 光跡のように
優雅に ゆっくりとした足取りで
王妃の前に 進み出ました
続 く
隣国の宮殿では 綺羅びやかで 華やかな
仮面舞踏会が 開催されていました
招待客は それぞれに着飾り 仮面をつけて
優雅にダンスを楽しんでいました
王妃と従者はというと フードコーナーに陣取り
高そうな ローストビーフやら オードブルやら
フルーツやら スイーツやら
手当たりしだいに バッカバカ 食べて
カクテルや シャンパンを
がっぶがぶ 浴びるように飲み
胃袋に流し込みました

「 タダなんだから 思いっきり飲み食いしなさい
がつ がつ がつ ♪ 」
「 何日も 飯抜きで来た甲斐がありましたなぁ
がぶり もぐ もぐ もぐ ♪ 」
「 いい素材を使っているようね 許せないわ
このやろ このやろ 成敗してくれるわ
ぐしゃ ぐしゃ ぐしゃ ごっくん ♪ 」
「 高級ワインやシャンペンも 豊富にありますねぇ
わたくしめに 言わせもらえるなら
アルコール度数低くて バカ高い酒は
費用対効果が 悪いですなぁ
アブサンとか テキーラとかのほうが
すぐ酔っぱらえて お得ですよぉ
でも タダのお酒は おいちいですなぁ
タダより安いものはない っとくらぁ ♪
ごきゅ ごきゅ ごきゅ ♪
うっっひひひひひ ~ ひっくっ ♪ 」
「 粉物でんぷん質は あまり食べるんじゃぁないよ
腹がふくれて 損だからねぇ 」
「 わかってますよ わたくしめ元経済学教授ですよ
損得勘定は しっかりしてますよ~だ 」
「 食うだけ食ったら 残りは
ドギーバッグに入れて持ち帰るのよ
もちろん 犬なんか 飼ってないけどねぇ
ぐえっぷ ~! お~ほっほほほ ♪ 」
「 今月の食費が だいぶ浮きそうですなぁ
食い放題飲み放題 ここはパラダイスですなぁ
ういっぷ ~! うっひぃひひひぃ ♪ 」
「 来月も浮かすぐらい食っていきな
お~ほっほほほ ♪ 」
「 おやぁ ? 王妃様
今日は やけに バストを上げて寄せて
普段の貧乳 Aカップが
Ḡカップくらいになってますよぉ
いい歳こいて 色気づいて
若い王子を何とかしようと思ってるんですかぁ ?
みぐるしいですなぁ うひひひひ ♪ 」
「 やかましい バストは女の武器庫なのさ
後でお楽しみの 禁断の秘密兵器だよ
お~ほっほほ ♪ 」
「 そりゃぁ 詰め物たっぷりだと
秘密にせざるをえませんなぁ 」
そこに 一人の青年が近寄り仮面をとりました
「 これは初めまして 隣国の新しい王妃さま 」
王妃は その声に振り向きました
「 私が この国の王子です 」
( なるほどねぇ これが この国の王子か
長身で 痩身 足も長くて
鼻筋通ってオメメパッチリ あごもシュッとして
たしかに知的なハンサムボーイね
しかし やり手と言われても
私から見たら まだまだ 青二才
私の 策謀術の足元にも及ぶまい
いつか さんざん弄んでから
きゅっ! と ひねり潰して よく煮込んで
甘酢あんかけ肉団子にしてやるわ
お~ほほほほっ ♪ )
王妃は そんなどす黒い思いを顔に滲ませながら
安っぽい バッタの顔のような仮面を取り
挨拶をするために 王子に近づき
精一杯の引きつったトカゲのような
愛想笑いで会釈しました
「 ごきげんよう ♪ 王子様 」
「 お忙しい中を おいでいただきまして
まことに ありがとうございます 」
王子が 丁寧に挨拶をします
「 このたびは お招きいただき
ありがとうございまっす ♪
あいにく わが夫の国王は
体調が すぐれないので伺えませんでしたが 」
「 そうですか 残念ですね 」
「 歳のせいか ずいぶん弱ってきていましてねぇ
歳は取りたくないものですわねぇ
お~ほっほほほっ ♪ 」
「 しかし王妃様は ” 健 啖 家 ” で
食べ物の 好き嫌いもなく
何でも 手当たりしだいに召し上がられて
血色の悪い 青白い お顔の
口周りだけが 別の生き物のように
てっかてか ギットギトと脂ぎっていますね 」
「 まぁ王子様ったら お口の お上手なこと
お~ほっほほほほほほっ ♪ 」
「 鯨飲馬食とは王妃様のためにあるような言葉ですね 」
「 お恥ずかしい それほどでもありませんわ
お~ほっほほほほほほほっ ♪ 」
「 食い意地が肥大化した おぞましく浅ましい
さながら 飢餓意識にも似た
食欲の権化と言えるでしょう 」
「 そんなに褒めていただいて うれしいわぁ ♪ 」
「 ふふふ ところで 確か 一人娘の
雪のような白い肌の 美しいプリンセスが
居られたのではないですか ~? 」
