わたくしの仕事は「ざ・おとこの世界」。
しかも、幸か不幸かお偉方レベルの方とお仕事をさせて頂く事が多いので「ざ・おとこの世界、おじさま編」ってな感じ。
(あー、若いイケメンとかが多かったらテンションがなぁ~)
イタリアサイドでは同年代の女性の技術者なども多いのでまたちょっと雰囲気は変わるのですが、少なくとも日本サイドでは打ち合わせ時に女性にお目にかかった事がない。
ある程度の肩書のおじさま、そして技術者の方とおかたーい話をする事が多いので、わたくしひょこっと浮いている事が多いなー、って感じていました。
それでも、分からないなりに頑張って会話の内容についていき、要所要所で一応コメントも述べて、って感じでこなしておりました。
(このあたり、要領は良いのでサマにはなっている…ハズ…)
ある時の打ち合わせ。
その時も、おじさまたちが「やれあーだ」「やれこーだ」と難しい話題について議論されていました。
で、話が一方的な方向に行こうとすると、通訳も兼ねていたので、話を真ん中に戻して。
また、おかしな方向に行きそうになると、そもそもの論点はここですよー、って戻して。
ってな感じで会議を進めて。
「んっっ??なんかこの風景ってTVタックルみたいで、私って阿川佐和子さんみたいだなー」
なーんて思ってしまいました。
そう思うと、なんか楽しくなってきて。
小難しい、声のでかいコメンテーターをうまくまわして、おもしろい番組を作り上げていく阿川佐和子さんの気分で、難しい会議をウマーくまとめて(いやまとめていると思っているのは本人だけかも…)、皆様が納得して会議を終えた時は「ふー、今日も阿川佐和子ごっこ終了~」って。
いや、全然ちがうレベルってのは十分承知しているんだけれど。
でも、この「ごっこ」で仕事に臨むとうまく気持ちが切り替えられるようで…。
仕事の前は「あー、また難しい内容だなー」と自信がないわたしがいるのですが、「阿川佐和子」になりきる事で、なんかリズムにのれるというか…。
阿川佐和子さんって、きょとん?ってした感じで平気で色々な質問をするでしょ?
あんな感じで、物おじせずに分からないことも教えてもらえながら会議が進められるというか…。
なので、終わった時には自分も大変勉強になっている。
で、あの愛嬌(わたくしにそれがあるかは疑問ですが)で皆が結構穏やかな気分で話し合いを終えている。
これ結構、重要なポイントなのです。
他にもバージョンがありまして。
「小谷真生子ごっこ」
これは、とびっきりのお偉い方とお話しする時に使う手です。
小谷真生子さんの「リーダーズインタビュー」「KANDAN」バージョンです。
口調も、ちょっと落ち着いた感じであまり「おちゃめ」な要素が出てはいけません。
基本、わたくしめの意見は述べずに、あくまでも話を聞き出す事がポイント。
かつて、ドイツから親会社のCEOが来日して帝国ホテルのフレンチレストランで朝食をとらなければいけない時(しかも二人きりで…)、「小谷真生子ごっこ」で乗り切りました。
もう、普通に話してでは会話にならないのでまるで一つの番組を作っているようなつもりで「勝手にインタビューごっこ」で会話をしていたという…。
他にも、わが大先輩の「K・Mごっこ」
これはですね、かなりの事前勉強が必要なパターンで、個人的には一番避けたいパターンなのです…(なにしろ、基本的に、努力せずに乗り切りたい、汗)。
この時は、ちゃんとお勉強してきた事をもとに質問、意見を交わせる私の中での一番まともな「ごっこ」です。
自分の意見が会議の内容に影響する時に使います。
じゃ、他の会議では自分の意見は影響されないのか、といえばそうでもなく、自然の流れで意見を出せる場合と、ちゃんと下調べをして、過去のデータや実績や、などといった正確な情報をもとにした意見を出さなければいけないケースに分かれるのです。
「K・Mごっこ」は後者の方で、この時ばかりは私も資料を作ったりしてそれなりに準備して。
一番大変なパターンなのです。
結構、この「ごっこ」 de 仕事、お勧めなんだけれどなー。
きっと、私の頭は「単純単子」なので目の前に良いお手本があるとすぐにそれに順応してしまうんでしょうねー。
で、そのように「ごっこ」で挑む事によって頭の切り替えができて一つ一つの仕事が区切れる。
テレビでも、活躍する女性がいるとやっぱり注目してしまう。

どなたか、いいお手本はいないかなーって。
話し方、所作、お洋服、などなど。
ただ、すべて私の主観での感想なので、相手方はどのようにとらえられているのかはいまだフィードバックはありません…。
むしろ、聞くのは怖いです…。
次はデスクワークでも「ごっこ」パターンが必要だなー。