「少しのゆとり」…ドクダミ
庭の日かげや、路地など少し湿った場所に目をやると、
白いかわいらしい花を咲かせているドクダミが目に入ります。
そのかわいらしさに花を摘もうとしても、独特のにおいに手を出せない方も多いのではないでしょうか。
花をつけている今の時期が薬効が高いといわれています。
「ドクダミ」は日本では昔から民間薬として利用されてきました。
生薬名では「十薬」
十の薬と書きますが、これは「十の効き目がある」ことからきています。
花を咲かせている時期に根を含めた全草を掘り取り、洗って日干しします。
利尿、むくみ、動脈硬化、高血圧には、お茶として飲用します。
生の葉は主にあせも、腫れ物、靴擦れなどに揉んで汁を使用します。
化粧水としての利用には、ウォッカ、ホワイトリカーなどに生の葉をひと月ほどつけ、取り出したものを薄め使用します。
一番簡単な使い方は、脱臭作用。
生の葉を冷蔵庫に入れたり、、トイレに花を飾ってもいいですね。
そんな、ほんの少しんゆとりがこころとからだを元気にします。
「十薬」といわれる「ドクダミ」、自分流の十の方法を見つけ出してみましょう!
衣替え
6月に入り衣替えの時期がきました。
田にも水が張られ、景色も衣替えです。
中学生、高校生の制服の淡い色目や、薄手の生地にを目にすると、さわやかな風が吹き抜けるようで
なんとも涼しげな気持ちになります。
今の時期は衣替えといえども「合服」を身につけている方も多いです。
また、和装では6月1日からのひと月は裏地のない「単衣」になります。
「合服」も「単衣」も着用する期間は非常に短いので、買い求める時には「必要なのだろうか?」と躊躇することもありますが、身に着けてみると心地がよく、必要性を感じます。
寒いとも、暑いともはっきりしない曖昧な時期だからこそ、その時期にふさわしい衣服を身にまとうことは、その季節をとても大切にしているということです。
暑い季節と寒い季節の間ともいえるこの時期
すべてにおいて”間”はとても大切なものです。
昨日までは冬用天気、今日からは夏用天気というものでもありません。
その間の移り変わりがあるからこそ、私たちは気持ちを整え、体も順応していくのです。
衣替えも時間と気持ちのゆとりがなくてはできません。
「衣替えだわ、入れ替えをしましょう」という思いがゆとりをうみだし、
「もう、タンスの中の入れ替えした?」という会話が人とのよい間(人間関係)を生み出すのです。
合理的に事が運ぶようになった世の中で、あえて間を意識しながら、豊かな時を過ごしたいものですね
「成長」…緑を着よう
周りの景色を見渡してみましょう、、鳥がさえずり、花の香りが漂ってきます、ハチは蜜を求め花と戯れています、青虫は美味しそうに葉をほおばっています。
生き物たちがイキイキと成長しています。
緑があるからこそ成せる景色
「緑色」は誰とでも協調できる和を生み出す色です。
私たちがふと周囲に目をやった時、植物の緑がこころをほぐしてくれるように
「緑色」はホッと安心できる居場所を提供してくれます。
自分の心にも、人の心にもそんな居場所があることが、心を育むのです。
今の時期、明るめの緑色を身に着けてみましょう!
木々が私たちに活力をくれるように
緑を身に着けることで、あなから多くの人に活力をプレゼントしてみましょう。
きっと、周りの人の表情が変わるはず!
そんな緑を身につけ、午前中に木々の多い場所を散歩してみましょう!
あなたには、木々たちがたくさんの活力をくれます。
雨上がりは特に効果的!
あなたがそこにいるだけでホッとできる、あなたはきっとそんな人