「 まぁ ご存知でしたかぁ
でも そんなに綺麗ってわけじゃぁないんですのよ
育ちの良くない 性悪で下品な山猿のような娘で
それが お恥ずかしいことに家出してまして
行方が知れないのです 国王はその心労で 、、 」
「 ほぅ そうですか 、、、 」
「 わがままに育って 勝手気ままに
よく家出してしまいますの
困ったものですわ どこにしけ込んで
いかがわしい行為を しているんでしょうか
やっぱり アバズレの血は 隠せませんよねぇ
所詮 私の産んだ子じゃぁありませんから
とても責任など もてませんわ
この頃の若い娘は どこで どんな
薄汚れ爛れまくった 変態行為を楽しんでいるのやら
危険な違法薬物を飲んだり飲ませたりしているのかも
ホント 今の若いものは どうなってるのでしょうね
お~ほっほほほほほほほっ ♪ 」
「 それは さぞ心配で お困りでしょうね 。。 」
「 ええ たいそう王様が心配されて
寝込んでしまいましたわぁ
バカな親だから バカ娘が可愛いようなんですの
おかげで 私が中心になって
国中を 必死に捜索していますのよ
ほんと迷惑ばかりかけて
ま~ったく困った小娘ですわ
実母の顔が 見てみたいくらいですのよ
もっとも もう亡くなったのですけどね 」
「 、、、、、 」
「 あら いやだわ 王子様 そんな目付きして
私が 母娘ともども
直接 手を下したんじゃありませんことよ
お~ほっほほほっ ♪ 」
「 ちょいとぉ 王妃様ぁあ ~
口が すべってますよぉお ~ 」
変態従者が 耳打ちします
「 実は 紹介したい人がいるのですが
お会いいただけますか ? 」
「 まぁ 王子様の紹介でしたら 喜んで 」
「 私のフィアンセです さぁ こちらにおいで 」
王子に促されて 少し離れてた所から
金銀の仮面を つけた少女が
スポットライトに 照らされ
まばゆい光を放ち 輝きながら
一筋の 光跡のように
優雅に ゆっくりとした足取りで
王妃の前に 進み出ました
続 く
、
白雪姫の葬儀の日から しばらくすると
隣国の王室から 書簡が届き
鏡の裏の変態従者が 王妃に知らせに来ました
「 王妃さま !
仮面舞踏会への招待状が届いております 」
「 何 ? 何 ? 仮 面 武 道 会 ~?
マスクかぶって 飛んだり跳ねたりの
ルチャリブレ みたいなものですか ? 」

「 違います それ メキシコのプロレスですよ
ストレッチ技も豊富なんですよ
そうじゃなくて
” 舞 踏 会 ” です
みんな仮面をつけて
誰だか わからないようにして
淫靡に 大胆に ダンスを楽しむパーティですな
変態が いっぱい集まりそうですなぁ
うっひひひひひひぃぃ ♪ 」

王妃は 目の上のタンコブの 白雪姫を
首尾よく 始末できたので
次の謀略の対象に 隣国を視察するのも
悪く無いだろうと思いました
「 ふ~ん ダンスパーティねぇ
飲み食いは もちろんタダなんでしょうね ? 」
「 会費制とは書いてありませんでした
王室主催ですからねぇ
食券買わせたりはしないでしょう
我が国みたいに 消費税10%とられたり
イートイン脱税とか 言わないでしょう
思いっきり 食い倒しましょうか ? 」
「 そうね ガンガン食べて ガボガボ飲んで
隣国の財政を 苦しめてやりましょう
腹も膨れて 一石二鳥ね おほほほっ ♪ 」
「 元経済学教授の わたくしめも
賢い戦略だと思いますなぁ 」
「 では当分 飯抜きで腹をすかせておきなさい 」
「 それは ちょっと キビシイ~ですなぁ 」
「 私も 飯抜きで 腹をすかせて
パーティで食うだけ喰うから がまんしな ! 」
「 そうそう 王妃様 この頃 隣国は小国ながら
国力が充実して来ているようなのですよぅ 」
「 なぜかしら ? 」
「 なにやら王子が やり手との噂があります
若い芽は 早めに摘んでおくのが 肝要かと 」
「 いつか 隣国を侵略する日のために
奴らの間抜け顔を 拝見してみないといけませんね
では出席する旨を 隣国に返事しておきなさい 」
「 かしこまりました 」
「 お~ほっほほほっ 何を着て行こうかしら
やっぱり 仮面と言ったら
” ラ△ダ- ” の服装かしらねぇ
今年の 0面ライダー いいわねぇ
主役はイケメン
若くてピチピチだし ごくり 、、、 」
「 王妃様 よだれ よだれ 」
続 く
白雪姫の葬儀の日から しばらくすると
隣国の王室から 書簡が届き
鏡の裏の変態従者が 王妃に知らせに来ました
「 王妃さま !
