「ばら」…バラ色
「人生バラ色」と表現されることがあります。
これは喜びや愛に満ちた最高の人生を意味し、バラの華麗さからくるイメージを表現したものです。
では、「バラ色」とはどのような色を思い浮かべますか?
日本工業規格に定められたバラ色は紅色に近い色。
それよりも赤みを帯びたi色はローズ、やや青みを帯びた色はローズレッド、薄い赤みを帯びた紫はローズピンク、やや灰色を帯びたピンク色のオールドローズがあります。
これらは便宜的につけられたものですので実際に花がこの色というわけではないでしょうが、ピンク系の色が多いのは事実です。
その他にも様々な色がありますが、今までになかった色が2004年に発表されました。
その色は「青」
「人生が青いバラ色」と表現されたらどんな感じでしょう?
ピンク系の色に比べ躍動感はないものの、落ち着きと豊かさと深みのある人生ではないでしょうか。
あなたは何色の人生を送りたいですか?
バラの色に例えてイメージしてみるのもいいですね。
「ばら」…ローズガーデンへ
今の時期はローズガーデン、ローズフェスティバルと様々なところでバラの催しが開催されています。
バラには様々な種類があることに驚かれるでしょう。
毎年、多くの新品種が生み出され、数万種類のバラがあるといわれています。
花びらの形状、色、、大きさ、枝ぶりなど本当に様々です。
あなたが惹かれるバラがあったら、その名前を書きとめておきましょう。
多くのバラの中で、あなたの心が惹かれるものはきっと限られています。
今、心惹かれたバラが、次に心惹かれるとも限りません。
その時々の自分の心の持ちようで変わってくるのです。
多くの人のそんな思いがバラの開発に結びついているのでしょう。
そして、そのバラの特徴を調べてみるのも楽しいかもしれません。
原産国、そのバラの誕生した年から
香りの強弱、、虫や病気への強さ、開花期間が長い、日陰が好きとか、花の散り際
バラにも生き様があります。その人生をのぞいてみましょう。
調べていくうちに、自分が求めているものがそこに隠れていたりするものです。
さぁ、週末はローズガーデンに足を運んでみましょう。
「ばら」…バラの香り
ばらの魅力といったら、その香り。
大昔より、多くの人がその香りに魅了されてきました。
絶世の美女といわれるクレオパトラはバラを愛した女性として知られています。
毎日バラの花の風呂に入り、バラの香油をつけていたといわれています。
バラの香りにはホルモン分泌を調整したり、女性の不安な心を回復する力があります。
バラの香りは心身ともに女性を美しく導いてくれるのです。
さて、バラの精油はダマスクローズからとられており、精油1滴(0.05ml)には約100本分の香り成分が含まれています。バラの精油は高価ですので、買い求めるには少し勇気がいります。
そんな時はフローラルウオーターやドライハーブを購入してみましょう。
フローラルウオーターは化粧水としていただけます。携帯してお肌の乾燥予防にしたり、ルームスプレー代わりにいしてもいいでよね。
ドライハーブをハーブティーでいただいたり、お湯をはったボールに浮かべて芳香浴するだけでも香りの効果を得ることができます。
クレオパトラの時代も、まだ精油はなく、バラそのものを利用していました。
バラと向き合いその良さを知ることが、自分のを美さを引き出してくれる秘訣かもしれませんね。
バラが出回る時期、香りのよいバラを購入し、花びらを浮かべてみましょう
時代を超えて、クレオパトらの気持ちがわかるかもしれません

