アパート引き渡しと驚きのガス料金
先日の月曜日は、上海で住んでたアパートを引き払う日で。ここでもなんにしろスムーズに行かないザ・チャイナ的ハプニングがありました。その前の週にあらかじめ、引越し会社から「当日は午後の14時半に行きます」との連絡を受け。ふーん、午後か、夜に予定あるのに大丈夫かなー、まあ仕方ない、午前中も荷造りや仕分けの時間あるからまあいいか、と了承し(というか異議を申し立てる余地はない)。私も旦那さんも、スーツケースで持ち帰る荷物は前日のうちにだいたい詰め終え、当日は午前中いっぱいかけて最終パッキングと残りの不用品の選別でもするかーとのんびり構えて、荷物の少ない私に至ってはよりリラックスモードで朝8時半くらいにノロノロ起きてきたわけですが、そのときコンコン家のドアをノックする音が。は?誰?嫌な予感がする。ドアを開けてみると予感的中!引越し社の担当社員!(英語の話せる中国人)中国あるある、担当者間のミスコミュニケーションで、時間を変更したことがこちらまで伝わってこなかったらしい。とはいえ引越しトラックはこっちに向かってきてるし、午後はドイツ人の別の家の引越しが入っているらしくつまり今からやるしかない!とのこと…もーー、もーー!時間通りに来るなんて全く期待してなかったけどさ、それでも午前枠と午後枠を、しかも早める形で勝手に変更するって流石にいらっときますわ。まあでも文句言ったって覆らない、ここはチュゴクだから。しかたなくそこから大慌てで身支度して、やりました、荷詰め。トラックとともにさらに二人の中国人スタッフさんがやってきて、それはそれは手慣れた手つきで次々と荷造りをしてくれて。こちらは「それは持っていく」「それは持ってかないで捨てる」というような指示を出すのみ、荷物も大した量ではないこともあって、開始から1時間半くらいで荷造りを完了し撤収して行きました。なお、日本から持ち込んでた調味料や保存食品、あと買い置き市販薬も相当余ってたので、日本に送って使おうと思ってたら、輸送NGですとその場で言われて。事前の連絡文書にあった持ち込み禁止リストに書いとけよ、英語の4、5ページちゃんと一生懸命読んでおいたのに意味ないじゃんまあそれらは帰国時に自分たちで飛行機で運ぶこととして、ダンボールに詰めてもらいました。羽田から自宅へのタクシー、大きい車じゃないと絶対ムリだな〜。そのあと、慌ててお願いしてアポの時間を早めてもらった、旦那さんのドライバー(私たちとスーツケースをホテルまで運んでもらうため) と、部屋のオーナーと、仲介不動産屋の担当者(物件の立ち合い確認とガス代の精算のため)と三人の中国人が我がアパートに集合。物件の引き渡しは滞りなく終わったけど、問題はガス代の精算でした。不動産屋の担当者がフリーハンズ通話でガス会社に電話し、残りの支払額を確認しようとして。彼女は上海人ではなく普通語(北京語)を話しており、例えば住所地として“茂名北路”と伝えると、相手のオペレーターが「え?」と聞き返して来る。すかさず上海人のドライバーが、微妙に違う発音で“茂名北路”と伝えると、今度は一発で通じました。なんかほんと、上海語って普通語といちいち違うのね…と感心?しつつ、本題はその後。うちのガスメーターはなぜか部屋の中にあるんだけど、そのせいでガス会社の人は全然検針に来てくれない。そのためこれまで旦那さんは毎月自分で検針してそれを一階の玄関口にある申告シートに記入しており、それに基づいて毎月請求がきたものを支付宝で払ってきた認識だったけど、どうやらそれが全然足りていないという。そんなはずはない、この通りメーターの写真も撮ってるし、それをちゃんと申告してきた、と主張する旦那さん、それを受けドライバー、不動産屋、大家さん、そしてオペレーターが中国語でケンケンガクガク(はたから見ると中国人の会話は喧嘩に見えます)の話し合いを続ける。結果的にわかったことは…ガス会社は、昨年8月以降、こちらの検針申告を確認せず、うちのご近所の平均的なガス代(50元)をもとに適当に請求してきていたんです。まあそれは中国やイギリスではよくあることで、月の概算で払っておいて、引っ越すときに精算するのは割と一般的らしく。ただ問題は、我が家はガス式床暖房が入っている。床暖房を稼働させてもガス代が月800円くらいしか請求されてこないもんだから「これは安い!」と調子に乗って冬の間ガンガン使ってたのですね…なんなら、日本に一時帰国するときも、水道管の凍結防止のため最弱で床暖入れとく、くらいに。春も肌寒い夜は迷わずオン、みたいな。その結果、この10ヶ月で未払いのガス代金…トータル、5,000元(約82,000円)強!おお…なんか、日本と同じくらいするのね、ガス代てか、うちの周りのご老人たち、どんだけガス使わないの?ってそれにもびっくりですけどね…というわけで、光熱費やすーい、と思ってたら、全然そんなことなかったのでした。おまけこれからはもう、家の周りで上半身裸やお腹だけを出しているおっさんをみかけることも、隣のアパートの麻雀サロンあたりにいる老犬ワンコに癒されることももうないんだなーと思うと、寂しいような、全然寂しくないような!笑