仮面舞踏会への招待状が届いております 」
「 何 ? 何 ? 仮 面 武 道 会 ~?
マスクかぶって 飛んだり跳ねたりの
ルチャリブレ みたいなものですか ? 」

「 違います それ メキシコのプロレスですよ
ストレッチ技も豊富なんですよ
そうじゃなくて
” 舞 踏 会 ” です
みんな仮面をつけて
誰だか わからないようにして
淫靡に 大胆に ダンスを楽しむパーティですな
変態が いっぱい集まりそうですなぁ
うっひひひひひひぃぃ ♪ 」

王妃は 目の上のタンコブの 白雪姫を
首尾よく 始末できたので
次の謀略の対象に 隣国を視察するのも
悪く無いだろうと思いました
「 ふ~ん ダンスパーティねぇ
飲み食いは もちろんタダなんでしょうね ? 」
「 会費制とは書いてありませんでした
王室主催ですからねぇ
食券買わせたりはしないでしょう
我が国みたいに 消費税10%とられたり
イートイン脱税とか 言わないでしょう
思いっきり 食い倒しましょうか ? 」
「 そうね ガンガン食べて ガボガボ飲んで
隣国の財政を 苦しめてやりましょう
腹も膨れて 一石二鳥ね おほほほっ ♪ 」
「 元経済学教授の わたくしめも
賢い戦略だと思いますなぁ 」
「 では当分 飯抜きで腹をすかせておきなさい 」
「 それは ちょっと キビシイ~ですなぁ 」
「 私も 飯抜きで 腹をすかせて
パーティで食うだけ喰うから がまんしな ! 」
「 そうそう 王妃様 この頃 隣国は小国ながら
国力が充実して来ているようなのですよぅ 」
「 なぜかしら ? 」
「 なにやら王子が やり手との噂があります
若い芽は 早めに摘んでおくのが 肝要かと 」
「 いつか 隣国を侵略する日のために
奴らの間抜け顔を 拝見してみないといけませんね
では出席する旨を 隣国に返事しておきなさい 」
「 かしこまりました 」
「 お~ほっほほほっ 何を着て行こうかしら
やっぱり 仮面と言ったら
” ラ△ダ- ” の服装かしらねぇ
今年の 0面ライダー いいわねぇ
主役はイケメン
若くてピチピチだし ごくり 、、、 」
「 王妃様 よだれ よだれ 」
続 く
、

王妃の配下の老女が
お城へ報告に戻りました
「 これこれ しかじか 」
「 そうですか 白雪は 死んだのですね 」
「 はい 葬式が行われていました
白雪姫が 棺に横たわっているのを
近くの木によじ登り 老眼で乱視ですが
この眼で しかと見ました 」
「 さぞや白雪は 毒で苦しんだでしょうね
お~っほほほほほほっ ♪ 」
「 おそらくは あっという間に意識を失い
絶命したでしょう とても綺麗なお顔でした 」
「 あっ そう ~ ふ~ん
白雪が 悶絶しなかったのは悔しいけど
亡き者になったんだから もう どうでもいいわ
あぁ とても気分がいいわ
ウキウキ 血が沸き立つようね
踊ろうかしら レッツ・ダンシング
♪ ウキキキィ ♪ 」
「 たいへん お喜びのご様子
私も嬉しく思います 」
「 あぁ ところで 墓を掘り返し棺を暴いて
心臓を えぐりだしたのですか ? 」
「 それが たまたま隣国の王子が通りかかりまして
若くして死んだ 綺麗な白雪姫を
哀れと思ったのか
自国の お城の近くの墓地に
埋葬するという話になり
棺は 隣国に運ばれました 」
「 なにぃいい ~!!
この国のプリンセスと知っての事ですか ? 」
「 いぇ そうではないらしいです
若くて誰もが魅了される白雪姫ですから
御遺体とはいえ 綺麗なので
気に入ったのではないでしょうか ? 」
「 まさか その王子は 死体愛好癖が
あるのではないでしょうね ?
変態行為に及ぶのでは無いでしょうねぇ
怖いわねぇ おほほほほっ ♪ 」
「 それは なんとも 、、
趣味は 人それぞれですからねぇ 」
と老婆
それを聞き 鏡の裏の従者が
うなずきながら 口を挟みました
「 わたくしめの趣味は 手鏡での覗き
王妃様の性癖は どS ですよね
王子は いかなる趣味をお持ちなのでしょう ?
白雪姫を剥製にでもして
飾ったりたら怖いですねぇ
もしくは ブードゥー呪術で
ゾンビにして かしずかせていたりして 」
「 話しの途中に うるさいよ !
気持ち悪いことを言うな !
夜 一人でトイレに行けなくなるわ !
おねしょしたら どうすんだ !
お前は 荒縄で縛り上げられて
ムチで ぶっ叩かれたいのか~い ?
