今日は入江杏さんと一緒にカフェ潮の路で日替わりランチを。
先日、このブログにて、入江杏さんの著書
『悲しみを生きる力に―被害者遺族からあなたに 』
を紹介したことから、
今日ここでランチをする機会を得た。
その時のブログがこれ。
↓
3冊目。報道被害の悲しみは同じ。『悲しみを生きる力にー被害者遺族からあなたに』入江杏 著

入江杏さんと撮影した写真は逆光。
岩崎、頭光ってる (笑)
さて、まずはこのカフェ、潮の路。
社会的に孤立しがちな元ホームレスの人たちの仕事づくり、居場所づくりを進めるためにカフェを作る、という事業が実現したものです。
詳しくは、今日もお店で働いていた稲葉剛さんのホームページに書いてあります。
http://inabatsuyoshi.net/2017/04/21/2815
店内はとっても綺麗で、1時過ぎに入店したら満席。
注文したのは日替わりランチ。
スパニッシュオムレツ
冷製ポタージュ
ベビーリーフサラダ
コーン炊き込みご飯
スイカ
食後にアイスコーヒー。
日替わりランチ500円
アイスコーヒー200円
税込みでこの価格は安い!
そして、栄養バランスもいい。
同じセットでお福わけ券も700円で購入できる。
お福わけ券とは、次に来る誰かのために、誰かがそのランチ代を先に支払っておく、というもの。
懐が寂しい人は「お福わけ券」を使えば無料で飲食をすることが可能。
お福分け券を利用したい人に、理由を問うことは一切ないそう。
メニュー表に書いてある言葉も粋。
この世界が面白いのは、
わたしと違うあなたが存在するから。
多様な人が共存する
そんなカフェをめざして
思えば、わたしは加害者寄りの支援者、入江さんは被害者寄りの支援者。
お互いが、このメニューに書いてある言葉のように、多様性を認め合うから、分かり合える。
入江さんとは、更生保護に関して意見交換をした。
刑務所の中にいる人達が再犯をしないように教育するには、私たちは何をすればいいのか。
わたしの体験から言えば、まず必要なのは正直な話ができる「場」の存在。
わたしは、セルフヘルプグループのグループセラピーの場を持つのですが、平等な場になるよう気を使います。
管理者・被管理者。
介助者・被介助者。
刑務官・受刑者。
春先に、累犯刑務所の教育の授業にゲスト参加したことがあるのですが、
刑務官の威圧感を取り除いていくことに苦心しました。
刑務官には戒護(かいご)の原則というのがあります。
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戒護とは、
施設の安全及び秩序を維持するため、
被収容者に対し、警戒し、監視し、指導し、命令し、更に、
安全、秩序が侵害され、又は侵害される恐れがある場合に、
侵害を阻止し、侵害を排除し、
原状に回復させるため、直接に強制力を行使すること。
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戒護がきつくては、受刑者は心身緊張してしまいます。
場を作るために、受刑者の自由な思考を阻む
「戒護が強くある状態」を改めていくことが必要と考えます。
グループワークをするといっても、刑務官を外に出すわけには行きません。
それではと、受刑者と一緒に円座になって参加することからはじめました。
ほかのセラピーのときによくやるのですが、緊張→弛緩からの自律神経調整法と、
インプロビゼーション(即興)での自己紹介ゲームをして場をほぐすことからはじめました。
このワークからの、1時間の教育プログラムは、満足の行く時間となりました。
被害者の視点からの教育も大切、加害者に寄り添う教育も大切。
車の両輪のようなものだなと思った次第です。
カフェ潮の路は、気に入ったので友人と近く再来訪するつもり。