明日、デュークオブケンブリッジことウィリアム王子と
ダッチィスオブケンブリッジことケイト妃が
ケンブリッジに初めて夫婦揃ってやってくるらしい。
ケンブリッジ市ホームページ
友達は予定があるっていってたから、一人で写真撮りに行こうかな…
なんだか、11月ももうちょっとで終わりですねえ…。時が経つのほんと早いっ!
それはさておき、11月のスペルは「November」ですが(未だにvとbどっちがどっちだったか時々迷う)
Movember
って、聞いたことありました?
私は知らなかった。
旦那さんから聞いた話。
11月になると、職場で突然口ひげを伸ばしだす男性が、数人現れるそう。
彼らは、「Movember」に参加している人たちなのです。
Movemberとは、男性に特有のがんである、前立腺がんや睾丸がんの認知を高め、その予防や治療のための基金に対し寄付を集めるチャリティ運動のことで、毎年11月に行われます。
女性の乳がんの啓蒙活動としては、ピンクリボン運動が一般的に認知されてきていますよね。
一方男性のがん予防の啓蒙は不十分。
そこで、「ないならいっちょ面白いのを作ったろう」と、オーストラリアのある男性が始めたのがこの「Movember」。
オーストラリアのスラングで、口ひげ(mastache)のことを「Mo(モー)」と言い、それとNovemberをかけたということらしい。
今ではオーストラリアだけでなく、ニュージーランド、アメリカ、カナダ、イギリス、アイルランド、南アフリカといった英語圏の国々、さらにヨーロッパのいくつかの国で広まっているんだそうな。
(画像は、Movemberのサイト
から)
モーベンバーに参加する男性は、11月になったらこちらのサイトにエントリーし、口ひげを伸ばし始めます。
そうすると、お友達や同僚が、
「どうしたの?ひげなんかはやしちゃって」
と聞いてきますよね。
そしたら彼は、このモーベンバー運動について説明をし、「もし賛同してくれるなら、君もちょっとチャリティに参加してくれないか?」と募金を呼びかけるわけ。
実際、旦那さんの職場にも、このモーベンバーのための募金箱が置かれてるんだって。
もう数年続けている人が職場にいれば、
「ああ、彼がひげをのばしてる、そういえば11月か、ちょっと募金しとくか」
と恒例行事のようになり、
エントリーした彼は集まったお金を(もちろん自分の募金と合わせて)、モーベンバー団体を通じて、前立腺がん基金などに寄付することになるんだそうです。
なお、ただひげを伸ばすだけだとつまらないので、11月の最後には、エントリーした人の中からもっともイケてる口ひげ男子を選ぶコンテストがあったり、活動に賛同するパブやクラブで打ち上げパーティをやったりするんだって。
ちなみに女性は参加できないかというとそうではなく、周りの男子を誘ったり、励ましたり(?)するサポート役としてエントリーできるらしいです。
2011年には、全世界で85万4千人がこの活動に参加し、1億2千400万ドル(1ドル78円くらいで97億円以上)集めたらしいんですよ。すごいなー。
おもしろい活動だけど、一般的なビジネスの場でひげを生やすことに世間の目が厳しい日本だとちょっと広まりそうにないかも。
それ以前に、日本人って…いや、私だけかもだけど、そもそもチャリティ活動にあまりなじみがない気がします。
職場の人がチャリティに参加してるとかあまり聞かないし、聞いたとしても「へえ、彼はそうなんだ、ふーん」で終わってしまいそう。
チャリティって聞いて思い浮かべるのって、災害時の募金をのぞいたら、赤い羽根と24時間テレビくらいな感じ。
でもイギリスの人って、たくさんの人が気軽にチャリティに参加しているみたい。
スーパーのウェイトローズやアズダでは、一定額以上買うとプラスチックのコインが渡され、好きなチャリティ活動を選んでBOXの中に入れるようになってるし(これは日本もやってるか)、
ウーマンリソースセンターもボランティアの人が昼食を作り1ポンドで売ってそれをまとめてどこかの団体に寄付してるし、
クリスマス近くなると、いろんな店で募金箱を置いてるし、
「恵まれない子どもに、月○ポンドの支援を」っていうコマーシャルも昼間によく見る。
そういえばBBCが病気の子どもや恵まれない子どものために行うチャリティ、Children in Need も先日放送されてましたね。日本の24時間テレビみたくマラソンなんかしないけど。
あとはキャンサー・リサーチをはじめ、チャリティショップもたくさんあります。
航空会社のバージンアトランティックは、アメニティセットの中に募金袋が入っていて、途上国の子供のための募金を募ってるんだけど、
こないだ、間に一席おいて乗り合わせたイギリス人らしき若者、
私の隣の席でもあるその真ん中の席に、それは自由に飲み終わったグラスたちやスナックの包装紙やら私物やらブランケットやら好き放題散らかしてくれるような奔放な男性でしたが、
それでも最後募金袋に小銭入れてたのを見て見直しちゃいました。
そして企業や団体だけに限らず、個人でも。
例えば旦那さんの上司は、自転車のフランス横断チャリティレースに参加し、夫婦そろってみんなに応援を呼びかけてました。
・・・最初、チャリティで自転車レースに出る、って聞いたとき、どういうこと?ってピンとこなかったんです。
レースって趣味でしょ?それがなんでチャリティ?