それとも三角木馬で
いたぶってあげようか~ ? 」
「 そっ それは また別の機会に
痛いの嫌いなんですよぉおお ~ 、、、 」
「 私は 繊細な神経の持ち主なんだよ ! 」
「 えぇ ?
綺麗で清楚で国民的敬愛の的
若く美しい白雪姫を 無慈悲にも
むごたらしい暗殺を謀っておきながら
繊細な神経は 無いかと思いますがねぇ ~
なに言ってるんでしょう
ちゃんちゃら おかしいですなぁ
うっひひひ ♪ 」
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「 ぎゃぁぁああ !
王妃様 ~ 本物のムチは反則ですよぉ ~
達人のムチは 音速を超えることもある
恐ろしい武器なんですよ
SMプレイの バラ鞭とは 違うんですよ ~ 」

王妃は 老女に聞きました
「 それでは 白雪の心臓を
えぐり出すことは 出来ないのですね 」
「 残念ながら
今からでは 腐敗している恐れがあり
食用には適さないのではないかと 」
「 ミンチにして ハンバーガーを作り
王様に 食べさせようと考えていたのですよ
ホワイト・ソースをかけて
とろけるチーズを乗せてね
濃厚な味になるのにねぇ
お~ほっほほほほ ♪ 」

「 それは さぞや 美味しくできたでしょうね
ご期待に添えず 申し訳ありません 」
「 まあよい どうせ 小生意気で 御しがたい
有色人種に 何ら配慮しない
シミ ソバカス シワの無い
白い肌を鼻にかけたような
食えない 嫌味な小娘だったんだから
棺の中で 死斑だらけになって
ゆっくり 醜く 朽ち果てるがいいわ
老婆よ ご苦労だったね
一応 褒めてあげましょう 」
「 はい ありがとうございます
では報酬の残金 銀貨16枚をお願いします 」
「 おい ! 残金 払ってやりなさい 」
「 はい じゃぁ 手を出して
銀貨が 1枚 2枚 3枚 、、、 」
「 ありがたや ありがたや 」
「 7枚 8枚 、、 今 なん時だい ? 」
「 はい 夜の9時頃ですが 」
「 10枚 11枚 、、 」
「 こ ら ~!
ごまかして払うんじゃないよ ! 」
「 あらぁ わかっちゃいましたかぁ
1枚あれば 生活が楽になるんですよ
安月給なもので つい てへぺろ 、、、 」
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「 ひ ゃ ぁ ぁ ~!
ムチはやめてぇぇええ ~! 」
「 あとは 国民を反抗させないように
三人寄ったら 共同謀議罪を 適用して
町内会相互密告制度を 徹底させ
王室内の権力を 完全掌握して
ゆくゆくは時期を見て 王を亡き者にすれば
この国は 私の思うがまま
近い内に 我が母国に併合して
田舎臭い国だから 自然の森は全部伐採して
アウトレットや レジャーランドや
小洒落たカフェや カジノでも作り
国民は わが母国のために奴隷にして
死ぬまで こき使ってやりましょう 」
王妃は 野望が着々と進んでいることに満足し
つい 地を出して外卑た笑いをしました
「 げひ げひ げひひ~ぃん ♪ 」
続 く

王妃の配下の老女が
お城へ報告に戻りました
「 これこれ しかじか 」
「 そうですか 白雪は 死んだのですね 」
「 はい 葬式が行われていました
白雪姫が 棺に横たわっているのを
近くの木によじ登り 老眼で乱視ですが
この眼で しかと見ました 」
「 さぞや白雪は 毒で苦しんだでしょうね
お~っほほほほほほっ ♪ 」
「 おそらくは あっという間に意識を失い
絶命したでしょう とても綺麗なお顔でした 」
「 あっ そう ~ ふ~ん
白雪が 悶絶しなかったのは悔しいけど
亡き者になったんだから もう どうでもいいわ
あぁ とても気分がいいわ
ウキウキ 血が沸き立つようね
踊ろうかしら レッツ・ダンシング
白雪追悼大宴会でも開きたいわ
♪ ウキキキィ ♪ 」
「 たいへん お喜びのご様子
私も嬉しく思います 」
「 あぁ ところで 墓を掘り返し棺を暴いて
心臓を えぐりだしたのですか ? 」
「 それが たまたま隣国の王子が通りかかりまして
若くして死んだ 綺麗な白雪姫を
哀れと思ったのか
自国の お城の近くの墓地に
埋葬するという話になり
棺は 隣国に運ばれました 」
「 なにぃいい ~!!
この国のプリンセスと知っての事ですか ? 」
「 いぇ そうではないらしいです
若くて誰もが魅了される白雪姫ですから
御遺体とはいえ 綺麗なので
気に入ったのではないでしょうか ? 」
「 まさか その王子は 死体愛好癖が
あるのではないでしょうね ?
