文章のスピードアップ | ごめんそれほど好きじゃない

ごめんそれほど好きじゃない

好きだけどそれほど熱中してるわけじゃないんです。

もう30年も前になるだろうか、応募した文章どれもが採用される奇妙な時期があった。

よく懸賞とかで一時期やたら当たる事がある、あんな感じ。

文章といっても他愛のないものばかりで、元旦那が読んでる雑誌の読者欄やら全国紙の「声」欄とか、意識高い系ファッション誌「マリ・クレール」の読者エッセイ欄とか、とにかく送った分は全部載る、よほど応募が少ないんだろうかと思うぐらい。そういやNHKの番組モニターもやってたな。

あれ、そこそこのレポート量なんだよな。

 

もともと「声」欄の勝率は高くて、もらえる謝礼金も多かったので年間の新聞代の1/3は賞金で賄えた。だけど本名で出す為に、ママ友に見つかっちゃって以来控えた。

年齢もちゃんと加算されてないと編集の人から電話で指摘を受ける。去年から年齢増えてませんが、とか(笑)

 

そんな中でとある小説誌の佳作になった短編、これが載った雑誌がさっき書棚の整理をしていたら出てきたので改めて見て見たら、編集からの書評に「文章のテンポはノロいけど」との苦言が呈されているのを久々に見て思い出した。

当時この一文が癪に触ってね…。

話が面白かったらええやん!入選の人のよりおもろいやん!

と憤ってたんだが、今読み返すと確かにノロい(笑)

 

しかも、そのノロさが全く改善しないまま今に至る。

私の文章はノロノロと長ったらしい。自覚はある。

ああそうか、敗因はここにあるのか。

当時の私は謙虚さが足りなかったな。

でも今なら真摯に受け止める事が出来る。

 

来年は文章の速度を上げよう。

いや、あげるべく努力と推敲を試みよう。

 

と、つらつら書いてるこの文章自体がすでにノロい(笑)