「太陽とともに」…夏のおもてなしアロマテラピー

汗ばむ季節になり、汗のにおいも気になりますね。

そんな時こそアロマテラピーがお勧め。ちょっとした心使いが居心地の良さを生み出します。

人をお招きする時、スリッパに香りを漂わせてみたり、香りつきのおしぼりを出してみましょう。

今の時期には新緑の香りがお勧めです。暑い夏は森林の木陰に行きたいもの。香りでそんな空間を作り出してみましょう。サイプレス、パイン、ヒノキ、ヒバなどの樹木系の香りにペパーミントをブレンドすると、実際の温度よりも体感温度を低く感じさせ、避暑地を感じることができるかもしれません。香りと同時に、ミントや木の葉などの緑を添えるひと工夫でそこからの会話も始まります。

なんでも、ほんの少しのことがきっかけ、自然に目を向け、自分が心地よいと感じる空間を演出してみましょう。

「太陽とともに」…白を着る

この時期に身に着けたい色は「白」

夏には白が良く似合うのは涼しさを感じることと、空に浮かぶ入道雲を感じさせる色だからでしょう。

白はすべての光を反射しており、同時に熱もはね返していますので、実際、涼しい色なのです。

夏の太陽は日差しが強く、まぶしさから街全体が白っぽく目に映ります。それと同化するのが白を身に着けること。

暑い夏は人ともあまり接触したくないものです、白はいさぎよさ、軽やかさを感じさせるため、そんな気持ちをぬぐいさってくれます。特に下半身に白を持ってきますと、より軽やかさを演出できます。

色彩心理では、多くの可能性を感じさせる色です、今までの自分の枠を取り外し、どんなことにも可能性を見出し、挑戦していくことを後押ししてくれます。

なかなか新しい試みができないと思っていらっしゃる方は、白を主役に、今まで身に着けたことのない色を合わせてみましょう。やってみると意外となんでもしっくりくることがお分かりになるでしょう。

あなたはすべての色を身に着けていて、なんでも使いこなすことができる！

白はそうメッセージを送ってくれているのです。

「太陽とともに」…ローズヒップ

ハーブティーで「美肌にいい」と女性に人気がある「ローズヒップ」、これはローズヒップに含まれるビタミンＣによるものです。ローズヒップはドックローズと呼ばれるばらの果実になります。これには「ビタミンＣ」がレモンの２０倍以上も含まれており「ビタミンＣの爆弾」といわれています。また、トマトに含まれる赤色色素「リコピン」も豊富に含んでいます。これらは共に「抗酸化作用」に優れ体内に発生した過剰な活性酸素を除去する働きがあります。

活性酸素の増加は肌の主成分であるヒアルロン酸、コラーゲンなどを生成する力を弱めてしまい、しわ、たるみに結びついていきます。それを取り除いてくれるわけですね。

また、ビタミンＣはコラーゲン生成を促進する作用もありますので、肌に潤いを与えてくれるわけですね。

ハーブティーでいただきますと水溶性の成分しか体内に入りませんの、せっかくのリコピンやビタミンＥがとれていないのです。丸ごと摂取するのがお勧めです！ハーブティーとして飲んだら、ローズヒップの実まで食べるようにしましょう、食べづらい場合はヨーグルトに加えたり、はちみつに絡ませたりするといいですよ。

美肌だけでなく、免疫力高めたり、精神を安定させたりします。とても小さい実ですが、大きな力を持っています。

そんな力をまるごと自分の中に取り込んで、バラのように美しくなりましょう！