変態行為に及ぶのでは無いでしょうねぇ
怖いわねぇ おほほほほっ ♪ 」
「 それは なんとも 、、
趣味は 人それぞれですからねぇ 」
と老婆
それを聞き 鏡の裏の従者が
うなずきながら 口を挟みました
「 わたくしめの趣味は 手鏡での覗き
王妃様の性癖は どS ですよね
王子は いかなる趣味をお持ちなのでしょう ?
白雪姫を剥製にでもして
飾ったりたら怖いですねぇ
もしくは ブードゥー呪術で
ゾンビにして かしずかせていたりして 」
「 話しの途中に うるさいよ !
気持ち悪いことを言うな !
夜 一人でトイレに行けなくなるわ !
おねしょしたら どうすんだ !
お前は 荒縄で縛り上げられて
ムチで ぶっ叩かれたいのか~い ?
それとも三角木馬で
いたぶってあげようか~ ? 」
「 そっ それは また別の機会に
痛いの嫌いなんですよぉおお ~ 、、、 」
「 私は 繊細な神経の持ち主なんだよ ! 」
「 えぇ ?
綺麗で清楚で国民的敬愛の的
若く美しい白雪姫を 無慈悲にも
むごたらしい暗殺を謀っておきながら
繊細な神経は 無いかと思いますがねぇ ~
なに言ってるんでしょう
ちゃんちゃら おかしいですなぁ
うっひひひ ♪ 」
<< び し っ ! >>

「 ぎゃぁぁああ !
王妃様 ~ 本物のムチは反則ですよぉ ~
達人のムチは 音速を超えることもある
恐ろしい武器なんですよ
SMプレイの バラ鞭とは 違うんですよ ~ 」
王妃は 老女に聞きました
「 それでは 白雪の心臓を
えぐり出すことは 出来ないのですね 」
「 残念ながら
今からでは 腐敗している恐れがあり
食用には適さないのではないかと 」
「 ミンチにして ハンバーガーを作り
王様に 食べさせようと考えていたのですよ
ホワイト・ソースをかけて
とろけるチーズを乗せてね
濃厚な味になるのにねぇ
お~ほっほほほほ ♪ 」

「 それは さぞや 美味しくできたでしょうね
ご期待に添えず 申し訳ありません 」
「 まあよい どうせ 小生意気で 御しがたい
有色人種に 何ら配慮しない
シミ ソバカス シワの無い
白い肌を鼻にかけたような
食えない 嫌味な小娘だったんだから
棺の中で 死斑だらけになって
ゆっくり 醜く 朽ち果てるがいいわ
老婆よ ご苦労だったね
一応 褒めてあげましょう 」
「 はい ありがとうございます
では報酬の残金 銀貨16枚をお願いします 」
「 おい ! 残金 払ってやりなさい 」
「 はい じゃぁ 手を出して
銀貨が 1枚 2枚 3枚 、、、 」
「 ありがたや ありがたや 」
「 7枚 8枚 、、 今 なん時だい ? 」
「 はい 夜の9時頃ですが 」
「 10枚 11枚 、、 」
「 こ ら ~!
ごまかして払うんじゃないよ ! 」
「 あらぁ わかっちゃいましたかぁ
1枚あれば 生活が楽になるんですよ
安月給なもので つい てへぺろ 、、、 」
<< びしっ ! >>
「 ひ ゃ ぁ ぁ ~!
ムチはやめてぇぇええ ~! 」
「 あとは 国民を反抗させないように
三人寄ったら 共同謀議罪を 適用して
町内会相互密告制度を 徹底させ
王室内の権力を 完全掌握して
ゆくゆくは時期を見て 王を亡き者にすれば
この国は 私の思うがまま
近い内に 我が母国に併合して
田舎臭い国だから 自然の森は全部伐採して
アウトレットや レジャーランドや
小洒落たカフェや カジノでも作り
国民は わが母国のために奴隷にして
死ぬまで こき使ってやりましょう 」
王妃は 野望が着々と進んでいることに満足し
つい 地を出して外卑た笑いをしました
「 げひ げひ げひひ~ぃん ♪ 」
続 く
、
白雪姫を 収めた棺が
七人の男達の 小屋の前に置かれ
厳かに 葬儀が行なわれました
「 灰は 灰に 塵は 塵に 、、、、、 」
男たちは 手に手に 花を持ち 棺の中に入れます
「 あぁ 俺達の 白雪が 死んでしまった ~ 」
「 かわいそうな 白雪 ~ 」
「 君のことは 忘れないよ ~ 」
「 ヒィ ヒィ 悲しいよ ~ 」
「 りんごを 食べたばかりに 死んでしまった ~ 」
「 まさか 毒が入っていたなんて ~ 」
「 わ~ん わ~ん ! 」
男たちは 大声で 森に響くように 泣き叫びました
林檎売りに扮していた 王妃配下の 老女が
その様子を 森に潜んで 密かに見ていました
「 しめしめ みごとに毒殺は 成功したようだねぇ
後は 埋葬がすんだら 夜中にでも墓を暴いて
白雪姫の心臓を取り出さねば
王妃様はサディストだから お喜びになるだろうが
でも あたしゃぁ 気持ち悪くて
やりたかぁないねぇ 」
そこに お供の者を引き連れた
馬に乗った人物が 通りかかりました
「 おやぁ ? あれは誰だろう ? 」
老婆は いぶかしく思いました
「 これこれ 君たち 何をしているのだ~い ? 」
彼は 大きな声で尋ねました
「 あなた様は どなたですか ~? 」
「 私は 隣の国の王子で~すっ
