「太陽とともに」…ローズマリー
常緑樹でどのような時期でも私たちの生活に寄り添ってくれる「ローズマリー」。
お料理にも使いやすく、自宅で育てていらっしゃる方も多いですよね。「若さを取り戻す」ハーブとしても知られています。
「ハンガリアンウォーター」という言葉を聞いたことがありますか?
ローズマリーを主成分にした化粧水で、こんな逸話があります。
ハンガリーのエリザベス女王がリューマチを患い、ローズマリーの入った液体を使用していました。
リュウマチは改善し、それと同時に得られたのが若さと美しさ。
77歳の時に20代の男性からプロポーズされたそうです。
その液体がハンガリアンウォーターなのです。
これはローズマリーの「抗酸化作用」によるものです。その当時は薬、飲料、化粧水の区分ははっきりしておらず、薬として用いたものが美容に働きかけ、老化を防いだのですね。
ハンガリアンウォーターは作り方も簡単ですので、是非、手作りしてみてください。
ローズマリーを摘み取って、ウォッカに2週間ほどつけます、この際、ローズマリーがウオッカに完全に浸るようにしましょう。2週間たったらガーゼでこしてローズマリーは取り出し、遮光瓶にうつしかえます。これがチンキといい1年ほど保存できます。チンキ5mlに精製水を45ml加えればハンガリアンウォーターの出来上がり、冷蔵庫保存し、2週間ほどで使い切りましょう。精油を加え、オリジナリティーをだしてもいいですね。
紫外線に負けないお肌つくりをしていきましょう!
太陽とともに
小暑を迎え、暦の上では夏本番
太陽の光がさんさんと降り注ぐ季節になってきました。
朝、太陽の光を浴びると私たちの体は覚醒し、夜になると眠くなります。これは当たり前のことのように感じますが、太陽の光がないとリズムは狂ってしまいます。私たちは太陽の下で生活をしていますので、生活リズムを太陽に合わせると心身ともに健康的になります。そして、太陽の光を浴びましょう。
しかし、気になるのが「紫外線」
紫外線は太陽光線の中で、最も波長の短いものです。太陽の光にはビタミンDの生成や殺菌などの有益な作用がありますが、日焼け、シミなどをつくり、細胞を傷つけ、老化を促し、皮膚炎や皮膚がんの原因になる有害な作用もあります。紫外線量は7、8月が最も多くなります。また曇りや雨の日は油断しがちですが、曇りの日は快晴の日の50~60%、雨の日でも30%が降り注いでいます。
私たちは紫外線を避けるために、屋内に移動したり、日傘をさしたりすることができますが、植物は動くことができないため、紫外線に打ち勝つ成分を自ら作り出しています。それらは「抗酸化作用」といわれる働きをもつものです。
私たちがそれらを体内に取り入れますと「がん予防」「老化防止」「生活習慣病予防」などに働きかけてくれます。紫外線が多くなる時期の植物や、紫外線の多い地域の植物ほど「抗酸化作用」高いといわれています。
そんな、植物の有効成分を利用して、太陽と共に健康的な生活をしていきましょう!
七夕…願い事
今日は七夕
短冊に願い事はもう書きましたか?
あなたの今の願い事は何でしょう?
たくさん願い事がある人も、たった一つだけの願い事がある人も
皆それぞれですね。
願い事をかなえるのは、短冊に書くことのできる程度の長さで具体的に箇条書きをします。書きとめることは、心にとどめること、意識することにつながっていきます。自分の中で夢を叶えることのできる道筋ができてくるのです。
また、それを人に伝えることでより叶いやすくなります。
そういった意味でも笹に飾り、ほかの人の目がふれるということは意味があることなのでしょう。
七夕の日は自分の願いを短冊にしたため、夜空を見上げましょう。
天の川が今のあなたと未来のあなたをつなげてくれています。
天の川は小さな星たちの集まり。あなたの小さな行動の積み重ねが未来に結びついていくのです。そして、その川は、今があるからこそ願いがかなうあなたが未来にいることを教えてくれているでしょう。
短冊に書いたらそれは流してしまいましょう。ちゃんとあなたの心に留まっているから大丈夫。もう、あなたは願いに向かって歩き始めているのですよ。
