『熱狂的ファンのつくり方』を読みました。

星野リゾート代表の星野佳路さんの愛読書というのと

キャッチコピーに惹かれて手に取りました。

 

顧客を満足させるだけでは話にならない

顧客サービスの3段階にもいたく共感。

 

最初のステップが顧客ニーズの理解や分析ではないところ。

 

第一の秘訣:自分は何をしたいのかを決める

どんなサービスを理想として追求するかを決めるのは自分自身なんですよね。

 

第二の秘訣:顧客の望みを見極める

誠実で熱心な人ほど、すべての人のすべての要望に応えようとすることが多い。

しかし、そんなやり方はうまくいかない。

顧客にたずね、彼らが何を言うか、何を言わないか、

その両方に注意深く耳を傾けるのだ。

 

そうそう。

「問題ありません」「満足です」「沈黙」こそ、

その奥にある真の本音を考え仮説立てしないといけませんよね。

 

第三の秘訣:一歩先を提供する

ビジョンに1%足して提供する。サービスを提供する上で、

一番大事なのは一貫性、つまり100%実行することだ。

新しいことを始める時は、欲張ってサービスの範囲を広げ過ぎないことだ。

範囲を絞ることによって一貫性を保つことができる。

 

お客様のためと思って

あれもこれもと応えようとすることは

結果としてお役立ちにならない、ということですね。

 

 

普段、FeelWorksを経営するなかでも大切にしている

行動規範に確信をもてた良書でした。

 

 

 

 

 
 
 
 
 
 
 

 

 

 

すべては、日本の上司を元気にするために。

 

 

 

 

師事する故・近藤宣之(元日本レーザー代表取締役会長)

の『倒産寸前から25の修羅場を乗り切った社長の全ノウハウ 』

を読み返しました。

 

去年2025年11月5日にお別れの会に参列。

 

 

 

以降、忙しい師走に突入し、

ふっとひと息つけた正月にあらためて

近藤会長の魂の叫びを

一言一言を味わいながら。

 

経営者は何のために経営するのか。

上司は何のために部下をマネジメントするのか。

人は何のために働くのか。

 

顧客数の減少、売上の急減、契約解除、値引き要請、

原価の高騰、配当の重圧、人件費の膨張、融資の個人保証、利上げ、

株主・VCからのプレッシャー、資金ショート、不良債権、

売掛金の未回収、不良在庫、税金と社会保険料の重圧、

実体経済の肌感覚と見合わない株価高騰etc.

 

真面目に働き、真面目に経営していても

常に不安を掻き立てられ、恐怖を感じるのは

お金の問題ばかり。

 

だから、

いかに売上や粗利益、給与を上げるかを

経営や働く目的にしがちです。

 

しかし、決してそうではない。

 

経営の目的は、関わる人たちを守ること、

そして幸せにすること。

それは甘やかすというとこではなく、

世のため人のために働くことで

働きがいを感じ、成長の手ごたえを持てること。

自分で生きていく力を育むこと。

 

働く目的は、自ら働きがい感じ、

自ら成長の手ごたえを掴みにいくこと。

 

経営を続けるにも、働き続けるにも、

お金は必要だけど、あくまで必要条件であって

十分条件じゃない。

 

 

世界中でマネーゲーム、パワーゲームが

繰り広げられる現代だからこそ、

全員が自覚すべきではないでしょうか。

 

近藤会長、わかっていますよ。

次は僕たちが次世代に伝えていく番ですね。

全うしますので、お任せください。

 

 

10年前の2016年に対談して以来、折に触れ学ばせて頂きましたが、

あらためて僕の信念である「人を育て活かす上司力」に

強い執着心を固めることが出来ました。

 

 

これからも迷いや誘惑で心が乱れた時に

読み返したい一冊です。

 

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・1994年、四面楚歌の状態で

 社長に就任した私を待ち受けていたものは、

 不良債権、不良在庫、不良設備、不良人材の「4つの不良」

 

・1993年3月期と、2018年12月期の財務比較

 25年間で、売上が「3倍」、自己資本比率が「約10倍」、

 純資産が「約28倍」

 

・私を襲った数々の修羅場は、言い換えると、

 「お金の修羅場」でした

 