狩りの途中で あなた方の声が聞こえたので
何事かと思い 見に来たのだぁ~よ 」
「 そうですか 今 葬式をしていま~す 」
「 僕たちの 大切な仲間の 白雪が
毒りんごを食べて 死んでしまいました ~ 」
「 お~い おいおいお~い ! 」
「 あぁ なんと美しい娘さんだろう ~
白く透き通るような肌だ ~
こんな森の中で 埋葬するのは かわいそうだ ~
一人ぼっちで 冷たい土の中 眠るなんて ~
我が国の お城の近くの教会の墓地に
葬ってやりたいのだが どうだろう ~ ? 」
王子を名乗った人物は 大声で言いました
「 それは 光栄なことです ~
こんな寂しい所より 立派な墓地で眠ったほうが ~
どれだけ幸せでしょうか ~
きっと彼女も 草葉の陰で 喜ぶ事でしょう ~ 」
「 それがいい ~ 」
「 それがいい ~ 」
「 以下同文 ~ 」
「 では 棺は 私が国に持ち帰ることにしよう ~ 」
「 よろしくお願いしま~す 」
「 手厚く 埋葬するので 安心し給え ~ 」
彼は お供の荷馬車に棺を乗せて 去っていきました
「 さ よ う な ら ~ 」
「 さ よ な ら ~ 」
「 さよなら ~ 」
「 またね ~ 」
「 キスしちゃ ダメだよ ~! 」
「 お い ! 」
男たちは 荷馬車が見えなくなるまで
ずっと 大げさに 手を振り 見送りました
「 ほぉ~ ちょうど 隣国の王子が
通りかかるとはねぇ 」
王妃の配下の老婆は これ幸いと思いました
「 まぁ これで 墓を暴かなくてもすんだね
王妃様も 隣国の墓地まで行けとは言わないだろう
他国の墓を暴いて もし見つかったら
国際問題に なりかねないしね
白雪姫も 静かに 永遠の眠りにつけるだろうて 」
老婆は 嫌な仕事しなくてすみ 安堵しました
「 よし さっそく この事を報告をしなくては
さぁ こんな辺鄙な所とは さっさとオサラバ
早く城下にもどって 行きつけのレストランで
白雪姫を偲んで アップルパイでも食べようかねぇ
うふふふっ 楽しみだわ
よっこらしょ どっこいしょ 」

一連の様子を見た老婆は
隠しておいたロバにまたがり
王妃のもとに 急ぎました
続 く
白雪姫を 収めた棺が
七人の男達の 小屋の前に置かれ
厳かに 葬儀が行なわれました
「 灰は 灰に 塵は 塵に 、、、、、 」
男たちは 手に手に 花を持ち 棺の中に入れます
「 あぁ 俺達の 白雪が 死んでしまった ~ 」
「 かわいそうな 白雪 ~ 」
「 君のことは 忘れないよ ~ 」
「 ヒィ ヒィ 悲しいよ ~ 」
「 りんごを 食べたばかりに 死んでしまった ~ 」
「 まさか 毒が入っていたなんて ~ 」
「 わ~ん わ~ん ! 」
男たちは 大声で 森に響くように 泣き叫びました
林檎売りに扮していた 王妃配下の 老女が
その様子を 森に潜んで 密かに見ていました
「 しめしめ みごとに毒殺は 成功したようだねぇ
後は 埋葬がすんだら 夜中にでも墓を暴いて
白雪姫の心臓を取り出さねば
王妃様はサディストだから お喜びになるだろうが
でも あたしゃぁ 気持ち悪くて
やりたかぁないねぇ 」
そこに お供の者を引き連れた
馬に乗った人物が 通りかかりました
「 おやぁ ? あれは誰だろう ? 」
老婆は いぶかしく思いました
「 これこれ 君たち 何をしているのだ~い ? 」
彼は 大きな声で尋ねました
「 あなた様は どなたですか ~? 」
「 私は 隣の国の王子で~すっ
狩りの途中で あなた方の声が聞こえたので
何事かと思い 見に来たのだぁ~よ 」
「 そうですか 今 葬式をしていま~す 」
「 僕たちの 大切な仲間の 白雪が
毒りんごを食べて 死んでしまいました ~ 」
「 お~い おいおいお~い ! 」
「 あぁ なんと美しい娘さんだろう ~
白く透き通るような肌だ ~
こんな森の中で 埋葬するのは かわいそうだ ~
一人ぼっちで 冷たい土の中 眠るなんて ~
我が国の お城の近くの教会の墓地に
葬ってやりたいのだが どうだろう ~ ? 」
王子を名乗った人物は 大声で言いました
「 それは 光栄なことです ~
こんな寂しい所より 立派な墓地で眠ったほうが ~
どれだけ幸せでしょうか ~
きっと彼女も 草葉の陰で 喜ぶ事でしょう ~ 」
「 それがいい ~ 」
「 それがいい ~ 」
「 以下同文 ~ 」
「 では 棺は 私が国に持ち帰ることにしよう ~ 」
「 よろしくお願いしま~す 」
「 手厚く 埋葬するので 安心し給え ~ 」
彼は お供の荷馬車に棺を乗せて 去っていきました
「 さ よ う な ら ~ 」
「 さ よ な ら ~ 」
「 さよなら ~ 」
「 またね ~ 」
「 キスしちゃ ダメだよ ~! 」
「 お い ! 」
男たちは 荷馬車が見えなくなるまで
ずっと 大げさに 手を振り 見送りました
「 ほぉ~ ちょうど 隣国の王子が
通りかかるとはねぇ 」
