仕事納め | ごめんそれほど好きじゃない

ごめんそれほど好きじゃない

好きだけどそれほど熱中してるわけじゃないんです。

今年もなんとか、会社を潰さずやってこれた♪

新規の取引先も増やしたし、順調に仕事が繋がっている。

絶対に娘の業績を認めない母親も最近は文句を言わなくなった。褒めもしないが。

何の役にも立っていない癖に給料だけ一人前に取っていく、わが社の無駄な人件費。

 

仕事と家、たまにお出掛け、私の日常は割と地味だ。

子供に乗じたイベントも、育ってしまえばもう無いし、いつまでも子供をアテにしたくない。これは私が、自分の母親にアテにされたくないからきっと子供もそうだろうって。

 

人間関係も年々スリムになる気がする(笑)

交流する気持ちの余裕がない、たまに見るレストランで同年代のオバサマ達がワイワイ楽し気に食事をしている光景を羨ましく思えない。あの微妙なマウントの取り合いや知人の悪口や、政治や世界情勢の話題をわざと除外しているのかと思えるような生温い会話、地味な人が偉そうに幼稚な訓示を垂れて残りの人が同調する奇妙な雰囲気。私にはとてもじゃないけど混ざれる気がしない。

 

相方とも100%相性バッチリというわけでもない。

そもそも何故こんなに長年付き合っているのかもわからない。思想、趣味、好みの音楽、映画等すべてが真逆。

トップガンとかの洋画は付き合うけど、トム・クルーズの顔を途中で見失う失顔症の私が映画を心底楽しめた事はない。

そして双方がお互いの好きなものが大嫌いという最悪さ。

私の理想は読書量が多くて、世論に流されず少し斜めから冷静に物事を考える人なのに、相方が読むのは車の雑誌とヤンジャンだけ、思想は単純ですぐ世論に左右されるし、政治の話題は全部朝のモーニングショーの受け売り(その時点で思想が片寄るよね)、私が観たいTV番組と相方のそれがかつて一度も被ったことがない、強いて共通点を上げれば時間や期日を守る、金銭感覚がほぼ同じ、この先お互いに金銭的に依存することもない、精神的に不安定になることが無い、ぐらい。

そんな感じだから、いくら請われても絶対に同居はあり得ない。とてもじゃないが私の神経が持たない。

相方は四六時中人と一緒に居る事に全く抵抗がない。

一人で暇だと自分から恩師や元上司に会いに行く。

 

私は一人で居られる時は人と会おうなんて微塵も思わない。

よくまあこんな180度違う人間と縁が続くものだ。

自分でもよくわからん人生を歩んでいるな。

世間でいうところの「幸せ」とはちょいと違う気がする。

幸せって何なんでしょ。

 

よくわからん人生の、さほど変化も無い一年が終わった。

あ、まだ数日あるか。