・1993年、日本レーザーは、倒産の危機に直面
 累積債務は、約1億8000万円・・・瀕死の状態

・債務超過に陥った根本的な要因は「7つ」

 ①海外経験に乏しく、最前線で陣頭指揮を取る
  リーダーが不在

 ②「本社重視、子会社軽視」の経営体質

 ③労務管理や人事管理・・・証券管理もずさん

 ④バブル崩壊によって顧客が減少、
  事務所開設などのコストがかさんだ

 ⑤業績悪化を外部環境のせいにして、対応が遅れた

 ⑥不良債権、不良在庫、不良設備、不良人材
  という「4つの不良」を抱えていた

 ⑦利益率や受注率が減少しているのに
  社内で数字の共有がなされず、社員の危機意識が薄かった

・1989年12月29日の「3万8915円」(市場最高値の日経平均株価)を
 ピークに、バブル経済が崩壊。日本レーザーの受注・売上も
 3年連続で減少し、1989年度の売り上げは16億円から10億円へと、
 実に3分の2にまで落ち込みました

・再建経営者の条件は、人事・労務の知識と経験、
 財務についての判断力、修羅場経験、
 最後に背水の陣で取り組む実行力を持つことが望ましい


・社員のヒアリングし、「4つの方針」

 ①現状認識

 ②社員にも責任

 ③雇用保証と辞める自由

 ④就業規則の改定は以降毎年実施


・「会社を絶対に赤字にしない」ために、
 「退職給付引当金」を計上したり、
 「逓増定期保険」へ加入したりして内部留保を厚くし、
 損益への影響を少なくしています
 
・M&Aによる独立は、親会社が
 日本電子から他の会社に変わるだけなので、意味がありません

・私は上場を目的にはしていません。
 上場すれば「お金にフォーカスした経営」をすることになります。
 利益を上げて株主に配当を出さなければ、上場企業としての責任を
 果たせないからです

 上場した場合、常に株式市場の動向を見なければならず、
 マネーゲームに陥ります。
 「高収益を上げ、時価評価を上げて高配当を出す」ことが目的になり、
 「人」がおろそかになりやすい。

 しかし、私が目指しているのは「人にフォーカスした経営」です。
 「生涯雇用を守り、社員の成長の場を提供する」のが私の目的であり、
 夢であり、志です。


・2007年に、日本レーザーは「MBO」でも「M&A」でも「IPO」でもなく、
 「MEBO」(マネジメント・アンド・エンプロイー・バイアウト)によって、
 日本電子からの独立を果たしました

・中小企業経営に個人保証はつきものだが、なるべく応じないことが大切。
 他人、他社の連帯保証人にもなってはいけない

・「経営者保証ガイドライン」を活用すれば、個人保証を外したり、
 個人保証なしでの借り入れが可能となったりするケースがある

・個人保証を外すには、「本業での利益増」に注力し、
 B/Sをキレイにする必要がある

・私は「赤字は犯罪」だと考えています。なぜなら、会社が赤字になれば、
 雇用不安を引き起こすからです。・・・
 雇用者をひとりでも多く確保するには、
 「会社を『黒字』にして、事業を存続させるしかない」のです。
 大事なのは、どんなに苦しいときでも「黒字」にすることです。


 「黒字にすること」と、「売上を伸ばす(粗利益額を増やす)」ことは、
 必ずしもイコールではありません。

 「会社を赤字にしない(黒字にする)ことが大切なのであって、
 売上や粗利益を増やすのは二の次です

 数字目標を掲げると、「数字を達成すること」「増収増益を目指すこと」が
 会社の目的になってしまいます。

 私が会社を経営する目的は、
 「社員を雇用し、働くことでしか得られない喜びを提供する」ことです。
 お金は、その目的を達成するための手段にすぎません。
 この目的と手段を間違う社長が多いので注意してください

・「最も利益が出る月」を「第一四半期」に入れよう

 多くの経常利益が得られる月を「年度末ではなく、年度のはじめ」
 にすることで、期末の売掛金を削減でき、キャッシュフローがよくなる

 3月末決算だと、3月末に得られる多くの利益に課税させるので、
 税金を支払うために資金繰りがタイトになる。
 決算期を変更することでその苦痛を妨げる

 最も利益が出る月を第一四半期に入れると、
 第一四半期の売上が悪かった場合、残りがまだ9か月もあるので、
 対策が立てられる

・「粗利益の3%を成果賞与として支給する」

 年間粗利益額が3000万円だった場合、粗利益額の3%は90万円
 この90万円を営業員と技術員で配分
 
・愚行を続けて会社の信用を著しく貶めた社員を
 雇用し続けるわけにはいきません

・株式会社ハピネス代表取締役の隆久昌子先生

 「ダメだ」と思うからダメになる
 大丈夫だと思えば大丈夫

 「人を恨めない、天も恨めないほどの
  理不尽な経験が人を成長させます。
 受け入れがたい苦難が降りかかってきたとき、
 自分の運命を呪わず、悲劇と思わず、
 『これも必然である。これも必要である。これも人生である』
 『この苦しみも、いずれ糧となる』
 と思えたとき、人は成長するのです」