王妃の配下の老婆は これ幸いと思いました
「 まぁ これで 墓を暴かなくてもすんだね
王妃様も 隣国の墓地まで行けとは言わないだろう
他国の墓を暴いて もし見つかったら
国際問題に なりかねないしね
白雪姫も 静かに 永遠の眠りにつけるだろうて 」
老婆は 嫌な仕事しなくてすみ 安堵しました
「 よし さっそく この事を報告をしなくては
さぁ こんな辺鄙な所とは さっさとオサラバ
早く城下にもどって 行きつけのレストランで
白雪姫を偲んで アップルパイでも食べようかねぇ
うふふふっ 楽しみだわ
よっこらしょ どっこいしょ 」

一連の様子を見た老婆は
隠しておいたロバにまたがり
王妃のもとに 急ぎました
続 く
、
Meno Istorija
王妃の密命を帯びた 配下の老婆が
毒入り林檎を抱え 白雪姫の住む森にやって来ました
なぜ 老婆なのでしょう ?
それは なまじ屈強な男だと 目立ち警戒され
7人の男たちに発見されると
何をされるか分からないからです
妙齢な女性も 違う意味で危ないかも知れません
「 ごめんくださいまっし ~ 」
白雪姫は ドアチェーンをかけて
玄関の扉の隙間から 訪問者をのぞきます
チェーンは 一人留守番する彼女のため
男たちが心配して 取り付けた物でした
「 どなたですか ? 」
「 産地直送の美味しい りんごは いかがでしょう ~? 」
「 けっこうです お引き取りください 」
白雪姫は 見知らぬ人を
小屋に招いてはいけないと
男たちに きつく言われていました
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
「 いいかい 俺達のこと
人に知られてはいけないんだよ 」
「 国税の徴収の役人とかは 特にね 」
「 俺たち 税金 払ってないからね えへへ 」
「 秘密の鉱山の 非合法の採掘を知られると
とっても まずいんだよ 」
「 重税を課され 追徴課税も免れないだろうなぁ 」
「 それだけじゃない
国に 鉱山を取り上げられてしまうかも 」
「 ただで 取り上げられて
また 失業の憂き目は困るよ 」
「 牢獄に つながれるのもゴメンだ 」
この頃 鉱山や 白雪姫の暮らす
小屋の辺りを うろついていた不審者が
交代で 見張り番をしていた男たちに 発見され
背後から忍び寄られ 危険なプロレス技で
撃退されてしまいました
「 チョークスリーパー! 」
「 コブラツイスト ! 」
「 腕ひしぎ十字固め ! 」
「 アキレス腱固め ! 」
「 へそで投げる バックドロップ ! 」
「 とどめの ツームストン・パイルドライバー ! 」
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
老婆は白雪姫に りんごを 勧めます
「 まぁ そういわず 味見用に
おひとつ いかがですか? 無料ですよ 」
「 では 置いて行ってくださいな 」
「 糖度が高く ジューシー ひとかじりで
天国にも登る 心持ちですよ うふふふ ♪ 」
「 はい はい 」
「 今 お食べになってくださいなぁ 」
「 いえ 後で家の者たちと 一緒に頂きます
私の独断で 買うわけにはいかないのです 」
「 そうですか では 後で 召し上がれ 」
白雪姫は 林檎を 受け取りました
「 試食して お気に召したら 大量に箱ごと
お買い上げくださいましね また伺いますよ 」
老女は 去って行きました
あまり強引に 勧めると
逆効果だと 考えたからでした
「 可哀想だが 一口でも食べた途端
悶え苦しんで あの世行き
あとで 様子を見に来ようかぁねぇ 」
老婆は 焦らず結果を待つつもりです
「 でも 王妃様も 小娘一人に 必死だねぇ
放っておいた方が 良いと思うけどねぇ
なんて無慈悲なことを やらせるのやら
まぁ 金で雇われた あたしが言う事でもないがねぇ
うふふふっ ♪ 」
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
白雪姫は 真っ赤に色づいた林檎を
うっとりと 眺めました
「 なんて 美味しそうなのかしら
今すぐ いただいてしまおうかしら
でも 一人で食べては悪いし 」
白雪姫は 林檎を手にすると 匂いを嗅ぎました
「 あぁ 私の大好物の りんご 久しぶり 」
じっくりと林檎を眺めました
「 なんて 美味しそうなのかしら 」
林檎は きらきらと 真っ赤に輝いていました
甘い香りが 魅惑的です
逡巡を重ねました
「 一口だけなら いいかしら 」
前にも そんな事があったわ と思いつつ
白雪姫は 林檎を 口元に 近づけました
林檎は 赤々と 怪しげに光り
誘惑するかのようでした
エデンの園で アダムとイブを 魅了したように
「 いっただきま~す ♪ 」
続 く
Meno Istorija
王妃の密命を帯びた 配下の老婆が
毒入り林檎を抱え 白雪姫の住む森にやって来ました
なぜ 老婆なのでしょう ?