そして、レースに出ない部下や同僚にそれをアピールして、「よかったら応援して」ってどういう仕組み?と。
それって、彼がレースに出ることで、周りの人がそういう活動があるということを知るきっかけになり、賛同してもらえればより多くの寄付ができるようになる、ということなんだけど、
友人知人が「うん、なかなかいい活動だね、じゃあ僕も募金するよ」とすぐ乗ってきてくれる文化的土壌があるから成立するんだろうなあ、と思います。
ああ、また長くなってしまいましたが、
モーベンバーをはじめチャリティが生活の身近にあるイギリスって、やはり成熟してるなあと感じた一件でした。
我が家のキッチンには、これと同じ形のが壁に二つ、もう一回り大きいのが天井に一つ設置されてます。
昨年、換気扇を回さずに何か煮込み料理をしていたときに、仰天するようなけたたましい音を立てて、天井に設置された大きめ警報器が唐突に鳴りだしました。
私も旦那さんも、パニック。
しかもそいつは真っ白で、何の警報器だか書いてない。なに?火事は起きてないから、まさかガス漏れ?
一回り小さい壁の警報器の方は、表面に
「Carbon Monoxide Alarm(一酸化炭素報知器)」とか書いてあるわけですよ。
え?一酸化炭素が出てるのか!?死ぬじゃん!![]()
警報が鳴ったらここに電話しろ、との注意書きも書いてある。
大音量のアラームが鳴り響く中、かなりあわてました。説明書ももらってないから、止めかたもわからないし。
とりあえずあらゆる窓を開け放し、
「これ、別の警報器だけど電話番号書いてあるからこっちに電話すべき…?でもあきらかに中毒にはなってないし、ガスも漏れてないと思うし…どうしよう!!
」
とあわあわしているうちに、開け放った窓のせいで部屋の温度がかなり寒くなったころ、とうとうそいつは鳴り止みました。
そのことから、
「この天井のやつはとりあえず火災報知器なんだろうな、熱がこもって鳴ったんだろうな…」と類推。
・・・でも、そんな、料理してる人間が気になるような暑さでもなかったのですよ?
なんか繊細なんだなこの子…と悟り、
その後は料理をするときは必ず換気扇をまわすようになりました。
(でも、このほかに1回か2回くらい鳴らしました
)
で、しばらく何ごともなく、たまに点検の人が来る以外は存在を忘れていたこの子が、久しぶりに我々をエキサイトさせてくれました。
それは、夕食をとっていたとき。どこからか
「パン!」
という小さな破裂音がしたことに、旦那さんが気づきました(私は気づかなかった)。
そしてそのあと、突然どこからか
「ピッ!」
と、非常に鋭く、大きな音が聞こえました。
すごく大きな音だけど、一瞬だから、いったいどこから聞こえてきたのかわからない。
警報器っぽいけど…3つあるうちの、どれ??
壁と天井をキョロキョロ見回していると、しばらくするとまた
「ピッ!」
今度は上からだとわかりました。
天井の大きめ警報器だ!
