うつ病などを発症すると、お風呂さえ面倒になる
という呟きに共感の嵐が巻き起こっているらしい。
いや、何も無くてもお風呂は面倒臭い(笑)
何が面倒か、浴槽を洗いお湯を張り、服を脱ぎ
無防備な恰好で風呂場に突入しないといけない。
上がっても髪を乾かす手間が嫌。
特に私はロングヘアだから余計だるい。
阪神大震災の日、朝風呂を楽しんでいた人が
突然の大地震に素っ裸で飛び出したとか、
そういうエピソードを聞いて以来、若干不安に
なったりする。
この話題の記事に関するヤフコメには、驚くほど
お風呂に入れない人の体験談が出ている。
でも起き上がる事も大変な状況ならいざ知らず、
外出できるのに風呂入れないってちょっとね。
日本人はお風呂好き、と言われるが私は嫌い。
でも1日でも入らないと頭がべたつくし、何か
自分の臭いに我慢出来ない。
他人には分からないレベルだが気分が悪い。
なので仕方なく、本当に仕方なく入る。
街に出ると、若い子でも非常に頭髪の汚い子が
いる。黒い服にフケがびっしり、頭も何か
脂っぽくて気持ちが悪い。なのに厚化粧。
友達にいたら付き合いをやめる。一緒に食事を
取りたくない。
分泌物は個人差があるから、1週間入浴しなくても
あまり表に出ない体質の人もいるだろう。
脂ギッシュな人は毎日入ってもギトつく。
柔軟剤の香りを「香害」だと文句を言う人がいる。
じゃあ体の汚れから来る体臭は大丈夫なのか。
以前、心斎橋の東急ハンズで外国人観光客の
グループが近くに来た時、そのあまりの体臭の
キツさに吐きそうになりその場を離れた事がある。
過ぎ去ってもまだ残り香が酷くて、フロア中
ウロウロされたため買い物をあきらめた。
当人たちは何とも思ってないわけだから、もう
どうしようもない。
日本人はここまで酷くないと言ってもさ、
真夏のコミケ、えっぐい臭いするらしいやん(笑)
オタクの体臭で。
人に迷惑を掛けないようにという観点からだと
出歩くならぜひお風呂に入ってもらいたいわ。
お風呂は体力要るよな。高熱の後だとしんどい。
疲れて帰ると何もせず寝たい。
大体の人が同じ思いだろう。
あの一連の、入浴に至るプロセスはもう、苦痛を
伴う修行だという意識を変えて、何か楽園の
入り口とでも思って入るしかない。
私は最近、華やかな香りのボディソープに変えて
エプソムソルト液にトプンと浸かる洗礼の儀式と
思うようにした(笑)
そのうち旨い飲み物を持ち込むかもしれない。
風呂場はワイキキビーチと思い込もうか。
昔はアヒルを浮かべてた。
介助を必要としたり、動くのも大変な場合じゃ
なければ、入浴は習慣づけた方が心身にいい筈。
皮膚疾患や感染症の予防にもなるし。
入れない人に共感して寄り添って、じゃあ私も
入らないってベクトルに向かうんじゃなくて、
入ればそこは極楽浄土、ぐらいの意識改革を
してもいいんじゃないの、と思う。
お風呂沸いたんで入ってきますわ。
（現在20:55)