七五三
11月15日、今日は七五三
小さな子ども達の姿を見るだけで、大人は幸福感を得るものです。
そんなところからも7歳までは「神のうち」といわれる由縁かもしれません。
幼いうちは日々の成長が著しいものです、
毎日の変化に心を躍らせたり、不安になったり、ようやく落ち着いてくるのが3歳頃、
周りの子どもたちとの関わりが増え、子ども社会の中に仲間入りする5歳、
小学校入学を迎え、知識を学び始める7歳、
「七五三」は子どもの成長のお祝いとともに、養育者である親としての区切りといってもいいかもしれません。親子一体の状態から、区切りごとに一緒に過ごす時間が少なくなっていく。子どもは社会性を身につけ外交的になり、親も親でありながら社会の一員としての自分を築きあげていく。
この7年間はその基礎を築く月日でもあります。
私たちの人間関係の基礎はここで育まれているのです。
社会に出て複雑な人間関係で戸惑うことも多いでしょう
そんな時は幼いころの記憶をたどってみると、人間関係のヒントが隠されているものです。
あなたが無事ここまでこれたのは、この7年間があったからなのです。
行く先に迷ったら、過去の自分に出会ってみましょう。
「実り」…実りの香り
実は大地に根を生やし、大木になる源です。植物の実は様々な形で私たちの体に取り入れることができます。その一つにアロマテラピーでの利用法があります。
実や種子からとられた精油は力強く、元気を取り戻させてくれます。
それらは私たちの食生活の中でスパイスとして用いられているものが多いです。
昔から貴重なスパイスとして扱われてきた「コリアンダー」は、無気力な心に活力を与えてくれます。
チャイに使用させる「カルダモン」は弱った心を温め、疲労を回復します。
香辛料として料理に不可欠な「ブラックペッパー」は心に刺激を与え、ふさいでいた感情をよみがえらせてくれます。
そしていずれも、地に足がついた感覚をよみがえらせてくれるのです。
また、肉体に対しては、体を温めてくれ、これからの季節の強い味方になります。
ただ、刺激が強いものが多いので使用するときには注意しましょう。
心と体に温かく働きかえる精油を取り入れ、人に温かくできるあなたになりましょう。
「実り」…オレンジと緑
「オレンジ色」と「緑色」の組み合わせは「実り」を表します。
ちょうど今の時期に目にする柿の木
そして、これから目にするみかん畑の色
これらの色合いから、そのように感じるのです。
オレンジ色は「幸福感」を、緑色は「広く平等に」といった意味合いを持ち、
この2色の組み合わせは「多くの生物に平等に幸せがもたらされる」を意味します。
「桃栗3年柿8年」という諺があるように、多くのものに幸福感を与えることができるようになるには、それだけの日数が必要となります。
そんな目的を先にあげてしまうと、なかなか達成できずあきらめてしまいがちです。
「早く芽を出せ柿の種」と昔話「さるかに合戦」で蟹が言葉がけしたように、小さな欲求を持って、それを徐々に達成していくことが多くの人の幸せに結びついていくのです。
大きな幸せは小さな幸せ探し
「オレンジ色」と「緑色」はそんなメッセージを送ってくれているのです。

