血圧について | 齋藤涼太のブログ

どうも、齋藤です!

 

「糖尿病」についての話しは何回に渡って話したかわからないくらい長かったけど、それは一旦終わって今日から「血圧」について話していこうと思う。

 

なんで次は「血圧」なのか??

 

糖尿病の合併症の一つに「動脈硬化」があった。

その動脈硬化の危険因子は下記の感じ。

 

・脂質異常症(LDL・HDL・中性脂肪)

・高血圧

・肥満

・糖尿病

 

「高血圧」が危険因子の一つ。

そして女性ホルモンのエストロゲンは血圧の調整にも関係している。

 

だから今回から「血圧」について話しいていくね!

 

(糖尿病の合併症についてはこちら👇)

 

 

 

まずは血圧の基本的な部分から話していくね!

 

■血圧とは?

心臓から送り出された血液が血管の内壁(動脈壁)を押す力のこと

 

前回も「動脈」と「静脈」について話したけど、もう一度おさらい。

動脈:心臓から身体の末端へ向かっていく

→心臓から血液と一緒に身体中に酸素や栄養素を運んでくれる。

 

静脈:身体の末端から心臓へ向かっていく

→二酸化炭素や老廃物を酸化した血液と一緒に運んでくれる。

 

 

 

そして血圧にも2種類あって誰もが知っている「最高血圧」と「最低血圧」

どちらも別名があるよ!

 

収縮期血圧:心臓が血液を送り出すときにかかる圧→血圧は最も高くなる=最高血圧

拡張期血圧:心臓に血液が戻るときにかかる圧→血圧は最も低くなる=最低血圧

 

言葉的になんとなく「収縮期が最低血圧」で「拡張期が最高血圧」のイメージがあるけど、心臓の動きと血管の状況を考えるとわかりやすい。

 

血圧は動脈壁、すなわち血管を内側から押す力のことだった。

 

心臓がギュッて縮んだ時(収縮期)は血液が一気に押し出されるから血管の内側の壁に加わる力は強くなる=最高血圧

 

心臓が緩んだ時(拡張期)は血液があまり押し出されないから血管の内側の壁に加わる力は弱くなる=最低血圧

 

こんな感じで考えればごちゃつくことはなくなると思う!

 

血圧と言っても血管の場所によってその圧力は全然変わってきて

動脈と静脈では歴然。

 

上図を見てもらってもわかるように心臓に近い「大動脈」「動脈」までは圧力は高く、血管の枝分かれが細分化してくる「細動脈」から一気に下がって「静脈」の頃には圧力はほとんどなくなってるほど。

 

みんながいつも血圧を測っている場所は「動脈」

 

血圧を測る時に上腕で測るのは横になっていようが座っていようが立っていようが「心臓との高さ」が変わらないから。

だから上腕が一番「体勢の影響を受けにくい」

 

今日はこんな感じで血圧については終わろうと思うよ!