「生きるていること」…終戦記念日

私たちが生きていく中で「戦い」といわれるものは様々な所で起こっています。

細菌やウィルスが体内に侵入した際に、体内で起こる戦いから、世界のどこかで今も起こっている戦い。

もし、今あなたが戦っているとしたらそれは何に対してでしょうか？なぜ戦うのでしょうか？

本来「戦う」ことは生き抜くための手段です。戦うことはエネルギーを大変消耗します。

あなたの戦う目的が生きるための手段というなら、それは避けられないかもしれません。エネルギーを費やしてでも戦う必要があるでしょう。しかし、目的が漠然としている「戦い」であれば、勇気を出していったん休止したらどうでしょうか？見せかけの「戦い」に振りまわれ、いらぬエネルギーを使い、本来やるべきことが見えていないかもしれません。

戦う相手というのは、意外と身近にいる自分自身かもしれませんよ。

「生きていること」…お盆

今はこの世にいない家族に言葉をかけることができたなら

あなたは誰にどのような言葉がけをしますか？

お互いに生きている間は我がぶつかり、自分の思いをまっすぐにはなかなか伝えることができないもの。

その存在を失くしたとき、感謝の気持ちがあふれてきます。

美味しいものを口にした時、それを食べさせてあげたいと思ったり

美しい景色を見た時の感動を分かち合いと思ったり

それが叶わないことに、自分の気持ちだけが置き去りになってしまいます。

お盆は亡くなった先祖の霊を迎え供養する時

亡くなった家族との距離が縮まり、置き去りになった、日ごろの思いが叶う気がします。

お盆という日があるからこそ、私たちは癒され生きていく力がわいてくるのかもしれません。

先祖の言葉なき励ましをうけ、生きていることに感謝しましょう。

そして、今共に生きている家族に、自分の思いを伝えていきましょう。

「生きていること」…ほおずき

お盆に欠かせない植物「ほおずき」

ほおずきはお盆にご先祖様の魂を導く自然界の提灯です。

ほおずきをみると幼い時にほおずきで遊んだ記憶がよみがえります。

ほおずきの実が柔らかくなるまでよくもんで、中身を取り出し、口に含んで鳴らします。

中身を取り出すまでが根気のいる作業、途中で敗れてしまったり、音が出なかったりと、なかなか上手くいかないながらも、あれやこれやと話しながら、その過程が楽しいものです。

また、ほおずきは薬用として知られ、咳、解熱、利尿、むくみに用います。ほおずき市が開催されるのは、家庭の常備薬として育てていた名残なのです。

今では食用のほおずきも栽培されています。ほおずきはナス科の植物ですのでトマトに似た味わいでビタミンが豊富に含まれています。

愛らしい姿をしたほおずきを飾り、先祖を迎える準備をしましょう。