立て続けに鳴るのではなく、数十秒くらいの間隔で、ピッとだけ短く鳴る。
間隔が長いからそこまで慌てはしないけど、絶対無視できないくらい甲高く耳障りな音。
また暑かったかな…と思い窓を開けてしばらく待ってみるも、止まらない。
「これ警報器壊れたんじゃね?もうイライラするから電池外してやれー!」
外そうとしたけど、手の力では外れない。ムキー!
ドライバーを持ってきて四苦八苦してカバーをとりはずし、なんとか電池を外しました。
しかし・・・
「ピッ!」
恐ろしいことに、電池を外しても鳴る!![]()
ど、どこに動力が…!?
なすすべなく、二人して呆然と警報器を見つめていたら、
電池を外したあと3回ほど鳴って、ようやくそれは静かになりました。
「や、やっと死んだか・・・」
※どこかの部品にちょこっと蓄電されていたものと思われます。
これがとりはずした警報器のカバー。
あ、よく見ると「HEAT ALARM」と書いてある。天井のは熱感知で、壁のは一酸化炭素なのか。
つーかこんな書き方さりげなさすぎて、ただでさえこっちの部屋は薄暗いんだから読めねーよ!![]()
・・・で裏返すと、やっとなんか書いてある。
お?
おおお?
※四角囲みのところの訳
「ピッという音が、1分間に1回の間隔で20分間鳴り続けるときは、電池を交換してください。」
これは・・・
単に電池交換の合図の音か!
いや・・・
けっこうびっくりする音なんですよ。そして1分間に1回でしょ?なんか、
ピッ!「あれ?今確かに鳴ったけど………もう音しないから大丈夫か…モグモグ(食べるの継続)…」
ピッ!「ひッ!また!
」
みたいに、油断させといて確実に鳴って、次に鳴るまでドキドキしながら天井を見つめるはめになるわけで、理由を知った今なら心穏やかに受け入れられるけど、わからないときはビクビクです。
ちなみに、一酸化炭素報知器のほうも、電池カバーの裏に
すっきりデザインにするために、極限まで文字情報を省くこちらの国の美意識は理解しますけどね、
“お年寄りにもどんな人にもわかりやすいように過剰なくらいの説明書きを施そう文化ニッポン”育ちの私にとったら、ちょっとした隠しアイテム発見レベルですわ。
で、長くなったけど、まだこの話続いててね、
ふーなんとか理由もわかったしよかった~、ご飯食べよ食べよ、と油断したときに
「パンッ!」
とどこからか破裂音が!!
今度は私も気づいた!
見上げても、見回しても、動いたものもなければ、あんな音をたてそうなものもないけど、いったい何・・・?![]()
再び得体の知れない恐怖に包まれた我々。
そして、ふと取り出して置いておいた電池をみて気づいた。
ん?なんかフタみたいのがずれてる…って破裂音の正体、これ!?
電池が破裂したの!?
液漏れとかはしてないみたいけどさ…なんか怖いよ!!
・・・とにかく結論
部屋の中から得体の知れない音が聞こえてきたとき、人間はこんな不安な気持ちになるのだ
と実感した夜でした。
謎はすべて解けてスッキリしたけど!!





こないだの日曜日は、ひさしぶりの快晴でした。
とはいえ、簡単に日帰りできるところへは行き尽くしてしまった感あり。
買い物も最近しすぎてるし・・・![]()
というわけで、ランチだけでも食べに出かけるかあ、と、ドライブがてら旦那さんの職場のある町、ロイストンまで行ってきました。
食事がおいしいと評判のパブがあり、そこを目指して行ったんだけど…
入ったらお店の人、
「I'm sorry, fully booked today.」
えええー、昼なのに??予約が必要なの!?
パブなのにあなどれんな・・・
しかたなく、同じロイストンで一番古いパブ、宿泊設備もついてる、「The old bull inn」へ。
すっかりサンデーローストの気分になっていた我々、メニューにはなかったけどあるかどうか聞いてみました。
ちなみに、サンデーローストってのは、イギリスの伝統的な料理で、ローストした肉と野菜とヨークシャープディングなどを一皿に盛り、グレイビーソースをかけたものです。
サンデーといいつつ、毎日提供しているパブも少なくありません。
日曜日はこれを家で作るという家庭もけっこう多いみたい。
幸いにもあるということで、カウンターにて注文。
サイダー(シードル)を飲んで料理を待ってたら、しばらくして店のおじさんが
「When do you have dinner?」
と聞いてきた。え?ディナー?