・「ありえなしいレベル」の修羅場に直面しても、
 「ありえない」とは思わない。

 想定外の事態が起きても、
 「まだ、これだけの可能性が残っている」と真摯に受け止め、
 頭をフル回転させて、「自分にできることは何か」を考える。

 誰も恨まず、問題を自分の外側に置かず、
 「解決可能な問題」として、
 自分の内側に取り込んでいく・・・・。

 こうした「修羅場経験」を経験ながら、人は成長してきます。

・修羅場を救う「4つの言葉」

 ❶「ありがとうございます」(感謝)

 ❷「ごめんなさい」(懺悔)

 ❸「これでよろしいですか?」(戒律)

 ❹「どうぞよろしくお願いします」(帰命)
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すべては、日本の上司を元気にするために。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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image昨日2026年1月19日は、
前川孝雄のキャリア白熱教室でした。

15年目の第14講。

前回と今回の2回の授業は、

教え子学生一人ひとりが興味を抱く
業界や企業について、研究してきたレポートの発表。

それを受けた質疑と僕からの講評。

 

かわいい教え子たちの感想は、

 

「まだ興味のある業界も絞れてないので

みんなの発表を聞いて視野が広がりました」

 

「自分が気になる業界や企業以外にも

いろいろ発見もあってためになりました」etc.

 

僕からのまとめとして

ファーストキャリアを決める軸として

5つのキーワードに集約。

 

 

①マトリックス

業界はタテヨコナナメなど、交錯し合っている。

どういう軸で見るかが大切。

 

②ボーダレス

企業は繋がっていて、領域が重なったり拡がったり狭まったりもする。

業界の境目はあるようで無い。

 

 

③AX•DXのインパクト

ビジネスモデルや働き方についても、

どの業界でも破壊的なインパクトを及ぼしている。

 

④時間軸

いまの大企業か、みんなが働き盛りになる10年後20年後の大企業か。

未来は誰にもわからないので、自分がどういう意思決定をするか。

 

⑤変化対応

コンフォートゾーンにいたい人の保守意識を

暴力的な環境変化は待ってくれない。

安定したければ自ら変化し続けよう。  

 

学内にも就職にまつわる情報は溢れ、

ネットを見始めると、とめどもない情報洪水。

 

だから、最後の締め。

会社それぞれの価値観、社風、パーパス、ビジョン、理念、

それらの目的に照らして、事業や商品の変化について

沿革が証明しているかを調べてみよう。

それが自分の大切にしたい価値観やキャリアビジョンと合うかどうか。

 

何より、変わっていく自分を受け入れよう。

変化を恐れず楽しもう。

 

 

青山キャンパスは

夜になると冬の寒さが身にしみるようになってきました。

 

すべては、日本の上司を元気にするために。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

金融業界専門メディア・ニッキンさんでの連載

「働きがい改革で人を活かす」

 

 

その第4回が年始1/3に公開されています。

 

会員制サイトでしか読めないため、

既に会員になられている金融業界の皆さん、

またこれから会員になって読もうという方、

ぜひ以下からご覧くださいね。

 

   ▼   ▼   ▼

連載 働きがい改革で人を活かす

第4回 数字目標の管理徹底から、

お客さまへのお役立ち第一の職場に

 

 

すべては、日本の上司を元気にするために。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

SBIビジネス・ソリューションズさんが発行する

ビジネス誌『会社の知恵袋』さんでの連載第4回が

2026年1月号に掲載されました。

 

課長・リーダーのための

「現場の上司力」6つのステップ

 

第4回のタイトルは

【STEP④】小さなキャリアの階段づくりを

 

 

"急いては育成を仕損じる"。

とにかくスモールステップを意識することです。

具体的なノウハウをコンパクトに書いています。

 

ご関心ある方は、ぜひ「会社の知恵袋」をご覧くださいね。

 

すべては、日本の上司を元気にするために。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お知らせ。

 

来月2月10日。

鳥取県からご依頼があり、講演会開催が決定しました。

 

企業向けアンコンシャス・バイアス気づき促進セミナー
組織成果を最大化する上司力 

~アンコンシャス・バイアスの弊害に気づこう~

■テーマ
 「組織成果を最大化する上司力 

 ~アンコンシャス・バイアスの弊害に気づこう~」

■日時
 令和8年2月10日(火) 

