夏休み…エノコログサ
道端を歩くと様々な草たちの姿、ついつい手に取って遊びたくなります。
中でも気になってしまうのが「エノコログサ」
ネコジャラシの名で知られていますね。
エノコログサの語源は犬こっろ草、花穂が犬の尾に似ているからこの名前が付けられたのこと。
子犬や子猫の愛らしさがこの草には感じることができ、昔から人々に愛されてきたのでしょう。
若い花穂の柔らかな緑色と、ふわふわとした形状が愛嬌があり、人を引き付けるのでしょう。
穂先をおままごとにもできますし、穂先を肌にあてて遊んだり、実際にネコジャラシとしたり
草と一緒に楽しむことができますので、犬や猫と同じ存在なのかもしれません。
花瓶にいけてみますと、徐々にドライフラワー化し、触ると種をこぼすのもよく分かります。
その姿をみて、頑張っているねと思えるのは、やはりこの愛らしい姿からでしょうね。
また、「エノコログサ」をみると「食べれるかしら?」と思われる方はいらっしゃいますか?
アワの原種となりますので、アワのイメージからそのように感じるのかもしれませんね。
お部屋に飾ってみてください、きっとさわやかな風を呼び寄せてくれますよ。
夏休み…すいか
夏休みのおやつというと「すいか」
大きなスイカを抱えたり、スイカ割したり
大人にとっては単なる重いものでも、子どもは遊びに変えていきます。
スイカを半分にして、中身を食べてみたいと思うのは
誰もが一度描くことでしょう。
しかし、そんなことをしたらたちまちお腹を壊してしまいますので、なかなか実行はさせてもらえませんね。
すいかは90パーセントが水分ですがその他には「赤色」色素でもある「リコピン」「βカロテン」
カリウムが含まれています。
注目したい成分は「シトルリン」、この成分は日本のスイカから1930年に発見された成分。
「シトルリン」は血流を改善したり、アンモニアを解毒化し尿素に変換させて排泄するよう働きかけます。
これらの成分を効率的に摂取するには、「スイカ糖」がお勧め。スイカの果実を煮詰めて
自宅で作ることができます。スイカ一玉から100g程度しか作ることができませんが、スイカがたくさん手に入った時に作ってみてください。
また、スイカの皮部分にはシトルリンが果実の倍含まれていますので漬物などにしてみましょう。
種にもカリウム、リノール酸などの成分が含まれていますので煎っておやつにするのもいいかもしれません。
夏の大きな恵みを有効的に体に取り入れていきましょう。


