クールジャパン2( cool salamanders)
起
彼女はトカゲの口触り、彼女は群れない。
20年経って吐き捨てる言葉をオブラートで包む事を覚えたけど。
チロチロと動く舌で全ての関心は自分に寄せる。
彼女はトカゲの口触り・・・・・
承
あの佐藤愛子の言葉のとおり、
「トンネルを抜けると、雪国だった」なんて全くわくわくしない。
むしろ、「山椒魚は悲しんだ」の方に惹かれる。
井伏鱒二は大好きだ!

愛読書の一つ、短編集「山椒魚」なかでも「朽助のいる谷間」は
絶品と思われる。
みずみずしい色彩にあふれた世界に牧歌的ダンディズムが味わい深い!
タイトルの「山椒魚」は哲学的かつ斬新なストーリーが面白い。
最後の蛙の台詞が良い、「今でもべつにお前のことをおこってはいないんだ」
(嗚呼、我々も人生やら概念の岩屋に幽閉された鉱物なのか?)
転
日本の生きた山椒魚についてNationalGeographicが取り上げ
世界中で反響を呼んでいる。
これには俺もかなり驚いた「山椒魚ってこんなにデカくなるんだ!」
いまひとつ英語が理解できないけど、山椒魚って日本固有の生体なのか?
だとすればこれはかなりインパクトある。
動画後半では日本の治水事業について環境を考慮した
クールジャパン的に表現されている様だが・・・
最近、気になってんのがテレビ・新聞にでてくる「除染作業」
あれって結局、土・草木の表面を洗い流してるだけなのに、
あの作業で放射能が消えるみたいな錯覚を国民に植え付けている様で・・・
結局、地中深く入り込み小川に流れ込み朽助の谷(あれはダム事業の話です)や
山椒魚その他の生態系に影響し
やがて海へと押し流しているにすぎない!という事だ。
(東京新聞より)
山椒魚はクールだけど除染作業はクールじゃない。
結
彼女の口笛で踊る、彼女は悲しみのメロディー。
彼女はトカゲの口触り・・・・・
イサヲ
as usual
終戦の焼け野原、とある街かどに置かれたネズミ捕り。
囚われの身となったネズミを覗き込むと
彼の瞳にどこまでも続く青空が映っていて、
その瞳の青が今でも忘れられない。
と、おっしゃっていたのは野坂先生。
大島渚監督の訃報を聞いて野坂先生を連想した訳だ。
前回とはうって変わっての食の話。
「妹の事を考えると、いわゆるご馳走と言われる物は
食べません、勿論そういう席に呼ばれたりするけど
一切手をつけない」と語っていた先生。
今なおリハビリに励んでおられる様で、
あのまくしたてる様な饒舌がまた聞きたいのだが・・・
俺のガキの頃のメディアを賑わせていた人たち、
大島渚・野坂昭如・岡本太郎・伊丹十三等
独特の世界観を持ちそれらを曲げない頑固さがあり
なにより個性的で、ガキの俺に大人の凄さを植え付けた。
食の話にもどるが昨日の東京新聞。
中国のケンタッキーフライドチキンで使用の鶏肉が
「薬漬け鶏」のモノだった事が発覚、
これは短期間で食肉にするために成長促進剤や抗生物質等を
過剰投与し、そのため近づいたハエが毒死するほどのモノらしい。
その他にもガッターオイルや偽フカヒレ・農薬漬けの農産物等、
とにかく我が家では中国産の食べ物は避けているけど。
なにしろ、海産物では一位・農産物では米に次ぐ二位の順位で
中国産を日本は買っているらしい。
表示義務の無い加工商品で使用されているのは間違いなく、
その選別は難しい。
かの国の生産者に食材に対する畏怖の念や
仕事に対する自らを曲げないプライドを期待するのは
無理な事なのか。
life goes on・・・・as usual.
以前にも使った動画だけど再び見ても面白い!
イサヲ
クールジャパン

新春の候、時の移り変わりは速く。
まして、ネット時代の昨今、正月はいずこへ、
前回に引き続き少々雅な話題を。
故あって、普段見ないテレビの「料理の鉄人」を見た。
そこに道場六三郎氏が出演していて、
彼が以前ラジオで話していた事をいつか紹介しようと
企んでいたのを思いだした。
本来の日本料理(それは庶民とは無縁の)の姿は、
現在もある寿司屋(もちろん回らない)のカウンター席の
姿に近い。
座った客は料理人の仕事が一望できる。
清潔に整えられた板場に新鮮な魚なんぞが横たわり
研ぎ澄まされた大小様々な包丁により捌かれはじめる。
客は附け出しに箸を運びつ冷酒をちびちび・・・・
このスタイルこそ日本独特で大体諸外国において、
板場を客に見せるという事はまづ無い。
というより見せないのだという。
フランス料理なんかでは大きい魚なんかは
ノコギリ・ナタなんかを使い捌くというより、
解体という言葉がふさわしい仕事だという。
一方日本のそれは計算されつくした手順により
無駄な音をたてづ「サッサッ」と捌かれていく。
全ての料理がその様に見せ物としての意識を
もたされ順に客の前にもたらされる。
さらに料理人は包丁がまな板に当たる「音」も
意識して一定のリズムを刻むべく奏で、
ステップさえも「舞」を踊るがごとく踏むのだという。
客は出汁香る客席でそれらを観ながら酒を呑む。
そう、まさに一大エンターテイメント。
これを番組にしたのが「鉄人」、
カメラやコメント等を意識する事なくイイ気分で楽しめるのだ。
なんという贅沢なんだろう。
また、正月の様に朝から一杯やりたくなった。
動画は全く関係ないけど、
68歳の誕生日をむかえたRod。
このころの彼の歌が好き。
モノマネになってると言われつ・・・
イサヲ

