自宅の電話にはほぼ出ない。
在宅していても留守電で受ける。必要ならあとでかける。
母も急ぎの時はスマホにかけてくるし、昔から電話帳にも
番号を乗せていないし、懸賞などの番号記入欄にはいつも
番号をひとつだけ変えて応募してきた。
ニッ〇ンで買い物をするとよく、美容関連の勧誘電話がかかってくる事があって苦情を言った事がある。
最近は無くなった。
かけてくる相手にはロクなのが居ない。
自動音声の世論調査はまだマシで、1番から順に延々番号をかけているというアポ電のバイトの若い女がいたから、
「バカじゃないの?もっとまともな仕事したら?」と言ったら切れた。
最近のアポ電強盗は巧妙らしい。
ご不要の貴金属買い取ります、的な内容で言葉巧みに家にある金目のものを聞きだし、家族構成やら戸建てかどうかまで、目星を付けたら家にいようがいまいが強盗に入る。
実家にいた時にもかかってきた。
たまたま私が出て、女が猫なで声で色々聞いてくる。
逆にこっちから質問攻めにしてやり、しどろもどろになった所で「最近物騒だから、電話を録音してて、内容と番号を念のため警察に通報するようにしてるんで」と言ったらすぐ切れた(笑)
年寄りは相手が詐欺師でも何かと喋りたがる。
誰も聞いてくれないから自分語りをしたいんだろう。
語りを聞いてほしければ普段から徳を積め。
警戒心の強い母でも、上記に漏れずすぐに個人情報に繋がる内容をポロッと出す。本人は気付いていない。
巻き添えを食らいたくないので私は母には何も知らせていない。
母に限らず、私は人を殆ど信用していないから、見るもの聞くもの全部疑ってかかる。だからこんなに捻くれた嫌な人間が出来上がった。どんなもんだ(笑)
先日帰宅すると、インターホンが点灯していた。
留守中に誰かチャイムを鳴らしたようで、録画されている画像を見たら、大阪府警の恰好をした男性が映っていた。
怪しいと思われないようにだろうか、マスクを顎までずらして顔をしっかり見せるようにしている。
警察官の戸別訪問はちょいちょいある。
別に事件とかそういうのではなく、巡回の一環で年に一度ぐらいはやってくる。でもいつもだったら、
「お宅周辺の巡回をしています」的なメモがポストに入っているのだが、今回は無かった。
警察の制服なんてすぐに偽造出来るよね…。
警察手帳だってマニアの手にかかればすぐ作れそう。
この、インターホンに映った男が警察だという証拠なんて何一つない。まあ、チャイムを鳴らした後の行動は動画で残っているから何かあればチェックできるが。
録画機能付きのインターホンが付いている家は狙われにくい、みたいな事がかつて言われていたが、最近はインターホンに録画されようが、警備会社のステッカーが貼ってあろうがお構いなしに強盗に入るようだ。
うちの家には本当に金目の物が無くて、しかも片付いていなくて最初から荒らされたような状態なので効率が悪いよ、と玄関に張り紙しておくわけにもいかず、出来るだけ個人情報を出さないように自衛するしかない。
高級車に乗らない、羽振りのいい話を人にしない、名簿を利用したりしないコンプラのしっかりした店で買い物をする。
私から見れば、私の周囲の人間は人に情報を与えすぎている気がする。よー喋るわーといつも呆れている。
人を見ればアポ電強盗の手先だと思え、ぐらいの警戒で
ちょうどいいんじゃないかと考えたりする。
ちっ、救われねー人生まっしぐらだなこりゃ。