・・・ああ、そうだった、イギリスの労働者階級(失礼)は、お昼ご飯をdinner、晩御飯をtea っていうのよね、本で読んだわ。
でも、え?ランチいつ食べるかって?
旦那さんが、ナウ!って答えたら、オーケーと下がっていくおじさん。
なんでそんなこと聞いてくるんだろう??
しかも、料理はこない。
・・・あれ??と思ってたら、別の女性がやってきて、
「カーベリーはこっちよ、ついてきて」みたいなことを言った。
ついていくと、そこには、レストランエリアの一角にビュッフェのようなカウンターがあり、
シェフがお肉を切り分けてくれて、野菜は自分で好きなだけ盛る、というスタイルだったのです。
ああ!これか!
旦那さんが注文した時、carveryにするか?みたいなことを聞かれたそうで、イエス、といったものの、carveryって何かわかってなかったんですよね。
お店の人は、こいつらcarveryにするっていったのに、何で取りに行かないんだろう…と不思議に思って声をかけてくれていたのでしょう。
辞書にもありました、
carvery=客の好みに応じて肉を切り分けて出すレストラン
もし、注文時にCarveryにしない、と言えば、お肉は何がいいか聞かれて、適当に皿に盛ってきてくれたんだと思います。
サンデーローストのお肉は、ビーフ、ターキー、ポーク、ハム(ガモン)から選べます。
野菜は、イギリス料理のマストアイテム、ゆでたカリフラワーとかニンジンとかジャガイモとかグリーンピース。
あと、スタッフィングボールは、なんかよくわからない、スパイスのきいた、小麦粉団子みたいなもの。お肉も入ってるのかな、あれ。
ここのグレイビーソースは、まるであんかけのようにドロッとしてました。めずらしい。
グレイビーは、お肉を焼いた時の肉汁をもとにつくるソースらしいけど、
たいてい、なんだかちょっとソースにしては塩気も風味も物足りない気がするんですがどうでしょう。
あとここのヨークシャープディングはおいしかったなあ。
プディングといいつつ、言ってみたら分厚めに焼いたシュー生地の皮みたいな、あんまり味のしないパン?なんですけど、ここのはしっとりバターの風味がして美味だった。
お目当てのパブではなかったけど、なかなか美味しかったです。
こういう、パブとレストランが一緒になった大きいとこだと、サンデーローストのカーベリーやってるかもしれません。あったらぜひお試しを。
なお、ここはパブでしたが、我々も何度か、シェフがお肉を取り分けてくれて、野菜やソースは自分で好きなだけ盛るというスタイルのレストランに行ったことあります。
ひとつは確かヨークで、あともう一つは、旦那さんの上司のご家族といったこちら↓(多分)。
チェーン店の、いわゆるファミレスです。
ベッドフォードという町で、ケンブリッジからはちょっと離れているんだけど・・・
でも、ランチとして食べるとすごく安くてびっくりしました。
家族連れにはかなりおすすめ。
5歳のミアちゃんは、巨大なヨークシャープディングのくぼみになみなみとグレービーを注いで、スープとして楽しんで、そのあと決壊してお皿の上が海のようになってたな・・・。
・・・・・・・・
おまけ、ロイストン(Royston)の町の写真いくつか。
街の由来になった、Royse stone
主要な道路が交差する地点の宿場町として栄えたらしい(近くに立ってた看板より)。
12世紀に造られたセント・ルチアの十字架が載っていたロイズ・ストーン、いまは、
上がくぼんだ、ただの大きな石・・・
車を停めたそばにあった教会。
このお墓、
「ゾンビ映画とかに出てくる感じ!」と写真撮ってしまった、罰当たり![]()
しかし、こんな寒い時期になっても、芝生が青々しているイギリス。不思議ですよねえ。
そして真っ昼間であっても、影が長ーくなる陽の低い冬…![]()