 13時30分~15時 (13時開場)

■場所
 とりぎん文化会館第1会議室及びオンライン
   ※オンライン参加者にはオンラインURL等をメールでご連絡します。

■参加対象者
 鳥取県内企業・団体、行政等関係者など
 (内容は企業向けですが一般県民の方も参加可能です)

 

 

以下、鳥取県さんのWEBで申し込み受付が始まっています。

 

県のイベントなので、参加無料。

 

ご関心ある方はお申込みくださいね。

 

  ▼   ▼   ▼

企業向けアンコンシャス・バイアス気づき促進セミナー
組織成果を最大化する上司力

~アンコンシャス・バイアスの弊害に気づこう~

 

 

 

すべては、日本の上司を元気にするために。

 

 

 

 

 

 

 

 

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昨日はご招待いただき、

「経済界大賞」「経済界GoldenPitch2025」

表彰式に参加してきました。

 

 

戦後経済界のフィクサーと言われた佐藤正忠氏が

1964年に雑誌『経済界』を創刊し

この大賞も50回目だとか。

 

素晴らしいですね。

 

大賞はKDDIの高橋誠会長、

優秀経営者賞はU-NEXT HDの宇野康秀社長と

トリドールHDの粟田貴也社長、

特別賞は松屋の古屋毅彦社長。

 

ベンチャー経営者賞は

ミダスキャピタルの吉村英毅代表、

クラシルの堀江祐介社長、

Liberawareの閔弘圭社長。
 
ダイバーシティ賞は
LOIVEの前川彩香社長。
 
社会貢献賞は
ヘラルボニーの松田崇弥社長と松田文登副社長。
 
現代日本のビジネス界で躍進する
企業のトップが勢ぞろいで、
皆さんの受賞スピーチを直接聴けました。
 
皆さん、それぞれのビジョンを胸に
いい意味でギラギラした情熱がほとばしっていました。
とても有意義な時間を過ごせました。
 
とともに、
「人を大切に育て活かす社会創りへの貢献」に向け
「日本の上司を元気にする」ビジョンへの
僕たちFeelWorksはもっともっとドライブかけていかなければならない!
とカツを入れられた思い。
 
ソーシャルインパクト拡大に向けて
さらに創意工夫していくぞ!
 
すべては、日本の上司を元気にするために。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

金融業界専門メディア・ニッキンさんでの連載

「働きがい改革で人を活かす」

 

 

その第3回が昨年暮れの12/25に公開されています。

 

会員制サイトでしか読めないため、

既に会員になられている金融業界の皆さん、

またこれから会員になって読もうという方、

ぜひ以下からご覧くださいね。

 

   ▼   ▼   ▼

連載 働きがい改革で人を活かす

第3回 若手に成長実感をもたらす1on1ミーティングの秘訣

 

 

すべては、日本の上司を元気にするために。

 

 

 

 

 

 

 

 

2026年もゆるり動き始めましたね。

 

ということで、

毎回好評いただいている人事意見交換会

2026年最初のイベントの情報解禁♪

 

テーマは、

『役職定年後の活躍を人事はどう支援するか』

 

今回も双方向に意見交換できるよう、

人事の方少人数限定で1/29(木)にリアル開催します。

 

ご関心ある人事の皆さんは、

以下ホームページで詳細ご確認、お申込みくださいね。

 

   ▼   ▼   ▼

人事意見交換会 2026.1.29
『役職定年後の活躍を人事はどう支援するか』

 

 

 

すべては、日本の上司を元気にするために。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『週刊金融財政事情』さんで

FeelWorks19期のスローガンにもつながる

僕の強い思いを2025年12月16日号に4pにわたり寄稿しました。

 

題して

中間管理職「罰ゲーム」時代の人事戦略の要諦

~管理職の役割を再定義し、マネジメント業務に集中させよ~

 

 

一つのコラム扱いなのかと思っていたら

なんと一冊丸ごとの大特集

特集 敬遠される中間管理職

 

で、その巻頭言扱い。

 

もともと僕たちから提案した企画だけに、

とても光栄です。

 

僕たちFeelWorksが500社以上で

まさに中間管理職と呼ばれる課長層、部長層の皆さんに

「上司力®研修」シリーズを開講するなかで

感じている問題提議と解決の処方箋を綴っています。

 

日本中の金融機関の経営層の皆さんに

このメッセージが届き、現場管理職の皆さんが

マネジメント業務に集中できるようになり、

上司力を鍛錬することで、マネジメントの喜びが溢れることを願ってやみません。

 

 

 

すべては、日本の上司を元気にするために。