一条工務店さんので採用できる蓄電池は、こういった仕様ですという話です。
ですが一条工務店さんに拘わらず、これから蓄電池を検討しようかな、という人にも役に立つ内容じゃないかな?と思います
なお、2022年上棟の場合ですので、もし現在仕様が変わっていたら、スミマセン
ちなみにこちらは前回、蓄電池が役に立った話です。
蓄電池について
我が家では「オリジナル蓄電池」を採用しました、というかこれ一択でした。
この蓄電池ですが、本体に「一条工務店」とプリントされているのですが、どうやらダイヤゼブラ電機(田淵電機)さんのOEMみたいです。
型式はEOF-LB70-TKとなります。
ちなみにあまり興味をもたれないと思いますが、パワコンはEHF-S80MP4Bという8kWのモデルです。
他に5.5kWと9.9kWのモデルもあるのですが、自動的に8kWが選ばれていました。
パワコン8kWに対して太陽光10kWですので、過積載の状態ですね。
一条工務店さんの場合、太陽光より少し容量の小さなパワコンを選ばれるようです。
【蓄電池とパワコン】
特長について
この蓄電池の特長を、ご紹介したいと思います。
なお、特設サイトの内容をかいつまんでおりますので、詳細はこちらをどうぞ
- 割安な深夜電力と、昼間の太陽光のダブル充電が可能
・・・ですが、最近は深夜電力が割安じゃないような(笑)
- 充電の電力は最大5.5kWに対応
なので、高速充電が可能です。
- 放電の電力も最大5.5kWに対応
なので、エアコンやドライヤーなど複数機器が同時に使えます。
- 12000回の充放電に対応できる長寿命
1日1回の充放電なら33年弱ですね。
- 全負荷型なので、停電時は家中のコンセントが使用可
逆に特定負荷型は、特定(多くの場合は1つ?)のコンセントしか使用できません。
- 200V機器に対応
エアコンやIHも動きます。逆に言うと、100Vにしか対応していない蓄電池もあるので、注意が必要です。
- 保証は標準で15年間
容量は徐々に劣化していきますが、60%までなら保証があります。
- 蓄電池の追加が可能
7.04kWの蓄電池を2台まで追加できます。
- 蓄電池の他に必要なのはパワコン1つだけ
複数の機器が集約しているので、お家の外観がスッキリします。
- スマホで確認が可能
発電状況や蓄電池の残量などが分かります。
【画面のスクリーンショット】
なおこれらに加えて最近は、電気自動車を外部バッテリーとして使用できるオプション機器(EIBS7 from V)も発売されているようです。
一条工務店さんでもこのオプションが採用可能になっていて、電力大革命と呼んでいるみたいですね
価格について
一条工務店さんの場合、蓄電池と太陽光がセット販売なので、単品の価格は不明です。
しかしながら前回の一条工務店さんの太陽光で思う事の通り、蓄電池は恐らく52万円(税抜)だと思います
ところで楽天市場を覗いてみたところ、(同一商品ではないかも??ですが)蓄電池&パワコンで105万円(税抜)というのが見つかりました。
多分、電源切替BOXなどが別途必要ですし、工事費(3万円と記載がある…)も含まずでこの価格ですから、実際はもう少し必要と思われます。
ということは、一条工務店さんの場合、なぜか、市販品の半額です
値付がわけわからん異常な安さであることが分かります。
ちなみにかなり昔に一条工務店さんの坪単価は?の話で、太陽光&蓄電池は、「12.9×発電容量[kW]+53.1万円です」と書きましたが、今見ると惜しかったです。
53.1万円ではなく52万円だったみたいですね
補助金について
お金の話になりましたので、ついでに。
私の毎月の電気代報告の通り、蓄電池導入によるコスト削減効果は小さいです
その一方で蓄電池の導入コストは高すぎるので、経済的な面だけを見ると、まず導入しない方がお得です
ところが昨今は、公的な補助金が充実しているため、そういった面も加味してみてはと思います
例えば我が家の場合、
- かがわスマートハウス促進事業補助金
太陽光 5万円、蓄電池 6万円
- 高松市スマートハウス等普及促進補助金
太陽光&蓄電池 15万円
で合計26万円の補助金を頂きました
我が家は残念ながらHEMSを導入していないのでZEH住宅ではないのですが、ZEHであれば更に+20万円でした。
先に知っていれば絶対導入していたのですが・・・情弱は辛いです
ただし毎年条件も支給額も変わっていくので、積極的に情報収集できる人でないと、なかなか気がつけないのではという気がします。
なお東京都民さんなら、210万円/戸とかいう補助金もあるようですね。
素直に羨ましいです
おわりに
という事で、我が家で導入した蓄電池の仕様をご紹介しました。
同じ蓄電池を導入されることは無いかもしれませんが、今回ご紹介した特長は一つの検討材料になると考えています。
これらをポイントとして、ぜひ色々な蓄電池を比較されてみては?と思います。
あと価格に関してですが、普通は導入コストが見合わないので、災害対策をメインに導入するかどうか迷われるケースが多いのかなと思います。
このとき実は我が家の場合がそうなのですが、水道に関しては無対策なんですよね。
もしもの時に電気は使えるけど水は使えないとなりかねず、言わば片手落ちの状態になってしまっています
(とはいえ、エコキュートから水は出るし、妻がペットボトルを備蓄してくれているので、少しなら大丈夫)
結局、どこまでコストをかけるのかという話で、なんとも悩ましい問題だと思っています。
終わり。
いつも最後までお読みいただき、ありがとうございます!
そして、この話の続きはこちらです。