それは なまじ屈強な男だと 目立ち警戒され
7人の男たちに発見されると
何をされるか分からないからです
妙齢な女性も 違う意味で危ないかも知れません
「 ごめんくださいまっし ~ 」
白雪姫は ドアチェーンをかけて
玄関の扉の隙間から 訪問者をのぞきます
チェーンは 一人留守番する彼女のため
男たちが心配して 取り付けた物でした
「 どなたですか ? 」
「 産地直送の美味しい りんごは いかがでしょう ~? 」
「 けっこうです お引き取りください 」
白雪姫は 見知らぬ人を
小屋に招いてはいけないと
男たちに きつく言われていました
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
「 いいかい 俺達のこと
人に知られてはいけないんだよ 」
「 国税の徴収の役人とかは 特にね 」
「 俺たち 税金 払ってないからね えへへ 」
「 秘密の鉱山の 非合法の採掘を知られると
とっても まずいんだよ 」
「 重税を課され 追徴課税も免れないだろうなぁ 」
「 それだけじゃない
国に 鉱山を取り上げられてしまうかも 」
「 ただで 取り上げられて
また 失業の憂き目は困るよ 」
「 牢獄に つながれるのもゴメンだ 」
この頃 鉱山や 白雪姫の暮らす
小屋の辺りを うろついていた不審者が
交代で 見張り番をしていた男たちに 発見され
背後から忍び寄られ 危険なプロレス技で
撃退されてしまいました
「 チョークスリーパー! 」
「 コブラツイスト ! 」
「 腕ひしぎ十字固め ! 」
「 アキレス腱固め ! 」
「 へそで投げる バックドロップ ! 」
「 とどめの ツームストン・パイルドライバー ! 」
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
老婆は白雪姫に りんごを 勧めます
「 まぁ そういわず 味見用に
おひとつ いかがですか? 無料ですよ 」
「 では 置いて行ってくださいな 」
「 糖度が高く ジューシー ひとかじりで
天国にも登る 心持ちですよ うふふふ ♪ 」
「 はい はい 」
「 今 お食べになってくださいなぁ 」
「 いえ 後で家の者たちと 一緒に頂きます
私の独断で 買うわけにはいかないのです 」
「 そうですか では 後で 召し上がれ 」
白雪姫は 林檎を 受け取りました
「 試食して お気に召したら 大量に箱ごと
お買い上げくださいましね また伺いますよ 」
老女は 去って行きました
あまり強引に 勧めると
逆効果だと 考えたからでした
「 可哀想だが 一口でも食べた途端
悶え苦しんで あの世行き
あとで 様子を見に来ようかぁねぇ 」
老婆は 焦らず結果を待つつもりです
「 でも 王妃様も 小娘一人に 必死だねぇ
放っておいた方が 良いと思うけどねぇ
なんて無慈悲なことを やらせるのやら
まぁ 金で雇われた あたしが言う事でもないがねぇ
うふふふっ ♪ 」
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
白雪姫は 真っ赤に色づいた林檎を
うっとりと 眺めました
「 なんて 美味しそうなのかしら
今すぐ いただいてしまおうかしら
でも 一人で食べては悪いし 」
白雪姫は 林檎を手にすると 匂いを嗅ぎました
「 あぁ 私の大好物の りんご 久しぶり 」
じっくりと林檎を眺めました
「 なんて 美味しそうなのかしら 」
林檎は きらきらと 真っ赤に輝いていました
甘い香りが 魅惑的です
逡巡を重ねました
「 一口だけなら いいかしら 」
前にも そんな事があったわ と思いつつ
白雪姫は 林檎を 口元に 近づけました
林檎は 赤々と 怪しげに光り
誘惑するかのようでした
エデンの園で アダムとイブを 魅了したように
「 いっただきま~す ♪ 」
続 く











