(実は今旦那さんがメキシコ出張でして。私上海に一人なのです。

なので夜更かしして一気に更新してしまおうと思うのです)

 

というわけで、セビリアの旅行記怒涛の連続更新です。

 

世界で3番目に大きい大聖堂、セビリア大聖堂について。

なお第一位はバチカン市国のサンピエトロ大聖堂、第二位はロンドンのセント・ポール大聖堂だそうな。

三大大聖堂、これで3つとも制覇です。

 

(てかセントポール大聖堂ってそんなに大きかったっけ…ドイツのケルン大聖堂の方が大きい印象持ってたけどそうなのね)

 

チケット売り場がかなりの行列になるので、別の教会のセット券的なものを買い、それで行列をスキップして楽々入場。

ただチケットがある人も行列に並んでたと思う。ミレアがずんずん中に入ってチケットもぎり係の人に聞いてくれて「OKだって!こっちこっち!」と誘導してくれなかったら私も並んでたわ…。

 

 

「後世の人に正気の沙汰ではないと思われるような大聖堂を建てよう」と

ゴシック様式とルネサンス様式の混合で、1528年に完成したそう。

イスラム時代のモスクの跡地に建てたもので、中庭や鐘楼(ヒラルダ)にその名残りが見られるのだとか。

 

さあ、そんな巨大な大聖堂、どんな感じ??わくわく

 

 

 

 

 

うーん??

いや、すごく大きいと思うんだけど、なんか中がどーんと見通せないのであまりスケール感がつかめないのですが…??

 

いや、教会ってこういう感じの形多くないですか。正面玄関(西側)入ると、十字架の形になってて、どーんと長く身廊があって、東側に内陣があって…みたいな(画像お借りしました)

 

 

でもセビリア大聖堂って、こんな形なのだそうで。こちらも画像拝借…

 

なんか普通に四角くて、身廊と呼べるものがないっぽくて、オープンスペースは柱が並んでて、しかも横の入り口から入るので、全体像がつかみにくかったのね。

 

というわけで、真ん中にある、聖歌隊席の方へ。

 

 

あれ…柵で囲われて、中に入れないんだ…。

仕方なく柵の隙間から。

 

 

その反対側、内陣の主祭壇は…ってこっちも柵かーい!

(HDR撮影なので人間が分身の術になってますね)

 

こちらも柵の隙間から…

 

 

写真じゃよくわからないと思うんですけど、これ巨大な黄金色の木製衝立で、聖書のエピソードが彫られてるんです、細かすぎて曼荼羅の世界。

いつも思うけど、カトリックって派手…!

 

あとほかの見どころとして、コロンブスのお墓がありますよ。

 

正面の人の足元をよく見ると…

 

槍でザクロを突いてます。

ザクロはグラナダ王国の象徴。カトリックのカスティーリャ王国が『グラナダ、駆逐してやったぜ!』というわけですね。

(さっきから駆逐駆逐すみません、進撃の影響で)

 

このほか周りにチャペルがあったり、

 

あと宝物館エリア的な場所もあって、

 

美術作品とかいろいろあったけど、ひとまずこれは押さえておこうと思ったのが、スペインの画家ゴヤの作品。

 

 

 

セビリアの聖人二人、確か姉妹。

こんなかわいらしい絵書いてたのに、晩年あんな恐ろしいタッチになっちゃうなんて…(わが子を食らうサトゥルヌス)。マドリードのプラド美術館で見たな、裸と着衣のマハも。

 

というわけで、次はこの大聖堂の一部、ヒラルダの塔に続きます。